- [著]瀬尾 公治
- カテゴリ:
- コミック
- ISBN:
- 4063840298
- 発売元:
- 講談社 (2008/08/12)
- 価格:
- ¥ 420 (税込)
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求められたノスタルジア、瀬尾氏の本領
瀬尾氏の描くラブコメの作風は一時的な流行にだけ便乗して、旋風一過後、きれいさっぱり記憶に残らない・・・等という近年多いラブコメではないところに、替えがたい長所があるのだ。
1990年代以降に生誕した、現10代・・・今の若人世代の人たちにとって、この「君のいる町」の描かれる舞台設定がどう映るかはわからない。大衆誌である「週刊少年マガジン」上で描かれるラブコメ。特に奇異な展開もあるわけではない、今の時代ラブコメは流行らないと言われるかも知れない。
ただ、惑星が恒星を周回するように、ブームもまた、周回する。リバイバルブーム、温故知新、カヴァー曲、リメイク・・・。それは言わずもがな、古き良き作品を改めて見る。人は文化的飽和状態になった時、原点に立ち返るのだろう。
瀬尾氏の作品はそんな原色の風景を基軸に描く、非常に作品の中枢にある隠し味を持った内容なのだ。
一通り読めばもういい。読んだから古本屋行き、或いは処分・・・。そう言う気にならない。何度でも読み返せる。何故か。
私も大都会からは乖離した田舎者なのかも知れないゆえのフィーリングなのか。それとも、ただ単にストーリーに共鳴しているだけなのか。
この作品の登場人物は、すべてそう言う周期されるアトモスフィア(ブーム・雰囲気)の原点にあるからだと、僕は思っている。
つまり、やがてブームが過ぎて忘れ去られてしまうのではなくて、数年、数十年後になって再びリバイバルの波が来た時に、このキャラクタが実に新鮮だと思える。日本人が潜在的に抱いている理想像を、瀬尾公治氏は意識しているのかいないのかはわからないが、表現されているのだ。
涼風の方が
ハッキリ言って、絵に不自然な所が多過ぎます。顔と体のバランスが不自然だったり、目の位置がずれてたり まぁ、新連載だから馴れてないのかもしれませんが、涼風の頃に比べて、雑になってる気がして期待していただけに、がっかりしました。
今は様子見
今は何とも言えません!前作の涼風のことがありますからね!中盤までは良作、大作でもその後は無意味にダラダラと長くストーリーを続けたり高校生妊娠させたりとグチャグチャになりましたからね!絵も好きなので期待はしていますが今は様子見しようと思います!
ちょっと変わった恋愛漫画?
ごく普通の日常を過ごしていた少年の下に都会からやってきた少女が訪れ
旋風が巻き起こる…という定番の恋愛漫画。
とはいっても絵やストーリーは穏かで、ドタバタ喜劇ではない静かなストーリーが
楽しめます。
「涼風」の瀬尾公治先生の最新作
広島の田舎を舞台にはじまる新しい恋物語、それが「君のいる町」
「桐島青大(きりしまはると)」、主人公、東京から来た初対面のヒロインとの同居になかなか馴染めない。
「枝葉柚希(えばゆずき)」、ヒロイン、高校進学のため東京から来た自由奔放な女の子。
「神咲七海(かんざきななみ)」、もう一人のヒロイン、主人公と同じ中学で、片想いの相手。
以上の三人が物語の中心となります。なお巻末によると舞台の広島の田舎は
「涼風」の主人公の田舎と同じであるという可能性があります。
超ド級の恋愛譚!!!
『涼風』の瀬尾公治の最新作。
舞台は田舎。そこの高校生の桐島青人の家に彼と同じ高校に通うということで、都会から居候しにきたのが枝葉柚希。親戚でもない彼女に反発する青人。彼には中学から好きだった女子・神咲七海がいた・・。
恥ずかしいほど純然な恋愛マンガです。
青人の幼なじみの友人に柚希のことを聞かれたり、七海とぎくしゃくしながらも仲良くなったり、柚希とケンカしたりと様々なイベントが起こります。話の根幹には柚希と七海どっちを選ぶのかというのは当然あると思いますが、もうひとつこの話のポイントとなる点がある。それは柚希の過去になにがあったのか、ということです。
正直、なんと都合のいい初期設定だろうと思ってましたが、柚希が親戚でもないのに桐原家に居候になったこと、都会から田舎の高校に進学したこと、などの理由は本筋では明かされません。これら理由についてのちのち大きな意味を持つかもしれないので、これは単純な話じゃないと思ってます。
とにかく明るい柚希のときどき暗くなる表情にとても惹かれました。
それと柚希以外全員広島弁ってのが聞いててほほえましい。
ところでこの作品の舞台は作者の実家の田舎がモデルらしい。
もしかしたら瀬尾公治が本当に描きたかった作品なのかもしれない。
恋愛にさらに恋愛を注いだようなボリューム。胸焼けしない人にオススメです。
