- [著]石田 衣良 他
- カテゴリ:
- 単行本 (206頁)
- ISBN:
- 4062144654
- 発売元:
- 講談社 (2007/12/18)
- 価格:
- ¥ 1,470 (税込)
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次はどんなウソかなぁ〜☆
短編小説は苦手なのですが、楽しく読めました。
ウソには色んな種類、色んな場面のウソがありますね〜。悪意あるウソは出てこないので
次はどんなウソかな〜と楽しみに読めました。
吉田篤弘「イヤリング」ニヤリ…。
日向蓬「去勢」残酷ぅ〜(そこが良かった、笑)。
甘糟りり子さんの文章の中に「脇に汗をかかないように、皮膚科で汗止めの注射を
してもらってる」っていうのが出てきたけど、そんなのあるんだ〜??と思いました。
ちょっと物足りないけれど
直木賞受賞作家を含む人気作家がかく『うそ』の12編。
好きな作家が多くかなり期待して読み始めたので、物語が短すぎてちょっと物足りませんでした。
が、そこは力のある作家ばかりなので、うそにまつわる人間のずるさ・優しさ・悲しさなど、
心の奥がきっちり描かれています。
新しい作家の作品に挑戦するのには、読みやすいのでお薦めです。
吉田篤弘『イヤリング』、山本幸久『舌のさきで』、橋本紡『雨、やみて』、
大島真寿美『母の恋』、甘糟りり子『赤と透明』が好きな作品です。
ウェブサイト Timebook Town 2006年8月〜2007年7月連載
圧巻
物語には嘘は付き物かもしれませんが、
12人の作家による嘘をテーマにした本書はまさに圧巻。
嘘ひとつをとってみても、優しい嘘もあれば悲しい嘘もある。
様々な嘘があり、嘘がこれほどまでの楽しめるものだとは思っても見ませんでした。
うそ、ついたことあります。
12人の作家によるアンソロジー。「うそ」もこれだけ並べられると
読みごたえがあって、嘘か真かごっちゃになって楽しいものだ。
表紙カバー、見返し、中表紙ともに同じデザインイラストが用いられていて、
ちょっとこれはしつこいかなという印象。
ねじくれ曲がったストライプは、現実の歪みとか嘘をついた、つかれたという
心の歪曲なんかを象徴しているのだろうけれど……。
さまざまな嘘のあいだに透けてみえる心の揺らぎが、悲しかったり、
腹立たしかったり、ぎょっとしたり、各の作品のテイストがお互いを
引き立てあっていて、するすると読んだ。
石田衣良、谷村志穂、井上荒野、甘糟りり子などの各氏は、ぐっとリアル寄りの作品。
大道珠貴さんのすっとぼけた味わい。神崎京介さんは、嘘のいやらしさを
余すところなく。
他に、吉田篤弘、日向蓬、山本幸久、山之口洋、橋本紡、大島真寿美さんの作品。
吉田さんの「イヤリング」は、あたたかでキュートな作品。
