- [著]森崎 朝香
- [イラスト]明咲 トウル
- カテゴリ:
- 文庫 (252頁)
- ISBN:
- 4062865270
- 発売元:
- 講談社 (2008/06/05)
- 定価:
¥ 609 (税込)- 在庫状況:
- 在庫なし
ユーズド商品:¥ 416 より
花嫁シリーズ再開
なかなか素直なハッピーエンドの少ないこのシリーズ。今回は王の亡姉に似ていたがために後宮に召された孤児の少女のお話。終盤展開が速くなりますが、その分メインの二人の描き方が薄くなりました。全体のバランスがもう少し調整されたらついていきやすかったかも。最初の巻の飛鷹様みたいなお素敵キャラにはもう会えないんでしょうかね…
久しぶりの花嫁シリーズの新作
ヒロインは貧しい田舎娘、国王に求められて後宮へ――。れっきとしたシンデレラストーリーですね。
ヒロインと国王は個人的にはさら〜っと流す程度だったんですが、将軍と国王の正妃はとてもいい感じに印象に残りました。正妃は意外にざっくばらんとした人で好感持てるし、将軍はいろいろとあれで魅力的だったし。
二人のその後が書かれていなかった(たぶん)ので気になりました。
少し展開が遅かったような気がしました。のんびりしすぎていて(コメディならのんびりでも面白ければいいけど、シリアスなので余計に)やや退屈する面も。後宮ということもあって非常に豪華絢爛ではあるんですけどね。というか、後宮って実際退屈だらけの場所なのかも、と思いました。本当に毎日毎日同じことばっかりだし。お姫様やお妃様というのも大変だ。。。。。
しかし、後半の方はなかなか面白かった。駆け足だったような気もしますが、ラストはとてもよかったです。綺麗な感じで。
国王にいまいち同情できなかったのが残念でした。結構不幸ではあるんですが、王族なんだしそれくらい我慢しなくちゃね〜と斜に構えてしまう。
もっとグサグサくるようなドギツイ演出があったら「かわいそう!」と思ったかも。でもそれじゃ、少女小説として無理があるかな……。
イラストはすごくいいですね。表紙も中の絵も素晴らしくて、中華の雰囲気にたっぷり浸れます。
次回作も楽しみです。
