- [著]我孫子 武丸
- カテゴリ:
- 文庫 (354頁)
- ISBN:
- 4062760142
- 発売元:
- 講談社 (2008/04/15)
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- ¥ 680 (税込)
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2008
06/24
Tue
田中啓文氏の解説は一見の価値あり
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俯瞰で見下ろすと、数字の「8」に見える通称
“8の字屋敷”で起きたボウガンによる連続殺人。
◆(1)鍵を掛けて人が寝ていた部屋から、ボウガンが撃たれたケース
当然、その寝ていた人物が容疑者となるのですが……。
ミステリにおいては、伝統的な(?)
道具が用いられた機械的なトリック。
ただ、犯人の特異な意図が明かされる、
どんでん返しのほうは、やっぱり不自然w
◆(2)密室のドアの内側に、被害者が磔にされるように撃たれたケース
物理的に、窓の外からはボウガンを撃てず、かといって屋敷内は、
二人の刑事が監視している『視線の密室』であったため、部屋への
侵入はほぼ不可能という状況下、いかに犯行がなされたのか……?
結果的に、偶然が作用していた要素も大きいとはいえ、
不可能興味は十分で、密室の形成過程にも説得力があります。
