「日中友好」は日本を滅ぼす! 歴史が教える「脱・中国」の法則

  • [著]石 平

カテゴリ:
新書 (240頁)
ISBN:
4062723271
発売元:
講談社 (2005/07/21)
価格:
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評価: 4.5
2008
07/18
Fri

歴史的文明論に育つ可能性のある好著

100.0% (3 / 3)
[No.11] posted by yoshi

著者の視点がまず素晴らしい。歴史的を振り返り、日本と中国が関係が深かった時は日本は混乱し、中国との関係が希薄な時に日本は安定し、繁栄したという視座は著者の丁寧な歴史の検証と相まって世紀の文明論に育つ可能性のあるテーマであると思う。こういうダイナミックな観点からこのテーマに切り込む著者はきっと研究者としても優秀なのであろう。

ただ、他の方も指摘されているように後半に現在の中国国内の問題点を分析する箇所は、全体的に目新しさはさほどない。

いずれにしても多くの指摘を受けて読者に育てられていくべき、歴史に残る名著となる可能性を持った好著だといえる。

2007
09/02
Sun

歴史に学ぼう!

87.5% (7 / 8)
[No.10] posted by とこ

本書は、前漢時代の歴史書に「漢委奴国」として弥生時代の日本が登場するところから始まり、これまでの日中関係を今まで私が知らなかった視点で語ってくれた。目からウロコの良書である。

これまで「中国とは仲良くしなければならない」とか「中国は巨大市場であり無視できない」という強迫観念に囚われて、「では、どうすれば中国と仲良くできるのか。どんな風に仲良くなればいいのか」と考えていたが、「中国とは仲良くするな、距離をおけ!」という著者の回答に、ひざを打つ思いがした。頭の中でもやもやしていたものが、すっきり解決した気分だ。著者の文章には、説得力がある。

私は小さい頃から漠然とした中国文化への憧れがあり、実際に中国にも滞在したが、その時に中国という巨大な国の人々の層の厚さに驚いた。底辺のあまりにも野蛮な人々と、上層部のあまりにも博識で有能な志高い人々との幅の広さは、想像を絶するものだった。本書の著者は、もちろん後者であり、私は同世代の日本人として尊敬の念すら抱いてしまう。

ところで、本書のタイトル『「日中友好」は日本を滅ぼす!』が、なぜこのサイトでは『「乱世」の日中関係史―日本よ、いますぐ中国から離れよ!』となっているのだろうか!?

2007
06/10
Sun

支那大陸は疫病神

82.4% (14 / 17)
[No.9] posted by 東亜連盟戦史研究所

 この本に記された東アジアの歴史が我々に教える真実は、日本国にとって朝鮮半島は貧乏神、支那大陸は疫病神といったところだろう。だから日本国が繁栄するためには、日本国民は半島大陸に深い入りしてはならず、同時に半島大陸人を日本国へ深入りさせてはいけないのである。

2006
10/22
Sun

歴史の教訓から学ぶ日中関係のあり方

89.7% (35 / 39)
[No.8] posted by 本が好き

 歴史上、日本は中国(大陸)と密接な関係を結ぶと国が乱れ、疎遠になると繁栄する法則性があるとの視点から日中関係の
あり方が理路整然と書かれていて、新鮮な驚きがあります。
 中国内の反日活動が2004年頃から、従来の感情的な面から中国の発展を阻害するライバルとしての対抗意識が加わって
きているのではないかとの考察、現行の経済発展が多くの内部矛盾を抱えていて「先物食いつぶし」経済でこの先どう転ぶか
不確定であり、「崩壊と再生のサイクル」型の中国の歴史を繰り返す可能性もあり、《経温政冷》の日中関係が推奨されてい
ます。
 昨今提唱されている「東アジア共同体構想」も昔の「大東亜共栄圏構想」の焼き直しであり、欧米とアジア回帰で揺れて
来た近代の歩みを見直し、同じ体制の先進国との協調路線をベースにアジアを日本に対しての「喧嘩売りグループ」と
「仲良しグループ」に分けて現実的に対応していくことが今後の日本にとって大切ではとの提言は、充分考慮する価値
があります。
 日中関係と日本の未来を考える上での良い視点を与えてくれる良書です。

