- [著]木尾 士目
- カテゴリ:
- コミック (170頁)
- ISBN:
- 4063211444
- 発売元:
- 講談社 (2002/12)
- 価格:
- ¥ 530 (税込)
- 在庫状況:
- 通常24時間以内に発送
ユーズド商品:¥ 1 より
オタクとは何たるか
僕はこの作品に出会ったことでオタクに関する認識が一変し、以来今に至るまでギャルゲ、漫画、フィギュアなどのオタク文化に目覚めました。 げんしけんが描くのは真のオタクの生態系。 それは美少女キャラ見て萌えーとか言うだけ薄っぺらなオタク像などでは無いです。 情熱と好奇心と知識を兼ね備えた見た目が気持ち悪い変な人間、それがオタクなんです。 とにもかくにも一番強調したいのは、この漫画を読んだら、もうオタクに対する嫌悪感は無くなってるということです。 それぐらい作中のオタクたちは素敵で魅力的だから。
あの年頃の痛さが懐かしい
朽木君みたいなかなりヤバイキャラまで許容できるこの人たちって、一種の理想郷のように思う。でもひとりひとりはリアルで、僕は斑目さんの恋心の自意識過剰っぷりに自分の大学生の頃を重ねて痛かった。
あなたに足りないのは、度胸と劣等感の払拭
講談社月刊アフタヌーン連載/木尾士目原作
「げんしけん」第1〜6話を収録したコミックス第1巻です。
大学サークル「現代視覚文化研究会(略して、現視研)」を舞台に、
アニメ、ゲーム、漫画、同人作品、コスプレ、フィギュアやガレキなど
18禁含め、あらゆるサブカルチャーの世界に生きるオタク達を
誇張も交えながらも、かなり写実的に描いた濃厚な作品です。
本作で一貫して描かれるのはオタクの濃さとそれゆえ持つ劣等感への葛藤。
「オタク=気持ち悪い」という世間体を跳ね飛ばすエロ中心の唯我独尊の振る舞いが
どこか痛々しく笑えるものの、やはり世間または、周囲とは奇異な趣味趣向に悩み、
時に自分に跳ね返る社会と現実の壁に苛立ち、感情的になる葛藤描写が特に秀抜です。
また美人でファッションにこだわる春日部咲という非オタクを混ぜることで、
一般人から見たオタクの実情を曝け出しまくる展開が多い点にも要注目。
本巻でもコスプレ大好き・大野加奈子が自分のハゲ+オヤジ趣味に葛藤する姿を
バッサリ一刀両断する姉御肌のようなリーダーシップを見せ付けており、
オタクに不足しがちな趣味への自信と覚悟、そして体裁を気にしすぎる消極姿勢に
渇を入れるまとめ役、相談役のような役割も果たしています。
(ただし揉め事の起爆剤でもある(笑)
オタクだと自覚しながら、それを表に出せない(出さない)
引っ込み思案な方には特にお薦めしたい1本です。
一つのことに打ち込めるのは素晴らしいことだと思います。
自分を隠さず自分の趣味に自信、持ってみませんか?
