チルドレン (講談社文庫)

  • [著]伊坂 幸太郎

カテゴリ:
文庫 (347頁)
ISBN:
4062757249
発売元:
講談社 (2007/05/15)
価格:
¥ 620 (税込)
在庫状況:
通常24時間以内に発送
Amazon.co.jp で商品情報を見る

ユーズド商品:¥ 124 より

この商品をブログに貼り付ける

2,771 位
評価: 4.0
2008
12/17
Wed

伊坂幸太郎入門書

[No.34] posted by kinakohime

伊坂作品の中で、これほどほのぼのとした雰囲気のものは他にないのでは。
破天荒だが魅力的な男・陣内を主人公とした5つの連続短編集。
人の言うことには決して耳を貸さず、我が道を突き進む。
だけどそんな陣内の言動は、何か、周囲に不思議な影響を与えてしまう。

連続短編と言っても陣内の大学生の頃の話と、それから10数年後、家庭裁判所の調査官に就いてからの話、という風に
"現在"と"昔"、物語は二つの空間を行き来し、最後に全てがひとつの線で繋がっていく・・という構成。

それぞれの語り手は陣内の周囲にいる人物。
第三者の目で見た彼の"不思議さ"がちょっとファニーにも描かれていて、
だけどそれぞれの語り手がとてもあたたかく彼を見守っている姿が思い浮かび、それが微笑ましく、心があたたまる。

「そもそも、大人が恰好良ければ、子供はぐれねえんだよ」

これは、表題作「チルドレン・U」での陣内の台詞。
少年犯罪や家庭問題で裁判所へやってくる子供や親子の心を、その独自のやり方でしっかり掴んでいく陣内。
彼の調査官としての生き様、考え方、台詞、どれもとても魅力的。
スパイスではなく癒しの1冊なので、心を休めたいときに手にとってみてほしい。

2008
11/12
Wed

のびのびと楽しい

[No.33] posted by オーナーオブ・ロンリーハーツクラブバンド

デビュー作や『ラッシュライフ』を読んだ時にはその溢れるばかりの才能とオリジナリティーに文字通り圧倒されましたが、本作はいい意味で力が抜けており、一部で批判されているウンチクの押し売り(私はそうは思いませんが)的な要素も余り見られません。『陽気なギャングが地球を回す』と同様に、気負うことなく気楽に楽しむことが出来ました。ジャンルという程大袈裟なことでもありませんが、作者自身も短編集ということもあってか何か新しい方向を試しているような、そしてそれを楽しんでいるかのようです。

最後のページを閉じた瞬間に、中1の息子に読んでご覧と薦めました。

2008
10/28
Tue

伊坂幸太郎で一番好き!

[No.32] posted by 生命保険X

陣内のキャラが爽快です。
伊坂幸太郎さんの作品の中で一番好きな人物です。
話は短編集という形式でそれぞれ語り手も違いますが、長編小説のようにしっかりとしています。

とても読みやすいので初心者にも勧められます。

チルドレンの中で、家庭裁判所の陣内さんの言葉がとても爽快でした。

2008
10/11
Sat

世の中って

0.0% (0 / 1)
[No.31] posted by 志村真幸

 2004年に出た単行本の文庫化。
 5篇からなる連作短編集。短編同士が複雑に絡み合っており、再読、再々読を要請されるような本であった。何度も読み返すことで、多様な楽しみ方が出来ると思う。
 トリックスター的な存在が、悪を打ち倒して世界を救うという、伊坂作品に共通するテーマが色濃く描かれている。読んでいて小気味いい。作品の完成度もかなり上がっているように感じた。テーマも文章も読みやすく工夫されているし。
 一方で、読み飽きた、毒が薄くなってしまったという印象も。

2008
10/01
Wed

伊坂さん!!

[No.30] posted by リサ

伊坂さんの作品で初めて読んだ本です。
キャラクターがとてもよくて、お話にすぐ引き込まれます。
私はこの作品に出てくる、陣内が大好きです。

伊坂さんの作品は話が繋がっているので全部読んでこその楽しみもあります。
文の書き方も読みやすく、井坂さんならではの表現やwordがあり、絶対に一度読んだらはまってしまいます。
伊坂さんの作品の中でチルドレンは私の一番のお気に入りです。

