言い寄る

  • [著]田辺 聖子
  • [編集]大久保 伸子

カテゴリ:
単行本 (348頁)
ISBN:
4062140934
発売元:
講談社 (2007/06/16)
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¥ 1,575 (税込)
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47,825 位
評価: 4.5
2008
12/20
Sat

一気に読みました。

[No.8] posted by プリン

女性セブンか何かで漫画の連載になっていて
面白いなあ。続き早く読みたい!って思い
原作のこちらを読みました。
昔も今も全く変わらないんですね。
男の人の心理とか、好きな人に対する
女の人の心理とか、、、
一気に読んでしまいました。
平成に書かれたと言われても
不思議でないです。

2008
08/06
Wed

ずっと持っていて、ときどき読み返したくなるかも

100.0% (1 / 1)
[No.7] posted by kei

3部作通して一気読みでした。
手にとったのは、装丁がかわいいなっていう不純な動機で。
しぼしぼした紙もとてもいいし、
硬い表紙じゃなくてなじみがいい感じもとても好き。
昔のハンカチなんですってね。かわいい。
恋愛小説ってあまり好きじゃないけど、
もうこのヒロインには感情移入しまくりです。
こんなふうに生きたいです。

2008
04/15
Tue

30年前の作品とは思えない

100.0% (1 / 1)
[No.6] posted by hrk

L25に紹介されていたところを、探して購入しました。
復刻版とは知らず読んだのですけれど、現代と全くずれていない。
田辺聖子、すごいです。
吾郎への愛情、剛への対応、それぞれの想い、どれをとっても深くうなずき、一気に読み終えました。
読み終わった後、ひとつため息と ほろっ 。と感慨にふける。
どの恋愛マニュアル本よりも、むしろ一番心に納得感を得た一冊。

2008
02/28
Thu

異種格闘技

100.0% (2 / 2)
[No.5] posted by ゆびあん水

鴨居まさねの田辺聖子シリーズがすきなので、
本屋で見かけていつも読みたいなあーと思っていたが
L25に紹介されていて装丁が超乙女だったので、さらに読みたくなった。

好きな男に言い寄ることができない
という表題だけど、読み終わると、「言い寄る」難しさは、競技の違いという感じがした。


恋愛って、相手を見てるんじゃなくて、
二人で、同じ玉を転がすテニスのラリーみたいなもんか?
という感じ。

主人公の乃里子はテニスプレーヤーなのに
言い寄りたい相手に格闘技を挑んでしまうんですわな。

世界観が違う同士がどう互いをすり合わせるか。
そういう差異を描けるのは、鴨居まさねも得意だし
関西の人は、得意なんかもしれないね。
会話はしつこくない関西弁で粋な感じです。

2007
10/14
Sun

秀逸の三部作

100.0% (5 / 5)
[No.4] posted by yukayokohama

田辺聖子作品はほとんど読破していますが、中でも印象に残る作品で
時間をおいて何度も読み返しています。
この作品の後編として「私的生活」「苺をつぶしながら」と続きます。
いずれも終始、関西弁ですがアンチ関西の人も是非読んでほしいです。

主人公の女性は決して若過ぎず、かといって中年にはまだ早い。
仕事も充実させつつ、もちろん男も欲しい。
どうしようもなく好きで手に入れたい男と、好いてくれる男。
ロマンチック過ぎず、現実にころがっていそうな面々が魅力的。
会話のテンポと男女のかけひきを楽しめる作品です。

2007
09/09
Sun

なかなかええやないの〜?

100.0% (1 / 1)
[No.3] posted by xyzone

40代の女性に薦められて、衝動的に買ってしまった。『行間が面白いよ!何度も読み返したわ、、、』とのことでかなり期待してページをめくった。すぐ読めます。
この小説が書かれた時代は、今と違って【クリスマスケーキ】っつって、女性は24歳すぎると価値が下がる=ハイミスという価値観であったらしい。そんな時代に、20代、30代の女性に支持された小説なのだ。
色恋沙汰が面白いほど次から次へと起こるという展開で、恋愛のエッセンスが詰まっている感じだ。ずいぶん昔の話なのに、今読んでみても色あせてない。いろんな男性が出てきて、すごく主人公の心の動きが勉強になる。自分や周りと重ね合わせてみたり。せちがらい現代についつい余裕がなくなる今日この頃だが、様々な恋に挑戦したくなる。
意外に面白かったのが、ユーモアあるセリフの掛け合い。思わず笑える笑える!関西弁にもいろいろあるんだなってのは初めて知った事。つい現実生活においてもエセ関西弁をしゃべりたくなるほど、魅了された。
『私的生活』も続けざまに購入。まだこちらは読み始めたばかりだが、ワクワクしている自分がいる。

2007
08/28
Tue

世界観変わるよ。

100.0% (10 / 10)
[No.2] posted by freading

 田辺聖子氏の小説を読むのは始めてだったが、昔に書かれたとは思えないほど新しく感じる文章の描き方。主人公の意識のうちと科白の隔たりのなさや気分の移り変わり。自分の意識と寸分違わずするすると読めてしまう。そして完全に魅せられ、夢中になってしまった。
 これは3部作のはじめの物語。主人公と五郎の関係が主題となっているとみて読んでいたが、私にははじめから主人公と剛の恋物語であり、しかも女たらしである剛の主人公を想う痛々しい気持がリアルに伝わってくる。そしてただの「結局1人でいい」というありがちなラストに納まらず、読後は私自身にもともとあった絶望感の底が少しずつ浮いていくようで世界観が変わったよう。それは話の内容そのものもあるし、この方の世界のスケッチの仕方のせいでもある。この小説を通して見える世界そのものに、私は恋をした。今世界や人間関係(特に異性関係)がつまらない、と感じている人に、絶対お勧め!

2007
08/12
Sun

気持ちわかる

100.0% (13 / 13)
[No.1] posted by にょろにょろ

ずっと探していたこの本が、復刻版で出ました!

シリーズの2部作以降(私的生活、苺をつぶしながら)は先に読んでいて、
こうなったきっかけは何だったのだろう、と
5年以上気になっていたのでした。

30年前も今も女性の気持ち、とか、男女の問題とか、
なんら変わらないのだなあ、と驚くとともに、
「そうそう、わかる」「そういうことある!」と
深くうなずきつつ読み終わりました。

最後は、「こうなっちゃう気持ちもわかる」と思いつつ、
2作目に続く流れに、ちょっと涙してしまいました。

折角復刻したので、2冊目、3冊目もハードカバー版も買います。

ところで、本著を手にしたら、カバーをはずして観察してみてほしい。
凝った装丁なのです。


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