- [著]大和 和紀
- カテゴリ:
- 文庫
- ISBN:
- 406360053X
- 発売元:
- 講談社 (2001/08)
- 価格:
- ¥ 693 (税込)
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明石の浦の、運命的な出逢い
この4巻では源氏の君と右大臣の姫・朧月夜との恋がついに発覚し、彼は須磨・明石に流されてしまいます。寂しい須磨の浦で、正室・紫の上のいない生活は耐え難く、源氏の君はそこで明石の君を見出し、結ばれる。彼女は源氏の子を授かるが・・・。
二人の出会いの夜はとても美しく、見とれてしまいました。
明石の君は、光源氏が紫の上と同じくらい愛した女性。彼女の存在が、源氏と紫の上に、どんな影響を与えていくのか・・・。ますます目が離せません。
行幸から若菜の下まで
玉鬘が右大将のものになり、明石の姫君は明石の女御となり、光は準太上天皇(上皇みたいなもの)になり、光の兄朱雀の上皇から女三の宮が光に降嫁する。
この女三の宮がくせ者で、年の割にはあまりに幼く自我がない。柏木は女二の宮を妻にするが、女三の宮があきらめきれず、ついに、女三の宮をかいま見、女房の手引きで女三の宮とついに関係を持つ。
紫の上は病に倒れ、光が留守な時だった。女三の宮は「なぜか」懐妊する。光は柏木との間の子と知る。
自分も藤壺の宮と関係を持ち冷泉帝をもうけた光にとって、因果応報である。父帝は(このマンガでは)これをおそらく知って、許した。
光にはそれができるのか?
紫の上が生死の境をさまよう中、光の心は揺れる。
女三の宮の顔がいかにも幼く、!よくできたキャラクターだなあと、思う。紫の上が、切ない。
明石の月
「あさきゆめみし」は「源氏物語」を忠実に漫画化したステキな作品。しかも、「これぞ王朝絵巻」というような美しい漫画です。4巻では、源氏が明石に流れていき、明石の御方と運命的な出会いをする場面が描かれています。明石の御方は、源氏物語に登場する女性の中で、私が一番好きな女性です。また、源氏が月夜に初めて明石の御方のもとを訪れる場面は、一番好きな場面です。私は平安物語を研究していますが、物語の中での重要な場面には、月が描かれていることが結構多いんですよ。
