- [著]柏葉 幸子
- [著]竹川 功三郎
- カテゴリ:
- 文庫 (185頁)
- ISBN:
- 406273706X
- 発売元:
- 講談社 (2003/03/15)
- 定価:
¥ 420 (税込)- 在庫状況:
- 在庫なし
ユーズド商品:¥ 504 より
日本の少女たちの夢とは
1979年出版だそうです。小学校の一年生の時に図書館から借り出して読みましたよ。懐かしい。本書が『千と千尋の神隠し』の元ネタとはずっと知りませんでした。映画を見てもピンと来なかった。インスピレーション程度でしょうね。そんなに似ていませんよ。
無国籍な世界です。ヒロインの名前からして「リナ」です。1970〜80年代というと女の子の名前は「○○子」が多かったのではないかな。舞台は日本のはずですが、リナちゃんが山間の霧の向こうで何故かヨーロッパの町を発見するんですね。住人も外人さんで。その外人さんたちは全員日本語を喋っていますが。最近になって読んでみて、ああ、これは西欧風のテーマパークなんだな、と思いました。だからどうというのではありませんが、「ああ、ナルホド」となっただけです。本書出版から十年後には日本は日本人の願望通りに無国籍テーマパーク化していきます。尤も最後の最後には常に「日本語」が立ちはだかりますが。ハンナ・アーレント曰く「最後に残るのは母語です」。
ともあれ、自分だけが特別選ばれてその特別な町に招かれるというファンタジーに気持ち良くなっていた記憶があります。「招聘される」という感覚ですか。ハリポタなんかを見ても分かりますが、子供の虚栄心は古今東西同じです。挿絵がお話の効果を高めています。80年代の『りぼん』などと同じ匂いがして懐かしかったです。
手放したくない一冊。
「魔法使いの子孫」の町に招待された少女・リナの一夏。
素敵な挿絵と相まって、たまらないメルヘンの世界に誘われる一冊です。
登場する「子孫」たちはみな個性的で、魅力溢れる描写に魅了されます。
この筆者の作品全体に当てはまるかと思いますが、小学生からおとなまで存分に物語世界を堪能できるかと思います。
デビュー作ということもあり、心理描写がストレート過ぎるきらいもありますが、その分、主人公の心の動きが分かり易く、また、写実的ともいえる具体的な描写が、読者を物語世界にぐいぐいと引き込む力を持っているとも言えます。
なんだか疲れたなー、と思ったときにBedのお供にしたい、やわらかな一冊です。
素敵な夏休み
別に、主人公のリナが、ものすごい冒険をするわけではなく、簡単にまとめると
ただ夏休みのできごとが書かれているだけです。
だけど、そのできごとのひとつひとつのエピソードが良いのです。
この物語の舞台<霧の谷>に滞在するからこそ、最高に素敵な夏休みとなって
いるのです。
素敵な夏休みを本の中で体験できること請け合い。
なので、夏休みに読むことをオススメする1冊です。
夏休みに読んじゃおう!
宮崎監督が影響を受けたということが、
あまりに有名になってしまいましたね。
かく申す、拙者もそれで購入したしだい。
ふつうそういった先入観をもって読むと
失望させられたりしますよね。
でも、この本は違いました。
話の展開のテンポも速すぎず遅すぎず
ちょうどよくて、あっというまに読んでしまえます。
キャラクターもしっかりしていて面白いし。
読後もさわやかだし、夏休みにぴったりだと思います。
こういうお話、大好きです
言わずと知れた「千と千尋の神隠し」の原案となった本」と言われている本です。
児童書らしく、文庫本化しても視覚的に読みやすい本でした。いろんな意味で◎◎
私も、「千と千尋の神隠し」の原案と聞いて読んでみた派です。
確かに「あ!これはあの人だ!」とか「なるほどなぁ」と思う個所が多々あります。でも、解説に書かれているのですが、やっぱり違うんですね。「千と千尋の神隠し」とは別物です。もちろん、これがあれの元かな?とか想像するのは楽しいです。でも、この作品をひとつの作品としてみて欲しいですね。だって、この本はこの本でとってもすばらしいんだもの。
「千と千尋」でも思ったのですが、登場人物一人一人の役割が非常に濃い。同じことが、この物語でも言えると思います。なので、とってもわかりやすくて心に残る。大好きです、こういうお話。
ぜひ子供さんに読んでほしい本です。
ドキドキワクワクすること請け合いです。
私が子供の頃に読んでいたら、今どんな気持ちで読み返してるか、その感情を味わいたかったなぁ。だから、自分に子供ができたら、子供の頃に読んでほしいな。そして大人になってから、もう一度読んでほしいな。そんな本です。
うーむ。私にもピエロ傘のお迎え来ないかなぁ…。
出会えてよかった本
この世界に私も行ってみたいと思わせるお話です。私はずいぶん大人になってから読みましたが、小さい時に出会っていたらもう少し違う感動があったかもしれません。
大人には大人の、子供には子供の想像力がありますものね。いくつになっても、この本を読んで「霧の谷」に行ってみたいです。
そして竹川氏の絵が想像とピッタリで、あまいお菓子を食べたような後味のいい作品。
この本に出会えてよかった!
白地に赤い水玉もようのピエロの傘
10年以上も前の小学生の時、本屋でこの本と出会ったときのことを今でもはっきり思い出せます。本当に導かれるような出会いだった。何回も繰り返し夢中になって読みました。
そんな小学5年生のクリスマス、朝起きたらあの白地に赤い水玉のピエロの傘が枕元に置いてあって驚きました(笑)
小学生の頃の夏休みに戻りたくなる本
小学5年生の夏休み。
商店街の小さな本屋で、何となく手に取った1冊の文庫本。
外は蝉の声。
クーラーなんかない時代の店の中。顔中汗だらけのはずなのに、霧が立ち込める石畳のひんやりした街の空気を感じるくらい話に引き込まれた。
このぐらいの年齢って、「もし、違う世界があったら。。。」とか、非現実的な空想が大好きな頃じゃない?
この本は、そんな想像力をかきたてるには、うってつけです。テレビゲームでは、この不思議な感覚は味わえないんです。絶対に。。。
千と千尋の神隠しの題材になったって?なるほど。宮崎監督も、目のつけどころがいい。私だけのNo.1と思っていたら、こんなに有名な本だったのね。
とにかく読んでみて下さい。絶対に損はさせません。
"きちがい通り"へ行ってみませんか?
今や、映画"千と千尋の神隠し"の原案となったとして
とても有名になってしまいましたが、
小学生の頃から大好きでした。(20年以上前・・・!)
小学校高学年の主人公は、
風変わりな人々が住む「霧の谷」で夏休みの1週間を過ごし、
精神的に成長します。
ストーリーももちろん好きなのですが、
このお話の中にジャム入りの紅茶を飲む場面とか、
いくら食べても太らないお菓子、
とびきりの腕を持ったコックさんのごはん・・・
が出てきて、それがもうおいしそうでおいしそうで(笑)
思い出の本に出会えました
小学校の低学年の頃、学校の図書室で読み、とても感動しました。その後、ずっと探していたのですが題名が思い出せず、あきらめていましたが、最近、宮崎駿監督の「みみをすませば」を見ていたときに、図書館で男の子が持っている本に、それらしき題名が書いてあり、気になったので探してみたら、まさに
探していた本でした!あのときから約十年、またこの本に出会えるなんてうれしくてたまりません。もう二度と忘れたくないので、この本を買おうと思いました。またこの本に出会えたのはきっと、今の私に必要だということだと思います。ぜひ、一度読んでみてください。
