オーラの素顔 美輪明宏のいきかた

  • [著]豊田 正義

カテゴリ:
単行本 (382頁)
ISBN:
4062147246
発売元:
講談社 (2008/06/11)
価格:
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2,261 位
評価: 5.0
2008
11/06
Thu

とても充実した内容でよかったです

[No.8] posted by 宵月

美輪明宏さんの本はこれまでも何冊か読ませて頂きましたが、
今回、ご本人以外の方が綿密に取材なさったこの本を拝見して、
美輪さんの幼少の頃から苦労の時代までを伺い知ることができ
特に自分だけでも苦しいのに、周囲の人たちへの思いやりを示す生き方に
尊敬の想いを抱きました。
大変興味深いエピソードもさることながら、とても示唆に満ちた、学ぶべきところの多い本でした。

2008
07/26
Sat

大満足!

100.0% (8 / 8)
[No.7] posted by vega

美輪さんの著書および対談などには
ほぼ目を通していて、今回の本も
迷わず手に取りました。

今までは美輪さんご自身によるものばかりでしたが、
第三者の目から客観的に語られる生まれた時から
現在までの美輪さん・・・。

それが驚くほどに丹念に調べ上げられていて、
様々な人にインタビューを行っている点、
いろいろな資料に丁寧に接している点など
当たり前かも知れませんが、感服しました。

そしてこれまた当たり前かも知れませんが、
文章が整理されていて大変読みやすく、
章の組み立て、時系列などの点でも
とても読みやすく、結構なボリュームのある本なのに、
とても面白くて、休日1日で読みきってしまいました。
本当は、面白い本だからじっくり読みたかったのですが。

著者の本は今回初めて接しましたが、
その情報を整理する力、筆力など
すべてに感服しました。

美輪さんという素材と豊田さんという著者、
そのどちらが欠けてもこの本は出来なかったと思います。
大変すばらしい本です。
美輪さんファンの方はもちろん、
「なんだか胡散臭い」と思われる方も
ぜひ手にとって見てください。

とても、読みがいのある面白い本でした。
読んだ後、なんだか気持ちが豊かになるような
そんな気がしました。

2008
07/16
Wed

一冊の清涼本!

100.0% (41 / 41)
[No.6] posted by ビビンバM

意外なことに、美輪明宏についてこれだけ客観的に、詳細に書かれた本は初めてではないだろうか。

私は「紫の履歴書」「ああ正負の法則」など、美輪さんによって書かれたいわゆる「美輪本」は全て読破しているだけに、この「オーラの素顔 美輪明宏のいきかた」はとても新鮮だった。

従来の「美輪さん本」は、いわば美輪明宏の強烈な主観から成る独白や説法であり、客観的に見れば、強引な理屈や理論の飛躍と思われるようなくだりが決して少なくはない。

例えば「美輪さん本」には、「とにかく南無妙法蓮華経と唱えれば大丈夫」「今までいろいろ試したけれど南無妙法蓮華経が一番効きます」といったコメントが、何の脈略もなく、唐突に出てくることがある。

こんな時、美輪信者たちは、「美輪さんのお言葉だから」と、むしろありがたく胸に刻みお経を唱えるのかもしれない。

ちなみに、特に美輪さん信者ではないが、スピリチュアル本中毒の私などは、「おっ、美輪さん節が出た」などとおもしろがったりする。

ところが、この「オーラの素顔」を読むと美輪明宏の法華経との出会いから信者になっていく経緯、そして日々お経を欠かさず、例え舞台があったとしても節分には必ず法華寺での豆まきを欠かしたことがないといった敬虔な法華経信者としての美輪の素顔が詳細に書かれてあり、「美輪本」における唐突と思えるコメントが実は地に足のついたものであることに気づかされる。

つまり「美輪さん本」の中で脈略なく思われたくだりが、この「オーラの素顔」で初めて文脈としてつながり、美輪さんファンにとっては、「なるほど、そうだったのか」と膝を打つくだりが隋所にあるはずなのだ。

スピリチュアル・ブームの火付け役としての美輪明宏の描写も非常に興味深い。

「オーラの泉」とった番組がポッとできたわけでは決してなく、丹波哲郎をはじめとした、いわばスピリチュアリズムの同志たちが、長年試行錯誤を繰り返し、練り続けた悲願ともいえる番組である経緯が詳しく描かれていてる。

特に、「霊界の宣伝マン」と称して、生前ややきわもの的な印象だった丹波哲郎の、誠実で純粋な生き様を紹介しているくだりは不覚ながら泣けてしまった。

著者である豊田正義氏が、後書きで本書を書く上でもっとも苦労したことは、「霊の話しをノンフィクション作品の中で書き込むことの難しさに尽きる」と書いてるだけに、霊やスピリチュアル・ブームについて、批判するでも賛美するでもない、実に絶妙なスタンスを崩さず書き抜かれているあたりは、スピリチュアル本に対してやや食傷気味になっている私にっては、何とも言えないすがすがしい読後感があり、「一服の清涼剤」ならぬ、「一冊の清涼本」であった。
スピリチュアル・ブームの爛熟期である今、必要とされているのは、こうした誠実なノンフィクションなのだと実感する。

2008
06/23
Mon

美輪明宏の霊能力を客観的に書いた初めての本?

