- [著]蘇部 健一
- カテゴリ:
- 文庫
- ISBN:
- 4062731274
- 発売元:
- 講談社 (2002/01)
- 価格:
- ¥ 750 (税込)
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アホバカだけど結構深い
確かにアホバカで、本格的に論ずるなら「くだらない」と言い切る人もいるでしょう。
でも他の作品をパロってある事にクスっと笑えるのも事実。悔しいけどわからなかったトリックもありました。
暇つぶし、電車の移動時間に読むには最適な作品でしょう。いつも本格派ばかりを読んでも疲れますし。
占星術殺人事件のトリックだからおもしろみがないと切ってしまえばその通りですが、最初に占星術〜を読んで下さいと
素直に書いてあるんですからいいじゃないですか。
僕は○ナニー連盟(もちろんドイルの赤毛連盟から)が笑えました。
これがメフィストなんだよっ
玉石混交のメフィスト賞というのが世間様の評価のようです
作品自体が玉だったり石だったりなのではなく、
受け手によって玉にも石にもなる作品が多いのだろうと思いました
この本と清涼院作品がある意味究極点です
下らない話がお好きな方、買いです。下らなさの中に崇高さを見るでしょう。
真面目じゃなきゃミステリとは認めん!という方。
悪いこた言わんから本物のとんかつをお買いなさい。
支持します
アホ、バカミステリーと言うよりは失笑苦笑ミステリーと言った感じで
乾いた笑いを提供してくれる。
お笑い芸人で言えば山崎邦正や村上ショージのような滑って笑いを取るような小説。
特に「最後のエピローグ」には降参。
この作品がメフィスト賞受賞の折、凄まじい批判があったのも頷けるが
肩の力を抜いて読むと楽しめる。
著書のタイトルとなる「六枚のとんかつ」の冒頭部に「占星術殺人事件」の
ネタばれがあると宣言されていたのでそれを読破して読みました。
ミステリー小説の記念碑的作品を紹介してくれた事に感謝
「金田一少年の事件簿」も見習って欲しい。
下らない世界
講談社ノベルス版(1997年)→改訂新版(1998年)→本書(講談社文庫版、2002年)。
ノベルス版に収録されていた「パンは知っていた」「解けないパズル」の2篇を削除、「チチカエル」「張り込み」の2篇はふたつを合体させて「鏡の向こう側」という新しい作品に仕上げている。また、新たに「オナニー連盟」「保険調査員の長い一日」「五枚のとんかつ」が加えられている。
バカミスの代表とさえ言われる本書。確かに読むほどに馬鹿だ。あまりに下らない話で、何度も「捨てようか」とすら思った。しかし、バカミスとして割り切って読めば、笑える話だと思う。
「丸の内線七〇秒の壁」「六枚のとんかつ」は普通のミステリとしても十分なレベル。これだけ読んで、あとは捨てるという読み方もありだろう。
真面目に読むと後悔確実
何とばかばかしい短編集だろう。
対象とする事件は、殺人事件の様なハードなものから、宝石盗難事件など、色々だ。
問題は、事件の真相が、あまりにもばかばかしい事だ。
強い脱力感ばかりが後遺する。
中には、品の無い作品も収録されているが、ほとんどギャグだ。
こういう作品は、小説雑誌に掲載されている、軽いノリの読み切り作品としてなら面白いと思う。
しかし、この様なノリの作品ばかりが、まとめて収録されていると、少々うんざりもする。
この種の作品は、まとめて読むと、脱力感ばかりが強くなるので、間欠的に読む方が良い。
短編集であるので、一つの作品を読むのに、たいした時間はかからない。
現在、第3巻まで続巻が発刊されている。
誰が続巻を買うか!と自分の中で遠ざけておきながら、手が伸びている自分が悲しい。
うーん・・・(苦笑)
ミステリー好きな私は雰囲気が暗めの作品ばかり読んでいるので、たまには明るい話でも読もうと手に取ったのがこれなんですが・・・
苦笑
空前絶後のアホバカ・トリックと謳っているので中々楽しみにしていたのですが、
爆笑はできません
失笑 苦笑
この気の抜けた感じは好きなんです 決して本格ミステリーなどと比較はしていないんです
だけど、私の好きな笑いの種類とはちょっと違ったんだと思います
本当に下らない 馬鹿話です
主人公や推理作家のあまりの間抜けさに自分が恥ずかしくなっていくような気になって、
あまり楽しめませんでした 残念
笑えました。
面白かったです。
「アホバカ」ミステリと言われていますが、
それはこの作品が本格ミステリではないという意味でとらえたら良いと思います。
笑えたギャグコメです。
しょうもない
最高だ。こんなに面白いとは。買う前からアホバカとか書いてあって、あー、面白くないんだ、と思ったが大きな間違いだった。
意味のない描写の連発。そして主人公達のキモすぎる推理、暴走、怒り方。
これはまともな気持ちで読んではいけない。テキトーな気分で読むべき。情景を思い浮かべるほど笑える。
この作品に対して怒りを覚える人、もっと肩の力を抜きましょう。作者がゴミだと言いきるものに怒って、
悲しくなーい〜?
王道あっての異端
近年発表されるミステリは、重厚長大な傑作が多い。
それはそれで読み応えがあって好きなのだが、そういう作品ばかり読んでると、たまにはこういう小説が読みたくなる。
本作は重厚長大とはまさに逆。
軽薄短小とも言える作品集だが、それがいい。
肩肘張らず、短時間で読了できる。
下品でナンセンスなギャグに眉をひそめる人もいようが、異端があるから王道が輝く。
また、王道があるから異端が輝く。
間違いなく王道とは言えない特異なポジションの作品だが、確実にこれを指示する人もいる。
僕のオススメは「しおかぜ17号四十九分の壁」だ。
四国出身の僕は、四国を舞台にしたアリバイトリックの謎にワクワクしながら読み進めた。
そして、ラストは脱力系のバカトリック…。
「何じゃこれは…」と苦笑せざるを得なかった。
これで怒る人は頭が固いよ。
娯楽作品として軽く読み流そうよ。
断固支持!
最近「バカミス」を何やら高尚なものにしようとしている人がいるようですが、何をかいわんやです。読んで「脱力」「バカバカしい」「アホやなあ」「爆笑」これこそがバカミスです。本来、こういうものは狙って書けるものではありませんが、この著者はそれができる稀有な才能の持ち主だと思います。
もはや伝説と化した本作品集ですが、ノベルス版に比べ文章が格段に向上しているのが嬉しい。ボーナス・トラックの「オナニー連盟」(タイトルが絶品ですね)は下品だというので期待して読んだのですが、うーむ、一体これのどこが下品なのでしょうか? 最近の大方のアメリカ・ミステリの方が、よほど下品だと思うのですが。それとも皆さん、何ですか。「オナニーなんてしたこともない。汚らわしい!」というお上品な方々ばかりなのでしょうか?
何はともあれ、著者のその後の活躍を予感させる輝かしい第一歩。読む方もバカになって楽しみましょう。私は著者を断固支持します!
でもお願いだから文庫化するときにギャグを削らないでね(『動かぬ証拠』とか)。あそこが面白かったのに……。
