官僚批判

  • [著]寺脇 研

カテゴリ:
単行本 (255頁)
ISBN:
4062138859
発売元:
講談社 (2008/04/18)
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118,303 位
評価: 3.5
2008
07/27
Sun

それなりに面白い文教官僚の自叙伝

75.0% (3 / 4)
[No.3] posted by 海援隊

ご自身で「成功でもなく失敗でもないキャリア」と言っているが、局長手前の審議官級で退官というのは傍目からの評価ではまさにそのとおりだろう。本書は、寺脇さんの30年の役人生活を若かりし日から退官までを辿った自叙伝である。題名とは裏腹に、どぎつい霞が関批判というものはなく、どちらかというと、サラリーマン化している官僚一般を憂えている。若干自己弁護的な記述が鼻につく(自叙伝はそういうものだろう)が、一人の文教官僚のキャリアを俯瞰できるという点は面白く、官僚に関する問題意識については共感できるので、面白く一読させてもらった。

2008
05/09
Fri

ある文部官僚の軌跡

26.7% (4 / 15)
[No.2] posted by 念仏の鉄

 書名は官僚批判であるが,内容の多くは著者の文部官僚としての軌跡であり,なかなか興味深い。
 様々な文教政策に関することが書かれており,自己陶酔的な部分が鼻につくが,ゆとり教育や生涯学習についての思い入れの深さは堂々としておりある意味潔くもある。ただ,文中で自己分析しているように,組織の論理を優先する官界にあっては,稟議や根回しに注意せず自己の理想を重視するあまり,遂には降格,勧奨退職の憂き目に会ってしまうのは何ともやりきれないところである。
 これから官僚を目指す人たちには,官僚の世界を紹介するには良い本かもしれない。

2008
05/06
Tue

醜い自己弁護の羅列

67.7% (21 / 31)
[No.1] posted by 渋谷太郎

教育敗戦を招いた張本人が、行政の場を離れてからも延々と自己弁護を続けている。
結局、官僚というしごとを、国にささげるというよりも自己実現の場所と勘違いしただけなのだろう。

国策を誤った人間が人としてとるべき道は、弁明を垂れ流すのではなく、沈黙するのみである。


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