- [著]安野 モヨコ
- カテゴリ:
- コミック (190頁)
- ISBN:
- 4063726266
- 発売元:
- 講談社 (2007/08/23)
- 価格:
- ¥ 540 (税込)
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転回点
主人公をはじめとして、脇役さんたち、スポットキャラたちの人生の転回点
ともいえるイベントが次々と起こります。
失恋、入院、迷い…占い師の登場がこの先を暗示しているのかも?
ますます続きが楽しみになりました。
青年誌だからこそ可能な、安野の描く「働く女性」の魅力
漫画家として文字通り「働きマン」で、常に第一線で頑張ってきた安野モヨコの快作。
彼女の大傑作「ハッピーマニア」は、シゲカヨの破天荒な「恋の道」と並んで、(密かに)「女が働くこと」が重要な意味をもっていましたが、「働きマン」では、そんな作者の価値観がストレートに描かれています。
(もちろん、シゲカヨと松方は生き方も性格も正反対のキャラですが)
安野は作品ごとに絵柄を変えますが、「働きマン」は青年誌の為か、絵柄が甘めでなく、また、(女性誌では、まずメインに描かれることのないであろう)いわゆる美男でない男性キャラがとても魅力的です。
そして、頑固な職人、仕事で挫折を味わった人、ニートの青年などの描写を通して、作者の眼差しの優しさも感じられる作品です。
(「美人画法」でみせた、彼女の美意識がすごく出ています)
女性は間違いなく、元気をもらえる作品。
そして、10代、20代でも楽しめますが、30代(作者と同年齢)になった時、松方の(ある意味不器用で)ひたむきな生き方が身につまされ、また、愛おしく感じられると思います。
さて、男性読者は? −決して、甘すぎず、アイロニーもきかせた、青年誌だからこそ可能だった、安野作品の魅力、だだ存分に楽しんでください。
今回も面白かった!
週間モーニングで定期的に連載されている漫画です。
この巻もとても面白かったです!自分は男のサラリーマン(新卒)ですが松方を見てると、
仕事に対する気の持ちようを教えられる気がします。こんな風に考えるのも有りだな…
と。もちろんフィクションの漫画なんですが、登場する人物や仕事の内容はリアルなもの
ばかりです。だからそこが面白い。
誰でも読める漫画ですが、個人的には就活してる学生さんに読んで貰いたいですね。
またドラマ化も決定しているので、さらに知名度が上がるんじゃないでしょうか。より多くの
人にこの漫画を読んで貰いたいです。
『読むべし』
待った甲斐があって楽しく読むことが出来ました。
「こんな人いるのかなぁ?」と半信半疑な気持ちで読み進めておりましたが、
今では松方のような人間がいてくれたら。。。という気持ちにさせてくれます。
三十而立(30にして立つ)。
やっぱり面白い!
キャリアウーマンと主婦との比較からはじまり...
なかなか濃い内容へ..
要領よく手を抜く人、ズルしてラクする人ほど得(とく)する会社のシステムの中で、情熱を失い、不正に手を染める人と...そんな会社が嫌で辞めてニートになった人...
元カレと久しぶりに会って、寂しさから一晩だけの情事におよんでしまう女...
いろいろありますが....
しかし....一番興味深かったところは...
松方の葛藤。
人生を仕事に賭け、プライベートを少なからず犠牲にしても、上から与えられた仕事をガムシャラにこなしてそれなりに高い評価を得た。そして、ある程度の地位までは出世した。そんな人が、30歳前後で抱える将来に対する不安..
...このままでいいのか...
面白い。
絵、内容共に更に一段上のレベルに上がっていて、未だ失速しない才能の勢いにはただただ敬服します。
松方の苦しみかたってすごくリアルです。悩みや苦しみや疑問が、どんな時も常に人生のベースにあるんですね。
でもその誠実さ、無防備なところが松方の魅力なんだと思います。
名脇役達がもっと見たい
3巻での、異動になった先での新天地で頑張る人達の話とは対照的に、
今回は、「頑張れなかった人達」にスポットライトが当てられてゆく。
相手のことを思いやり、誠実に仕事をしてきた故に、自分を追い詰め体を壊すデスク。
優秀なゆえに仕事が集中し、ワーカホリックになり無気力状態に陥る同僚。
真面目に誠実に、手を抜くことができなかったために戦線離脱していく。
「弱いのは一体どちらなのだろう」と思う松方のモノローグは、
安易なものさしで仕事を描かないこの作品らしい一言だと思った。
松方の親友の内科医、梅宮編集長、成田デスクと名脇役達も健在。
個人的には、松方の恋愛メインになるよりは、
これまでの営業マンや異動の話のように、
群像劇風に働く人々をじっくり描いていって欲しいなと思う。
(恋の相手が気になって、信じてなかった占い師にもう1回行ってしまう
松方は可愛かったけど/笑)
安野モヨコの描く「普通のおじさん」の顔がとてもいいので、
硬派な作品展開を期待しつつ次巻を心待ちにします。
痛いくらいに・・・
自分と違う選択をした友、優しすぎたり真面目すぎたりで割をくってる人々、大人になってからの父親の存在。考えさせられちゃった、というのが感想です。
その当時、わが父の恐怖政治下にいました。
チャンネル権?そりゃもうニュースが見たいって云ったら、続きが気になるマンガ(アニメ)があっても黙って7時のニュース見ましたとも。社会人になって、ちょっと調子にのったらある日一言『付けあがってるんじゃない』といわれ、冷や水を浴びせられた気持ちになったこと。などなど思い出されました。
4巻最後の弘子の言葉、あれは作者本人の気持ちだったのではないでしょうか?
頑張りすぎず、おきばりと言ってあげたい。
松方、頑張れ♪
主人公の松方が、友人の結婚式でハワイに。
そこで久しぶりに会った友人(専業主婦子供有り)に、
独身は気楽でいいよねえと言われてプッツン。
まあ、いろいろあって、自分は仕事以外のスキルはあるのか?と内省して。
結局は、せっかく休みを取って行ったハワイも、仕事で振り回されるんですけど。
人間って、自分で選ばなかった道を歩く人に、僻んでみたり、
羨ましかったり。
自分の道が「正しい道」と開き直ってみたり。
でも、どんな道だろうと、切り開いていくのは自分なんですけどね。
最終話、松方の父がいい味出してました。
松方、頑張れ♪
連ドラに
アニメ化、次はドラマ化。アニメはフジ、ドラマは日テレで、まさに適材適所の様な気がする。そして今回、この第4巻で印象に残ったのは実家に帰る話。お父さんとのやりとりは読んでて何とも言えなかった。編集長に女はなれないと言う主人公に対して、そこですかさず父親が言ったのは「創ればいい」、簡単に言っちゃってくれてます。でもこれほど重みがある言葉もないでしょう。空気が読めない父親だけど、大事な所はちゃんと掴んでるって所は味があって良かったです。ラストでの主人公のセリフはその父の言葉もあって、何か一つ迷いをふっきれた様に感じられた。
