- [著]鈴木 貴博
- カテゴリ:
- 単行本 (244頁)
- ISBN:
- 4062820315
- 発売元:
- 講談社 (2006/10/19)
- 価格:
- ¥ 1,680 (税込)
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「自分に有利な土俵」を選ぶ
松下やイトーヨーカドー、マイクロソフト、スターバックスといった有名企業から、インリン様まで、おなじみの企業や身近な題材を元に、ビジネスにおける戦略の意義を語る。
ランチェスター戦略、ドミナント戦略などマーケティングの世界ではおなじみの戦略を事例を使ってうまく説明しています。非常に平易に書かれており、これらの理論に通じていない一般読者でも読みやすいです。
また、上流・下流マーケットや、中国、WEBマーケットなど、読者が興味を持つ市場のお話をうまく組み合わせてあり、飽きさせません。
アマゾンはちょっとしか出てきませんので、このタイトルは正直どうか、とは思いますが、内容的には非常によくできたビジネス戦略入門です。
さらりと読める割には、本質的な部分(ビジネスの成功のためには、「自分に有利な土俵」を選ぶことが大切で、不利な土俵で優秀なのでは意味がない、など)はしっかり書かれているので、じっくり読めば新たな気づきがあることでしょう。目次を見て、少しでも興味を持った方には、おすすめできる内容です。
アマゾンのことはあまりでてこないが
アマゾンやロングテールについて知りたい場合には、あまり意味がない本といえます。しかし書いてある内容については切り口が鋭く「なるほど」とうなずかされます。マーケティングを大局的につかみたい方には良い本だと思います。
アマゾン本ではないが、いまどきビジネスの本として参考になった
会社30年説が気になる今日この頃。
「50年勝ち組企業をを作る」というサブタイトルに引かれて購入。
メインタイトルは、ほとんど関係ないので、
ロングテールの本を読みたい人はパスしてください。
ロングテール的な話は、
「アマゾンのロングテール部分の売り上げを除くと、
バーンズ&ノーブルと売り上げ構造は同じ」ということだけです。
当たり前といえば当たり前の話でした。
でも、他の部分はいろいろと興味深い話が多く、スイスイ読めます。
こうした本は実例がないとおもしろくないのですが、
この本では、優良企業の失敗を取り上げるという方針で、
うまくまとめており、その点でも感心しました。
初心者向け
この本に関しては、経営戦略といういかにも難しそうな内容をかみ砕いて、わかりやすく説明している。
以下、おもしろかった内容。
・なぜ松下はマネシナクなったのか
ほかの企業を真似する同質化戦略で儲けてきた松下が真似をしなくなったのは専売チャネルの低下にある。
シャープが液晶テレビを売って、松下が追随せずにプラズマテレビにしたのはそのためだ。
・なぜ小川直也はインリン様に負けたのか
オンリーワン戦略。新たな市場を築いてハッスルは成功した。
これはアスクルにも言える。
・なぜスタバはアメリカンコーヒーを駆逐したのか
下流市場を制す戦略。そしてドミナント戦略。スタバは「手に届く贅沢」を売っているのだ。
・なぜウィンドウズには欠陥があるのか
「欠陥率ゼロ」が日本の製造業を転落させている。不完全なベストエフォートが優勢の時代に。
てか、タイトル名はもっとほかにいいものがあったんじゃないだろうか(笑)
お粗末
様々なビジネス書にも書いある事の上っ面だけつらつら書いているだけ。、どんな層を対象とした本なのか分からない。分かりやすく書いてあるが、このタイトルが気になって買う人はもう少し経験や基礎知識がある人ではないでしょうか?読者を見下している感じがしました。ケーススタディに対する考察も一つ一つが浅く、がっかりしました。そしてタイトルに騙された感じです。中身とあまりに乖離しすぎです。でも、分かりやすく書いてある分、読みやすいので、暇つぶしには良いのではないでしょうか。
読みやすい!
内容は、ここ数年の勝ち組、負け組企業の経営戦略を、数字とともに解説しています。体系的に戦略を学ぶと言うよりも、ケースとして成功事例を紹介していく読み物的な内容。しかしこの本が出色なのは、とにかく読みやすいこと!いちビジネス書として読み捨てるにはもったいない絶妙のリズム感があります。この本を繰り返し読むと、戦略の基本だけでなく文章力もアップするのではないかと思います。
自分に有利な土俵を選ぶ
有名な企業・商品・サービスを題材に、経営戦略の重要さを説明した書です。
著者いわく、やさしい経営戦略論の本、とのことですが、体系だった内容ではなく、ケーススタディといった感じです。
主な内容は以下
・外部環境の変化に合わせ、有利な土俵にシフトすることが、戦略にとって最も重要。
・大企業であっても、コスト構造の違う相手に対しては、同質化による消耗戦を取ってはいけない。
・自分の仕事の中で、こんなことはお断り、
と思う頻度が高いものは、オンリーワンビジネスになる可能性が高い。
・上流市場相手には、絞った機能性サービスが効果あり
コンサルタントとしての経験から、興味深いエピソードがいくつかありました。
特にヨーロッパの歴史ある上流市場に関する題材は面白かったです。
一方、悪い点は、書名と内容が一致していないこと。
書名に関する記述は20ページ余りで、その内容も
「アマゾンは、ロングテールによる売上げ・収益への貢献がなければ、他の大手書店と業績面で大差ない」
といった程度のものでした。
売りたいがため、ではなく、本当に読者に伝えたいメッセージを、びしっと書名に込めていただけないものでしょうか。
読む人にとっては最高の本
ライバルの大手リサイクル書店で発見し、思わず買ってしまいました。
内容は題名とは余り関係ありませんが、最近の名前だけインパクトがあり、内容が無いような本とは違っています。
スコーン!
と、頭を打ち抜いてくれます。
基本的には経済の疑問に答えてくれる本です。
何であのライバル企業は・・・
ウチの業界は今後・・・
何で儲からないんだ・・・
テレビや新聞が言っていることは本当なのか?
FCの本部が言っていることは本当なのか?
(ウチじゃないですよ。一応)
今後、売上を伸ばすためには、どんな戦略があるんだ?
どんな考え方があるんだ?
そんな事を考えている人には絶対お勧めです。
特に学歴の無い自営業者や中小企業の経営者・幹部は必読かと。
実際、自分も苦労している自営業なので、だいぶ納得出来る事が書かれていました。
そうだったのか!
すると、自分の業界は・・・
今後、どの方向に伸ばそうか・・・
経営で何の数字に気をつければいいのか・・・
そう思いながら読みました。
実際、粗利の高い商売をしていますが、なぜが儲からないので疑問を持っていましたが、この本を読んで新たな発見がありました。
ライバルの大手はやはり偉大でした。
自分の同業者にも苦戦している人が沢山いますので、是非薦めたい。
でも、頭の良い人はもう当然知っているのかも・・・
わかりやすい!!
本書は非常にわかりやすい戦略書である。
書名も、8つある戦略の内の1つである。
身近にある例が多数出てくるので、興味のある中・高生にお薦めだ。
読みやすいビジネス戦略書
章ごとに独立したテーマの経営戦略についての解説があり、
全体的に読みやすく書かれています。タイトルのにあるアマゾン
のロングテールについての内容は、全8章の1章だけです。
他には、同質化戦略、ドミナント戦略、オンリーワン戦略など
について書かれています。
ビジネス戦略書をよく読む人には知っている内容が多いと
思いますが、身近なテーマを題材に読みやすく書かれており、
戦略の入門書としてよい本であると思います。エピソードにも
興味深いものがありました。