92.3% (12 / 13)
[No.5] posted by ヤマトタケシ

美輪明宏の霊能力、霊的な活動について、客観的事実をベースにきちんと踏み込んで書いているのが面白い。霊的現象に関しては裏取りが難しいし、かといって霊的な事柄を省いてしまうと美輪明宏の本として物足りないし……と言う葛藤と、筆者自身の心の揺らぎ、次第に美輪明宏を尊敬するようになっちゃった、なんて告白をしてしまっている、あとがきがサイコーにグッとくる。

2008
06/17
Tue

美輪明宏という「深い愛情の人」ゆえの、愛のかたち

93.8% (30 / 32)
[No.4] posted by TAKABOU

わたしは、美輪さんの「愛の歴史」に圧倒されました。



初恋の人・アポロ、赤木圭一郎さん、田宮次郎さん、年下の恋人・青山竜三さん……。

スターになった赤木さんのことは、死後もずっと遠くからひそかに見守り、田宮さんとは、離別のあとは親友として、青山さんに至っては、女性の恋人ができた彼を「息子」とみなし、なんと女性を含め3人で同居生活まで送ったとは、ビックリしてしまいます。

美輪さんは、いつも相手の男性を、尊敬して、尊重して、その上で、深い愛情をもって、向き合っていたのだと思います。



同性愛を公言することで、色物扱いされたり、同じ同性愛者からも疎まれることがあったといいます。「あたしの歌がそんなことで抹殺されるような歌でしたら、抹殺されて結構です!」ときっぱり啖呵を切ったあたり、カッコいいですが、当時の世相を考えると、革命的というよりも、無謀な発言だったのではないでしょうか。



ちなみに、美輪さんのお相手の男性は、みな、同性愛者ではなく、異性愛者だったと、この本で明かされています。



美輪明宏という、深い愛情の人ゆえの、愛の形なのだと思います。

2008
06/15
Sun

美輪さんこれからも頑張ってください

91.7% (11 / 12)
[No.3] posted by 長野のY子おばさん

月間現代でこの「オーラの素顔」を読み美輪さんの生き様に感動しました。この度さらに深く取材されて書かれた単行本早速購入して読みました。いっきに読みました。とても読み易く面白く読みました。
美輪さんの生き様を通して、昭和史を読んでるような気がしました。
日本で今、同性愛者が比較的差別感情がないのはまさに美輪さんの凛とした生き方が影響しているように思います。そんなことを考えるとまさに美輪さんは日本の歴史上に残る人物と思います。これからもますますのご活躍を期待しています。

2008
06/13
Fri

月刊現代2007年9月号から5ヶ月にわたって連載された濃い内容の本。有り難いですね。

72.7% (16 / 22)
[No.2] posted by 生涯勉強。

僕が丸山明宏さんを自身の生活の中で「現前として知った」のは実は2回ありました。

1回目は…僕の母親がPTA の会長さんとお芝居「黒蜥蜴」を鑑賞に行ってきた後、母親が僕に興奮して話した事柄でした。
人当たりが良すぎて得も損もする母ですが、この時ばかりは「いやー、丸山明宏さんって凄い!」と言っていた…そういう記憶があります。

2回目。これはかの「三島由紀夫 自衛隊市ヶ谷駐屯地にての衝撃的な割腹自殺」でした。この前後に当時の丸山明宏さんからメディアを通じて知った話が…「2.26の時の将校が付いている」「直前のコンサートにバラ100本をお持ちになった」…こうした事柄でした。

東京では美輪さんに改名した後も様々な霊能者とよく比較されていたと思っています。佐藤愛子さんの本にも出てこられますが…あの頃はそうですね、北条さんという女性が良くテレビに出ていた反面、美輪さんは決して霊能力をひけらかさない…そういう時代であったと思います。

豊田正義さんの、きちんと調べてまとめられた本著は「素晴らしい」の一言に尽きますね。これを公に出すのも大変な事柄だったと僕は感じております。しかし、詳細にまで踏み込んだレポートが素晴らしい、そう僕は直感しました。

美輪さんも相当柔軟に豊田さんのレポートを認めたのでしょうが…美輪さんには1980年代に「暗黒の日々」があったはずなのです。それが谷本先生からの「びまん性の気管支炎・肺炎」であった事をわざわざカミングアウトして…そしてその後の「大復活」に繋げていくところなど、ファンとしてはこんなに嬉しい事柄はありません。

我々は美輪明宏さんという「魂」を継承することが…実は日本や、或いは世界全体を救う事である、この事を是非「一ファンの妄想」と思わずに、実行・実践してみて下さい。僕は美輪さんの講話などを聴きに行きますと…まず最低1週間は「凄い夢の数々」を見させていただく事が多々あります。そこから何を学ぶのか、それは「責任主体」ですね。

今年、前半、一番の本ですね。お薦め致します。


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