2006
09/01
Fri

左翼勢力・マスコミの責任

83.9% (52 / 62)
[No.7] posted by ベディモ

日韓・日中関係悪化の責任は国内の左翼勢力・マスコミにある。
彼らが反日感情をとことん煽り、また問題を「作り上げて」きた。
彼らの罪は極めて重い。

2006
03/18
Sat

日本を呑み込む中国。

90.4% (94 / 104)
[No.6] posted by むらさめ

本書の提言に賛成の1票投じます。中国の核をはじめとする軍事力拡大の最終目標は、中華大帝国を地球上に誕生させる事です。
そのためには「国民が何億死んでも構わない」と中国指導者が発言しています。
荒唐無稽に聞こえますか?
先頃、中国は我が国固有の領土である尖閣諸島の石油採掘権は自分達のものだと発言しました。
中国が中華大帝国を築くに当たって最初に併合すべき国は日本なのです。
既に「侵略と併合」は始まっているのです。近い将来、日本が「中国日本省」とならないとは言い切れないのです。
このような危険な隣人を一方的に良き友人と思っているのは日本側の幻想です。本書は歴史的事実でそれを証明しています。

2006
03/04
Sat

斬新な視点が面白い

94.6% (87 / 92)
[No.5] posted by shanghaitan

歴史的に見て、日本と中国が関係が深かった時代に日本は混乱に巻き込まれ、中国と関係が薄かった時代に日本は安定して繁栄したという指摘は面白い。確かにそうだなと思う。そういう筋立てで構成されている前半に比べて、現在の中国国内の不安定要因を述べるくだりは目新しさはなく、陳腐であるが、大筋の分析はその通りだろう。

日本の繁栄はアングロサクソン陣営との協調、連携にその基盤があるのであって、日本の一部にある「アジア主義」は観念論にすぎない。ましてや現在の共産党政権の命脈はそう長くはなく、いつかはわかならないが、そう遠くないうちに中国国内に相当程度の混乱が起こることもまず間違いないだろう。

そういう前提に立ったうえで、いかに近隣国である中国政府と中国の人々とつきあっていくのかを考える必要がある。その意味で筆者が唱える「政涼経温」ぐらいにすべしという主張は納得できる。ただの安っぽい反中本と違い、全体として一読の価値ある本と思う。

2006
01/29
Sun

世界の普遍価値は日本の立国の根本

93.2% (110 / 118)
[No.4] posted by 冷観客

私は本書を読んでもっとも感銘を受けたのは、日本が古代史の国造りにおいて中国本場の儒教ではなく、インド伝来の世界宗教の佛教を国教として取り入れることによって中国と対等の立場に立つことができたという著者の指摘である。確かに、もしその時の日本は朝鮮人のように儒教を国教にしてしまえば、日本も当時の朝鮮国のように中国の属国としての三流国家になってしまったと思う。
そういう意味では、著者が勧める、日本は今後でもやはり民主主義など
の世界的普遍価値に身をおいて中国と是々非々のクールな関係を作るべきとの提言には諸手を上げて賛成したいと思う。

2006
01/09
Mon

「経温政涼」のすすめ

92.9% (105 / 113)
[No.3] posted by 3.14カラットのダイアモンド

本書にはまず、二千年に渡る日中関係の変遷が書かれている。そこから読み取れるのは、日中関係が密になれば日本は「乱」の時代になり、疎になれば「治」の時代になると言うことである。また、奈良の大仏を建立させた時点で日本は世界有数の国力を有していたのであり、その後も中国に頼らず精神的にも技術的にも文明を進歩させてきたのである。それらの歴史的事実からすれば今後の日中関係がどうあるべきかは明白で、最後にはいくつかの提言もまとめられている。その中の一つに「経温政涼」のすすめがあるが、まさに日中関係とはこの程度で満足すべきものだったのだと、あらためて納得した次第である。

2005
12/23
Fri

日中友好」は日本人だけが抱いていた幻想

87.5% (77 / 88)
[No.2] posted by according to the conservative

  著者が勧告する「日中友好は日本を滅ぼす」の考えに賛同します。中国は
経済・軍事両面で帝国化を目指し、日本を飲みこもうとしています。現実に、一
般民衆レベルでは反日思想が確実に根を下ろしてきています。 このままでは、
早かれ遅かれ、第2の通州事件(ご存知ない方は調べて下さい)が起こるよう
な気がしてなりません。先日の反日大暴動はその序章です。 今、我々が執る
べきは、「日中友好」は単なる片思いの幻想であったとの認識に基づいた「脱・
中国」です。本書は、それを史実で実証しています。


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