- [著]山崎 武司
- カテゴリ:
- 単行本 (186頁)
- ISBN:
- 4062145332
- 発売元:
- 講談社 (2008/02/27)
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- ¥ 1,470 (税込)
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考え方を変える
山崎選手は一度戦力外通告を受けて、引退を覚悟しました。
楽天に誘われてもう一度野球ができることになったことは、かなりうれしかったのだと思います。
若かった頃の傲慢なところが、無くなり田尾 野村両監督のアドバイスを素直に受けて 打撃改造や
配球の読みをするようにかわっていきました。
楽天に対しての思い入れが強く伝わってきます。
レイズが11年目でリーグ優勝しましたが 楽天も優勝に向けて頑張ってもらいたいです。
本は良し、武司はもう一歩
見たまんまの剛直な男、山崎。野球に絶望しかけながら、田尾、野村の下でフォームと意識を変えて再生していく。
本書の良さは、何と言っても著者の率直なもの言い。中日・オリックスの2監督の下でのどん底期、チームの後輩への辛口の評価など、なかなか刺激的だ。和田投手が打たれた後に記者を通じて質問してきた話など、敵同士でも意外とコミュニケーションを取っていることなども興味深かった。
山崎が野村監督から受けたアドバイスもいくつか書かれているが、具体的で分かりやすい。2人の関係を見ると、分かるように伝えることと、聞く耳を持つことの難しさ、大事さを思わずにはいられない。
山田との冷えきった関係は、かつての鶴岡と野村を思わせる。山崎は将来指導者となることに意欲十分と見えるが、そのためには寛大さも身につけて欲しい。
監督・コーチと選手を上司と部下に喩えているのは気に入らない。山崎自身が直面した様々なトラブルも、監督・コーチが自分は上司だと思っていることによるのではないか。監督 (manager) の最大の仕事は、選手の力を引き出すように工夫することであるはずだ。
読みやすい
平易な文章で読みやすくて、すっと読めた。
山崎武司がどれだけ野村監督に心酔しているかが分かった。得意な投手、苦手な投手、またマーくん、岩隈、礒部ら楽天の他選手に対する見方も披露されている。
この本の中で一番言いたかったのは、大事なのは人との出会い。縁を大切にしようということだと思う。
しかし、恨みに思っている2人の監督、特に山田久志氏に対する態度は、ちょっと大人げないと思ってしまった。
選手側から見た、野村監督像。視点が違って面白いです。
山崎武司選手は、
野村監督も書いておられるのですが
「風貌に似合わず、気遣いの達人」であることがわかります。
本書のタイトル、
『野村監督に・・・』となっておりますが、
前任監督であった『田尾監督』に対する感謝の意も
実に心をこめた文章で書かれています。
「田尾監督、野村監督の順番、これがよかった」と。
野村監督自身が、
前任者を全否定せず、イイものは踏襲すべき、との
スタンスであるため、こういった心持も、山崎選手を
評価する一端になっているのではないでしょうか。
いち野村本というよりも、
選手から見た野村さん、という視点なので、
他の野村さんの論法一本槍でない分、視点が
違えて、とても面白く読ませていただきました。
会社員の立場からすると
「やはり、部下は上司に恵まれてなんぼですね」
ということが、非常に良くわかります。
後味が悪かった
野村監督との話は美談としてよかったが、山田監督や伊原監督への悪態は大人としていただけない。自分の実力の無さを他人のせいにしているようで、読んでいて気分が悪くなった。
人を使う
私は、野球に興味がないので山崎さんはどういう人なのか知りませんでした。ただ野村監督の著作には、プロとしての生き方、人の使い方(再生工場)といったことが大変参考になるので、大体いままで目を通してきました。今回は楽天の山崎さんの書いた本というより、野村監督の育てた(再生させた)人の手記としてよませていただきました。
野村監督と、山崎さんの出会い、触発、成長の過程が大変面白かったです。逆に山田監督との確執が対比されていてよかったです
現役の選手からの野村監督賞賛
野村監督がすごい野球人で、ものすごい監督だということは、言わずもがなであります。
が、現役の選手で、なおかつ現在、野村監督のもとで活躍している選手の思いが、こういう形でまとまるということは、野村監督も嬉しいのではないでしょうか。
野村監督の書かれた本はだいぶ読みました。どれもこれも、勉強になる本ばかりでした。
そこでこの本。ある種、微笑ましい感じがしました。
再生された側から見た「野村再生工場」の真実
問題児といわれた楽天・山崎武司が2冠王、名実ともに「4番打者」として
生まれ変わる過程をとつとつと語っている。
中日-オリックスと渡り歩き、真正直な性格ゆえに監督との対立を繰り返し、
クビ同然の自由契約。しかも最盛期はとうに過ぎていた。
そんな男が野村監督と出会い再生していく。
技術的には、来る球を打つだけだった山崎にデータによる読みを授けるが、
一番大きかったのは意識改革である。野村の最大の功績は
「山崎は問題児ではない。誤解されやすいだけの真面目な男」と見抜いた眼力だ。
意識改革ほど難しいものはなく、ベテランほど変えることを恐れる。そんな山崎に
野村はどう接したのか?――それが本書最大の見せ場だ。
「人は失敗なくして成長できない。涙なくして変わることはできない」
それを知っている野村だからこそできる“再生”なのである。
本書のマイナス点は冗漫に見せてしまった編集者の怠慢である。
失意の中年が立ち直る大人版「ルーキーズ」的な名作になるべきところを
構成の拙さが台無しにしている。じつに惜しい!
部下からみた上司
なかなか興味深く読ませてもらいました。最近は上司が部下をどう指導するか、というコーチングなどの本がたくさん出ていますが、逆に部下から見て上司のどの言葉に納得し、ついていけるのかという事を考えさせられました。
人には出会いのタイミングもあると思いますが、良い時と悪い時の両方を経験して、現在結果を出し続けている山崎選手ならではの、「考え方の改造」に説得力を感じました。(失礼ながら)問題児という印象がありましたが、これを読んで応援したくなりました。どんな形でもいいから優勝(胴上げ)して欲しいです。
武志の成長がうれしい、いち中日ファンとして
ご存知、楽天の4番にして昨年のパリーグ2冠王。今年も4月はMVPを取りそうな勢いだ。野村監督は常々、「自身の成績のみならず、他に模範となるエースと4番がいるチームは強くなる」と言っており、3年連続最下位に沈んだ自身の阪神監督時代と金本を補強した星野阪神の違いがまさにそれを証明している。現在の山崎武志は、そのノムさんをして、「楽天の4番としての責任を果たしている」と言わしめている存在にまで成長したことが、この本からも大いにうかがい知れる。中日時代の山崎を知るものにとっても、彼の今の活躍と人間的成長は非常に感慨深い。
ただ、ソリガ合わずチームを飛び出した中日(Y監督)とオリックス(I監督)のエピソードは少々暴露しすぎ!
