- [著]下川 裕治
- [著]篠原 章
- カテゴリ:
- 文庫 (578頁)
- ISBN:
- 4062734699
- 発売元:
- 講談社 (2002/07)
- 価格:
- ¥ 820 (税込)
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フリージア咲く沖縄
沖縄旅行に先立って読んでみました。20人くらいの沖縄フリークがそれぞれの視点で見る沖縄。独特の言葉、食事、音楽、習慣について詳しく描いている。
笑ってしまうオバァ達の言動。異国を思わせるような習慣。
しかし文化や歴史的な点については、あまり書かれていない。特に歴史的なものについては、皆無じゃないかな。琉球王国としての沖縄についてはふれられていない。一番多いのはやはり食文化でしょう。大衆食堂から居酒屋、飲み屋、家庭料理まで生活に密着して網羅している。
あと「ナビィの恋」っていう映画もキーワードのひとつのように出てくるけど、これは見た人じゃないとわからないのか面白くなかった。沖縄が好きならこの映画も見ていて当然だよねって雰囲気があるのがちょっとね。
それと、著者が20人以上になってくるとどうしても話がかぶってくるところがあってつまらない。そのせいでかえってそれぞれの文章能力の違いに目が行ってしまう所もあった。著者も厚さも半分にして、すっきりしたほうがよかったのではないかと思った。このままでは沖縄フリークの同人誌と課している。
それでも現代の沖縄の持つ磁力のようなものは感じられた。
沖縄に暮らす
ナンクルとはケ・セラ・セラとでもいう意味。沖縄人の心性をあらわす言葉としてタイトルに選ばれている。
本書は沖縄の様々な側面を22人の執筆者が思うままに語ったもの。島酒、オバァ、食べ物、町、音楽など、いくつかの章立てに従って執筆されているが、根底にあるのはすべて「沖縄に暮らす」ということ。578ページという分厚い本だが、最後まで読めば沖縄生活について良く理解できるようになる。表層的な「観光地・沖縄」ではなく、一歩、先に進んだものが見えてくるようになっている。
ただ、執筆者の多さ、テーマの多様性ゆえに、全体としてのまとまりに欠けるようにも思う。本書に限らず、どうもアンソロジー系の沖縄本というのは、沖縄を描き出していながらも統一像に乏しいようだ。何が本当の沖縄なのかわからなくなってしまう。まあ、それだけ複雑な土地柄と言うことなのだろうが。
沖縄入門書の最高傑作です
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もう一歩先の沖縄へ
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沖縄の旅の楽しさが倍増する本
ダイビングが好きで沖縄には何度も通っていますが、たまたま空港で買ったこの本を機内で読んで、沖縄の旅の楽しさが倍増しました。大衆食堂、色街、オバァ、泡盛、Cocco、ナビィの恋・・・。挙げれば切りがありませんが、沖縄の人たちの暮らしを垣間見ながら、その豊かさを深く実感できるような味わい深いエッセー、写真、漫画が詰め込まれています。初めての方にもお奨めですが、沖縄リピーターの方ならより深く楽しめる本だと思います。書き手の情熱が読み手の沖縄熱をあおり、あなたもきっと沖縄が大好きになりますよ。ちなみに「ナンクル」とはなんとかなるさぁという意味です。
馴染みやすくておもしろい
沖縄移住組のライターやカメラマン、移住とともにレストランを開いた女性、沖縄出版者編集者……たくさんの住人の話から多面的に沖縄が見えてくるので、面白い。
特にカメラマンの話が印象深かった。これを単行本でやったらすごく高くなってしまうだろうから、文庫でこの値段でやったのは大正解だと思う。中に出てくる写真や絵のおかげで最後まで楽しく興味深く読める。