2008
09/25
Thu

薄い

30.0% (3 / 10)
[No.29] posted by みきお

 内容が薄くつまらなかったです。なぜ各所で絶賛されているのかわかりません。
 まずストーリーが弱いです。各短編のリンクやトリックには、すこしだけ驚かされたけど、作品のメインに据えられるほどの威力はないと思います。
 といって、登場人物に魅力があるかといえば、そうでもない! どのキャラクターも型に嵌りすぎていて、人形じみています。そのわり彼らは、読者に「考えさせる」ような行動をとることが多くて、そこだけが浮いているように感じます。特に作中の陣内さんは、時々良いことを言う変わり者として描かれているけど、そもそも人間味がないので、彼が説教じみた発言をするたびに興ざめしました。
 あと、これは好みの問題なのですが、おれは伊坂幸太郎の、すかした好青年のような文体が苦手です。確かに読みやすくはあるけれど、味がないというか……。

 表面的に生暖かいだけのお話、といったら失礼ですが、本当にそういった印象を受けました。もっと言えば、作者がいったい何を言いたくてこの話を書いたのか、おれにはわかりませんでした。

2008
09/20
Sat

映像化の是非

0.0% (0 / 1)
[No.28] posted by やさぐれSE

伊坂作品、映像化されているものが多いですが、本作の場合、原作を読むべきでしょう。他の方のレビューを見ていると星5つ近くの評価がついていますが、正直言って、伊坂作品の中では中の中、って気がしています。

2008
09/04
Thu

笑いながら、気持ちがほっこりする本

75.0% (6 / 8)
[No.27] posted by 不二

4人の視点から見た陣内物語!
登場した途端は、「なんだ、この男っ?!」って思いましたが、読み進んでいくにつれて、
快感になっていくんです!
お友達にいたら、迷惑することもあるだろうなと思いつつ、同時にこんな人が
お友達にいたらいいなとも思いました。

ところで、回りがどう思おうと(どんなに迷惑しようと)自分がやりたいと思う事は
やっちゃうところとか、ギターが巧いこと、傍若無人でありながら人の心にどこか
温かさを残すところが、島田荘司の御手洗潔に似ていると思ったので、陣内が好きな人は
御手洗も好きだし、逆も真なりと思ったのですが、これは私だけでしょうか?!(笑)

人間的には、目の見えない永瀬が素敵でした!
そして、一番印象に残ったシーンは、彼がどこぞのおばさんに5000円を勝手に寄付された
時のエピソードです!
あのシーンの陣内の普通ぶりは見事でした。そして、永瀬はさぞや嬉しかっただろうと
思いました。

図書館で借りた本でしたが、これは買います!「死神の精度」以上に気に入りました。

2008
06/27
Fri

チルドレン

28.6% (2 / 7)
[No.26] posted by 馬

結局、主人公を好きになれるかどうかでこの本の評価は決まる。

自分は全く好きになれなかった。
面倒くさすぎるキャラクターといい、そのキャラの行いが全肯定されるような展開といい。
よく「型破りな○○○」と言われる人がいるけど、まさにそれの典型のような感じで、今までに散々漫画、ドラマ、小説で見た様なストーリーだった。

2008
06/25
Wed

不思議な青春時代

100.0% (3 / 3)
[No.25] posted by 山根晋爾

登場人物の二十歳前から30歳過ぎまでを時代を入れ替え差し替えしながら軽妙に進めていく。
陣内という摩訶不思議な身勝手さと魅力を持つ男を軸に物語りは展開していく。
この陣内の父親への憎しみ不和というものをどうやって振り切っかという底辺の流れを様々な出来事を交えて時に楽しく時に切なく伝えてくれる。

「ガキは単独ではグレナイ、群れてないと悪いことが出来ない」という真実をアッサリ言ってくれていて嬉しくなった。
伊坂氏は自分の社会への考察を不思議な世界の中で登場人物にシレッと語らせるのが本当に上手い。
だから油断していると見逃してしまうし、が故に押し付けがましくない。

ただ単にひとつの物語の時間軸を入れ替えるだけで何でこんなに面白いんだろうな。
「そういうことだったんだ」っていう小さな発見をさせてくれるからかな・・・


CD・DVD・楽器 | インテリア・寝具・収納 | おもちゃ・ホビー・ゲーム | キッズ・ベビー・マタニティ | キッチン・日用品雑貨・文具 | ジュエリー・腕時計 | スポーツ・アウトドア | ダイエット・健康 | 水・ソフトドリンク | パソコン・周辺機器 | バッグ・小物・ブランド雑貨 | レディースファッション・靴 | 花・ガーデン・DIY | ペット・ペットグッズ | 家電・AV・カメラ | 車・バイク | 食品 | 美容・コスメ・香水 | 本・雑誌・コミック | 旅行・出張・チケット | 不動産・住まい | 学び・サービス・保険 | 百貨店・総合通販・ギフト | デジタルコンテンツ | 車用品・バイク用品 | インナー・下着・ナイトウエア | 日本酒・焼酎 | ビール・洋酒 | スイーツ | 医薬品・コンタクト・介護 | メンズファッション・靴