- [著]伊波 真理雄
- [著]石村 博子
- カテゴリ:
- 文庫 (231頁)
- ISBN:
- 4062736268
- 発売元:
- 講談社 (2002/12)
- 定価:
¥ 540 (税込)- 在庫状況:
- 在庫なし
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伊波真理雄を禿げ増す会
高慢チキのスノッブ野郎・伊波真理雄を知る人ならば、超絶対おすすめの
本でつ。3浪までして、「なりゆき」とは笑わせる。とはいえ、彼は精神
科医になるべくして、なったと言えます。
医師や薬も万能ではなく、自分を癒せるのは自分だけなのです
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闘う医師
さまざまな患者の例があげられていますが、全体を通して語られているのは、これらの患者とのかかわりを通して成長し、「生きていくのに必要なひとつのシンプルなこと」を確信するに至った一人の医師の物語です。
自分の意志ではなく、半ばなりゆきで医師になった著者が、しだいに「スペシャルな医者」を目指して生きるまでになるさまが大胆な告白とともに語られています。それは読む側にも苦しい内容です。しかし同時に勇気をも与えられます。
著者のとる治療法が100%に近い効果を上げたにもかかわらず、それが学会で全く相手にされなかったというエピソードからわかるように、著者が目指す医師像は従来の医師と患者の関わり方とは異質なものです。しかし一般人である私たちから見れば著者の姿勢は人間と!して至極真っ当に思えます。多くの医師が患者の生きる力を奪っている、という主張には強い共感をおぼえます。
現在の医療に不信感を持っている人に読んで欲しい一冊です。
闘う医師
さまざまな患者の例があげられていますが、全体を通して語られているのは、これらの患者とのかかわりを通して成長し、「生きていくのに必要なひとつのシンプルなこと」を確信するに至った一人の医師の物語です。
自分の意志ではなく、半ばなりゆきで医師になった著者が、しだいに「スペシャルな医者」を目指して生きるまでになるさまが大胆な告白とともに語られています。それは読む側にも苦しい内容です。しかし同時に勇気をも与えられます。
著者のとる治療法が100%に近い効果を上げたにもかかわらず、それが学会で全く相手にされなかったというエピソードからわかるように、著者が目指す医師像は従来の医師と患者の関わり方とは異質なものです。しかし一般人である私たちから見れば著者の姿勢は人間と!して至極真っ当に思えます。多くの医師が患者の生きる力を奪っている、という主張には強い共感をおぼえます。
現在の医療に不信感を持っている人に読んで欲しい一冊です。
魂の記録
薬物依存・引きこもり・PTSD等の若者と彼等を回復へと導いた精神科医の「魂の記録」と言っても良いと思います。
また著者(伊波)は自身をアダルトチルドレンとして、赤裸々な半生の告白もしています。
医者と患者という上下関係の中で治療するのではなく、対等な人間同士の関係の中から患者の回復力を引き出すやり方は効率が悪い(一度にたくさんの患者を治療するという意味では)のでしょうが結果的にはとても確実な方法に思います。
僕は僕でいいんだ。
スマートな「自分」探しより、ぶざまな「自分たち」探しの方がよっぽど人間的で暖かい。この本に出てくる患者さんは家族という当たり前の「自分たち」に裏切られてしまう。でも、そこから始まる人生再構築の旅はまさに、新たな「自分たち」作りの旅となる。
何の虚栄も張らずに、「淋しいから、一人にしないでくれ!」と自分に正直になってみたくなる。言いたくても言えないで悩んでいる人って結構いると思うけど。実は筆者自身もアダルトチルドレンを告白している。
この本の中では、むしろ不全であることが力である。大いなる力の前で膝を折る姿は美しい。弱いからこその真の人間宣言である。「僕は僕でいいんだ」そんな心地いい温もりに満ちた本である。一読をお勧めする。
