- [著]ジョージ朝倉
- カテゴリ:
- コミック (186頁)
- ISBN:
- 4063413721
- 発売元:
- 講談社 (2004/01/13)
- 価格:
- ¥ 410 (税込)
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ハイテンションロマンス。
久しぶりに読みました。ジョージの描く恋愛漫画ん中でも一番トンでます。
「ハートを打ちのめせ!」も、等身大の中学生ゆえの感情がリアルすぎて刺激的だったけど、この本は誰しもが持っている"理想の恋"という普遍的なテーマをジョージらしく強烈なキャラで描きなぐってるので、テンションはこちらのがかなり高め。濃ゆぃ…。
あと、この頃から絵柄が一段と巧くなってるのも見物ですね。
スタイリッシュな構図にくっきりとした線で綺麗に描かれるキャラクター、そして漫画だけじゃなくてあらゆる映画や小説を読んできた人ってゆうのがわかる台詞まわし。少女漫画でよく使われる淡い色合いのスクリーントーンをほとんど使ってないからモノトーンが映えて美しい。これだけで十分お洒落マンガなのにそこで終わらせず、ひたすらジョージ節で暴走し続ける。
いいですねーついていきたい!というかついていきますどこまでも。
バカサイコー!
怒涛のロマンスを繰り広げてきた右京と蘭もこれが見納め。なんか1巻・2巻よりも、ロマンス色強めです。そして最終回、右京の一言に号泣しました。やっぱりジョージ朝倉サイコー!甘いロマンスがたまりません!そして併録で、脇役?の宗ちゃんを主人公にした、後日談のような宗ちゃんのロマンス、『少年ロマンス』と『少女ロマンス』が入ってます。こっちもギャグ少なめのマジメで、でもかっこいい宗ちゃんで、眩しいくらいの恋愛です。丸々一冊恋愛に取り組んだ第3巻。っつーか、『少年少女ロマンス』サイコーの恋愛マンガです!
理想の中のリアル
「少女マンガこそ少女の欲望と願望の巣窟である」(『カラオケバカ一代』参照)という事実をそしりながらも肯定することで読み手を魅了するマンガ家、それがジョージ朝倉である。彼女の切り口によって少女マンガを卒業した世代の女性は、理想の世界を堪能しつつも求めているリアルさを味わうことができるはずだ。
『少年少女ロマンス』は、いつか必ず「王子様」が迎えに来てくれると信じている蘭と、本当は蘭の「王子様」になりたいのに素直になれず、嫌がらせばかりしてしまう右京との恋愛模様が描かれている。金色のサラサラヘア、お姫様ロングヘア、運命的な再会、白馬、バラの花束、毎日の贈り物等、「これぞ少女マンガの王道」というべく条件をフルに駆使してストーリーは展開していく。
にも関わらず、「所詮マンガの中の話。実際、こんなこと有り得るはずがない」と、完全に否定できない。読んだ後にリアルさをひしひしと感じ取ることができるのだ。
何故か。それは、「全て仕組んだことである」と、主人公たちが本当の姿を曝け出しているからだ。蘭は髪をお尻まで伸ばしたり、ビラビラのお洋服を着たり、理想の「王子様」のために自分を「お姫様」に仕立て上げる努力を怠らない。右京も髪を金に染めたり、白馬を飼う等、蘭の「王子様」に近づくため日々精進している。これらの過程がしっかり描かれていることによって、只の少女マンガには収まり切らないほどのリアル感が生み出されているのだ。
「王子と姫」なんて理想の話だと解かっていながらも、その理想の世界にしがみ付いていないと一緒にいられない不器用さ。そんな自分たちを「二人して、なんてバカ者なのだろう」と嘆く右京に、心打たれる脱少女マンガ世代の女性は多いに違いない。
恋ってそういうもんだろう!!
老若男女 全人類に共通する感情。
恋ってそんなもん、ああそうだった!
感情表現が不器用で仕方ない。
もどかしくて、はがゆくて、切なくて。
でも気になってどうしようもない。
恋を忘れた人にも、まだ恋をしてない人にも
是非読んでほしい。
少年少女ロマンス、堂々の完結編です!
ついに完結
恋に悩めるカップル、蘭と右京の恋もついにフィナーレです。素直になれない、究極に変人な2人の恋は、すごいです!他に、番外編的な「少年ロマンス」「少女ロマンス」が収録されてます。本編より、こちらの方が面白かったです。濃いキャラの濃い話だった本編に比べて、登場人物がまともだし…。宗ちゃん(1,2巻参照)好きには、たまらない内容となっていると思います。
堂々の完結。
とうとう待ちに待っていた3巻発売!
同時に最終巻でもあるので、もしこの3巻で後味の悪い終わり方をしてしまったら嫌だなぁという
いろいろな意味のドキドキもありましたが、そんな心配は無用でした。
蘭と右京の2人は最後の最後まで突っ走ってくれました。
1度はお互いに諦めた恋でしたが、そんなことを吹き飛ばす感動のクライマックス!(笑)
王子様とお姫様が両思い・・・『ハッピーエンド』になってからのその後を
「少女漫画」でありながら「少女漫画」という枠を越えた爽快感で描いた
ジョージ朝倉先生はただただすごいなぁと思います。
「少年ロマンス」「少女ロマンス」も収録したこの3巻。
是非、1巻と2巻と一緒に読むことをおすすめします。