中卒が読むと死ねる
自分は大学に通った記憶がない。記憶喪失だと周りの人間から言われたこともないので、きっと大学に入学したことが無いのだろう。そんな自分がこのマンガを見ると、息苦しくなる。なぜなら、このマンガで展開されているオタクのためのサークル「げんしけん」の面々の人間模様があまりにもまぶしくて直視できなくなるからである。ああ、なんてこのセカイは綺麗なんだろう、そんな思いを抱かせる。大学にいったら、こんなにおもしろいセカイが待っているのだろうか?大学にいった人に聞いてみると答えは「NO」。そんなにラクなものでもないらしい。それは置いておいて、このマンガは読むに値する。いわばこのマンガはオタクサークルの名を借りた、文化系大学生の青春群像なのであり、平均的大学生の斜め上をいく大学生の生態を上手に描写した傑作である。
蛇足ながら……このマンガに登場するキャラクターたちは格ゲーにエロゲーにマンガにアニメ、はては同人誌にまで触手をのばしているが、そのくせ、現実感覚があって、空気読めてないようなキャラは少ない(もちろん、作中に少しは登場するけど。朽木くんとか)。こういうマンガが一般の人にも読まれれば、オタクに対する偏見も少しは減るのではないだろうか……けっこう考えてること同じじゃないか、なーんてね。
学生時代が懐かしくなる一冊
本書はもちろん、
「オタクの生態を楽しむ」
という趣旨なはずだ。
だが、なんだか自分の学生時代のことを思い出してしまい、懐かしさに胸が熱くなるような作品でもある。
そうそう、部室でのダベり方とか、あんな感じの人間関係とか、あったなぁ・・・と。
あ、別にオタ系のサークルではなかったのですが。
そのあたりの描き方が非常にうまい、と思う。
ちゃんと「青春モノ」としても成り立っている。
元ネタがわからなくても十分な内容になっているので、食わず嫌いをせずにぜひ読んで欲しい一冊。
でもやっぱり、オタ系のネタは秀逸。
オタクの入門書として。オタクに憧れる人が読む本
18禁のエロゲーや、美少女フィギュアなど心の中では憧れてはいるが、実際にその手のものに、のめり込むことに抵抗がある・・という人は多いはず。 <br />心のどこかで、『こんなものにハマっていると誰かに思われたら恥ずかしい』などと、他人の目をついつい気にしてしまいがちだ。 <br />しかし!たとえ、それがエロゲーや美少女フィギュアであっても、趣味というのは万人に自由なものである!そう思えなきゃ人生損をしちゃいます。 <br /> <br />この「げんしけん」1巻では、そんな悩める男子達を肯定してくれるかのような1冊となっている。 <br />オタクになることに抵抗がある人、オタクに憧れている人、まだオタクになって時が浅い人にピッタリな本。
結局最後は恋愛に・・・
最初の頃はリアルなオタクを描いているが(高坂や春日はどうかと思いましたが)、巻が進むにつれクサい恋愛や非現実的なキャラが増え(荻上とか)次第にまずい展開になっていきます。但しこの巻含めて初期は面白いので星3つ。
あ、
この漫画、ヲタの日常を淡々とリアリティー溢れる書き方しているのですごく好きだ。こち亀やよくある少女漫画みたいな「偏見を見せ付けて、なんとしたことか」な描写も無いし、(笹原にオナヌーさせたのはイク無いが)
オタクの息子さん…
初めて会ったのは高校一年の頃、面白い本を探していたときに偶然見つけた一冊です。
一巻目からかなり面白くつぼに入りました。キャラがみんな良い!特に斑目、主人公(一応)を食ってます。斑目の同人誌を買うときの信念「値段を見ない」。漢です。なかなかできるもんじゃありません。人生の先輩です。おかげで僕もオタクの世界へ…
話の内容はオタクな人達の日々のありそうでないお話ですが、オタクじゃない人でも普通に抵抗なく読めます。是非一読を。
それにしてもこんな話題になるとは…買ったときには思いもしなった。
祝!笹原の覚悟
笹原の「覚悟」が一番の見所です。
高坂から受けた影響がきっかけとなり「一線」を越えます。
個人的にはそこに至る葛藤と決断を大いに評価したいと思います。
なんだかんだいっても、人生というのもは覚悟を決めた者が勝ちます。
グジグジと周囲の目を気にして、結局何もなさなかったなんて寂しいではありませんか。
もちろん違う意味で回りの目を気にするとか、周りの空気を読む能力は社会生活を営むうえでは必要になりますけれどね。
そういう意味では斑目とかは、ちょっとアレかもしれないな・・・。
まあ、それはまた別の話です。
早くも1巻で覚悟を決めた主人公・笹原の今後のご活躍を大いに期待したいと思います。
