大変化

  • [著]伊藤 元重

カテゴリ:
単行本 (286頁)
ISBN:
4062140152
発売元:
講談社 (2008/01/11)
価格:
¥ 1,575 (税込)
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186,557 位
評価: 3.5
2008
06/25
Wed

安心して読める議論

0.0% (0 / 2)
[No.3] posted by tishbite

とても刺激的というわけではないが
落ち着いた議論で安心して読める内容である。

高い技術力を背景とした工業製品は
日本にとってこれまでもこれからも極めて重要であるけれども
それ以外が総崩れでは意味が無い。
中でも避けて通れないからといって先送りされるばかりの農政は
負のスパイラルに陥るばかりの最悪最大の問題だろう。

弱者救済の美名の下に弱者を囲い込み
さらに弱者を増産して、それを選挙の票にすりかえる。
それが日本の<民主的>な「政治手法」である。
そこに資源を元手にバラマキを繰り返す新興国の政治との本質的な違いはない。

垣根を取り払わなければならない時に
敷居を高くする事に腐心して「守り」に入る行政。
移民問題にしろFTA問題にしろ
これは鎖国というより国民を軟禁するに等しい行為ではないのだろうか?
日本人はそこまでしてもらわなければならないくらいの未熟な弱者なのだろうか?

2008
06/18
Wed

非常に示唆に富んだ本です

[No.2] posted by 進也

 著者の立場上、世界的なビジネスの潮流に触れ、現在が大きな
変化の時代であることを、あらためて実感を伴って、認識させて
くれる。

 また、その変化の時代にあたり、日本の課題をいかにすべきか、
示唆を与えてくれる。例えば、高齢者問題では、まず、この数十
年では、高齢者化を防ぐことはできず、それを受容れて対策を考
えるべき、と認識を改めさせてくれる。確かに、結婚や出生の比
率向上の有効な対策を採ったとしても、高齢化の潮流を変えるに
は、数年で出来るわけはないのである。

 こういった視点の変化というか確認と共に、著者の提言が記載
されている。もちろん、全てに完全な回答が記載されているわけ
ではないが、一人一人が考えるための十分なヒントは与えてくれ
ている。ただ、「問題だ」と右往左往するのでなく、本気で自分
自身で考える契機にしてほしい。

 「今、読むべき本」である。

2008
02/16
Sat

もう少し掘り下げてほしかった・・・

50.0% (4 / 8)
[No.1] posted by andy23

タイトルの示すように、現在我々は大変化の波にもまれていることは、皆さんも実感されていると思います。この本は、この大変化がもたらす危機とチャンスについて書かれており、様々な問題提起がされています。しかしながら筆者の「提言」というところまでは至っていないのが少々残念です。こういう現象が起こっている、例えばこんな事例がある、だからこういう危機やチャンスがある、で終わってしまっています。もう一歩踏み込んで、したがって筆者はこういうアイデアを提言する、まで書いてほしかったと思います。


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