- [著]中島 孝志
- カテゴリ:
- 単行本 (189頁)
- ISBN:
- 4062724936
- 発売元:
- 講談社 (2008/04)
- 価格:
- ¥ 840 (税込)
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読書は宝探しの旅。一冊との出会いが人生を変える。
この本は
「三度の飯より本が好きな人」
「本の読み方を学びたい人」
「本の選び方を学びたい人」
におすすめします。
読書法としては、『本は10冊同時に読め!』成毛眞、『ビジネスマンための「読書力」養成講座』小宮一慶 などの読書法本と同じような手法が多いですが、この本の素晴らしい所は、とりわけ著者の読書愛が伝わる点です。
「この本ともっと早く出合っていたら、自分の人生、変わっていたかもしれないな・・・」と思う本があります。(P.14)
しかし、本との出会いにも「適齢期」があるのです。もっと早く読んでいても、その時にはメッセージの価値を理解することはできなかった、
生かすこともできなかったはず・・・。
いま手にとった、まさにこのときが「読むタイミング」。本との出合いも一期一会です。(P.15)
人生が変わる本との出合いのために、本屋に行きたくなる一冊です。
知識や情報収集のコツを紹介する本
これから読書を情報や知識を得るための道具として使おうと思っている方々に、これはお薦めです。
情報がどんどんあふれてきている世の中は、速読はもはや成功の前提のように思える。しかし、いろいろな速読術を紹介した本を読んできたが、なかなか成果が見えてこない。なぜなら、「夢アンテナ」を張っていないからである。この本で紹介されたいわゆる「インテリジェンス読書」の目的さえ理解できれば、速読術が自然に身についてくると思う。
本書では、読書を「知的消費」と「知的生産」に分類させている。著者が後者を薦めているわけだが、私の個人的な考えでは、時間の使い方は人それぞれの勝手である。もちろん駄作は避けるべきであるが、そのために本の目利きが必要になる。それもどうやって得られるか、本書に書いてある。
その他の内容は:
*読書の初心者のための本の選び方
*得られた情報の管理方法
特に後者の章では、付箋やハイテク道具(パソコン、ICレコーダー)などの使い方が教えてある。情報をより効率的に活用するためにも、この部分を参考にしたみたら良いと思う。
速読の本ではありません
「一年3000冊読破する私の方法」というサブタイトルから、速読法の指南書と誤解されそうですが著者は速読に挫折したとのことでそういうハウツーものではありませんのでご注意ください。
内容としては「本を読む本」や「あなたもいままでの10倍速く本が読める」に近く、いかに知的な知識を身につけることができるかに主眼がおかれています。また、情報整理の章もあり読書だけでなく著者が知的に成長するための方法をあますところなく公開しているという印象を受けます。
内容的には盛りだくさんなのですが、上記2冊を読んだことのある方にとっては既知の内容が多いのと、フォトリーディングについて誤解されているという点で星マイナス1つとさせていただきました。著者はフォトリーディングのような速読はできない、などとおっしゃっていますがフォトリーディングは速読というより統合的読書法です。著者の主張されている前書きや後書きを先に読む、とばし読みをするなどはほとんどフォトリーディングのテクニックそのものです。
とはいえ多読派にはかなり参考になる書籍ですので是非ご一読ください。
共感する点がおおい多読のすすめ
速読法にしたがって本の内容をはやく吸収することより,自分の目的にあう部分だけを読むことをすすめている.また,「読書でいちばん大切なことは,「考えること」なのです」といいきっている.しかし,ひとりよがりな読書をすすめているわけではなくて,どんな本でも読むようにすること,ふだんは読まない本をよむことなどをすすめている.私には共感する点がおおかった.
本をたくさん読みこなしたいと思う人には指南書となるかな
既にたくさん本を読めて、しかも早く読める人、忙しい日常の隙間を見つけてたくさん本を読んできた人には「何をいまさら」と思う部分もあるかもしれないが、本を読む習慣のない人にとっては、「読みかた」の1つの方法を知る手段として使えるのではないか。
私も初めてこの著者の本を読んだが、普段本を読んでいないけど、「本を読んだほうがいいに決まってるけど、イマイチ乗れないし、何から読んだらいいのかわからない」という人には、向いてるんじゃないかな、と思う部分が多い。
ただ、人が読んだお勧め本が、自分にとって面白い本であると言う保証はないので、その点をわきまえて、この本のお勧め図書も含めて、参考にすればよいのではないか、と思う。
本との出会いは一合一会です
私もよく「どうしたらそんなに早く本が読めるのですか」と質問を受けます。
本をたくさん読むのはまず本との出会いがあります。
決められた自分自身の人生の時間のなかで ある著者が自分の時間を使
って書いた本と出会うことは本当にすばらしいものです。
本との出会いには読む方の成長も求められます。自分が成長してから読む
本はまた新たな感動を受けるものです。
本との出会いの重要性を教えてくれる一冊です。
本を「使う」ための読書術!
世に速読・読書術を語る本はあまたあれど、どれもが基本的に「読む」ための方法論。ところが本書は、本を「読む」ためではなく、「使う」ための読書術である点がおもしろい。いかに着想を得るかがすべて、そんなスタンスである。もちろん、より速く読むための方法論も具体性があって参考になる。なにより、本が好きなんだな〜この人、と思える点には好感をもった。これから本をたくさん読めるようになりたい初心者よりも、本好きな人こそ読むべき本ではないか。自分は違うな〜。確かにそれは納得。そうやって読むことで、自分自身の読書への姿勢を再認識できる。本好き仲間の楽しい勉強会のような気分になれること請け合いだ。
前著や著者HP連載書評との重複が多い。著者を初めて知った人向き。
人気ブログ「通勤快読」の著者中島孝志による年3000冊を読破する読書法の紹介本。
知的欲求を満たす「知的消費のリーディング」より具体的な付加価値や行動につなげる読み方である「知的生産のリーディング」を勧めている。
・本=発送の道具
・『プルターク英雄伝』には、5000人近い人間が登場します。『史記』でも2000人を超えます。これだけの「人間ドラマ」を通して人間そのものについて勉強すれば、自分の人生で直面する問題など、いくらでも解決法を見つけることができます。
・読めば読むほど、良書とめぐり会う頻度(確率ではありません)が増します。これがものすごく重要なのです。
・いったいどこに要旨があるのでしょうか。・・・統計的には、次の通り。1)冒頭部分二〇パーセント、2)中間部分=一〇パーセント、3)終了部分=七〇パーセント
・座右の書に・・・袁了凡が著した『陰シツ録』があります。
読書法の前著である「キラー・リーディング」との重複が多く、中味の充実度・衝撃度も前作には及ばないこと、「通勤快読」の読者としては、紹介されている本がどうしても重複しており新鮮味が味わえないことから星3つとした。
感動しました。
役に立つ云々というレベルを超えて、素直に感動しました。著者の人間性とか優しさが全篇に溢れ出ている本だと思います。とくに印象に残ったのは、著者が会社を辞めたときに「励ます会」を開いてくれた2人の経営者のエピソードです。人間にとっていかに優しさが重要か、優しさが人を動かし、組織を動かしていくかをしかと教えてくれました。しかも、ここから司馬遼太郎作品へと繋げてしまう筆致はお見事としか言いようがありません。易しくてとっても読みやすい。貴重な雑学がたっぷり。「精神的な贅沢」を満喫できると思いますよ。
心に染みいる1冊です。
頭で読む本は頭に入り、心で読む本は心に入る。この本の中で、著者はそう語っていますが、本書は魂で読み、魂に染みいる1冊ではないでしょうか。著者の本は何冊も読んでいますけど、これほどご自身の体験を正直に語られたものはない、と私は思います。本書で取り上げられている本が、また素晴らしい。『キラー・リーディング』の読後感でも中島さんは本の目利きだと痛感しましたが、今回はその思いをさらに強くしました。紹介された本はすべて買い込みました。ものすごく得した気分です。
洞察力と感性が磨かれる本だと思います。
