- [著]中山 康樹
- カテゴリ:
- 新書 (414頁)
- ISBN:
- 4087203808
- 発売元:
- 集英社 (2007/02)
- 価格:
- ¥ 998 (税込)
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ユーズド商品:¥ 470 より
誰得?な本
ファンはタイトルに騙されて買うでしょう。
中身は、今までのクワタさんの楽曲を5段階評価、そしてレビュー。
しかし、とにかく評価が辛い。☆5なんて全然無い。2ばっか。
これを、媚びてはいないまともな評価、なんて片付けられる人は、
よっぽど大人か、そもそもサザンにそこまで興味がない人だ。
すべての楽曲がすばらしいとは言わないが、自分がすばらしいと思っている曲がこき下ろされているのを見ると、なんで金払ってこんな思いしなければいけないのかと悲しくなる。
しかも、なにより本の締めのシングルが、DIRTY OLD MANなのだが、そのレビューのラストが「音楽的野望や挑戦意欲が褪色したサザンの新曲を出す意味、そして聴く意味はどこにあるのだろう。」ときたもんだ、要するに結局現在のサザンの全否定。
ほんとにチラシの裏のようで、そんな本でもクワタのタイトルに騙されて作者を儲けさしてしまった自分が嘆かわしい。
ファンはこれを読んだらイライラするだろうし、アンチはそもそも読まない。
まさにいったい誰が得をするんだろうという内容に仕上がっている。
しかも売れたシングルはおしなべて高評価。しったか口調で洋楽や海外アーティストを引き合いに出しまくりな割にミーハーな仕上がり。
批評だけなら誰でもできる
曲の批評をしたくて批評しただけの本であって、決して聴き込んで書いた本ではないと感じた。従って、内容はかなり薄っぺらい。こんな本に1000円も払ったと思うと正直腹が立つ。
おまけに、あとがきにはクワタ本人には一度も会ったことがないとのたまう。他のミュージシャンも同様で、筆者の個人的なポリシーらしい。図々しいにもほどがある。だったらもっと濃い内容にするべきである。
原坊の評価は比較的どれも高いことから、単なる原坊ファン?全曲公平なジャッジをしているとはとても思えないが…。
この程度の批評なら筆者のブログで十分ではないか。何も本を出版しなくても…そう感じた読者は少なくないはず。
好きでもないのになぜ書いているの?
全曲レビューした点だけが敢えて言えば評価される点で、正直、読む価値はないと思いました。
データブックとしての価値も薄い。
残念ながらサザンに対する愛はなく、だからたぶんそんなに聞き込んできたタイプの方ではないため、対象に踏み込もうとせず、自己満足的に書きなぐっている。
なぜ好きでもないのに書いているのか疑問が残る一冊です。音楽評論家は大変ですね。
これを読むぐらいであれば、「地球音楽ライブラリー サザンオールスターズ」が断然いいです。
奴はサザンファンじゃない
僕はサザン(桑田)ファン歴10年です。だから、この本も何も考えずに衝動買いしました。
しかし「桑田が好きで本を書いた」というよりも「とりあえず桑田の本を書けば売れるだろう」という商業的な目的でかかれたのでは?と疑ってしまいました。ジャズやビートルズ等の往年のロック音楽を弾き出して「これってあの歌手のあの曲に似てる」と、まるで自分の音楽の知識をひけらかしているようにしか見えませんでした。だから、歌詞や桑田のオリジナリティさにはあまり触れていないような気がします。
当然、桑田のことを色々調べてはいるのでしょうが、所々ムラがでています。サザンの『Ding Dong(僕だけのアイドル)』はロリコンをテーマにした曲なのに、全く違う解釈をしていて腹が立ちました。
そんな著者が星の数で曲の善し悪しを決めてしまう身勝手さもあまり好ましくありません。
この本は桑田のハウツー本として読むよりも、著者の考えにつっこみを入れるくらいの気持ちで読むべきだと思います。
懐かしい曲が聞きたくなる。
サザンオールスターズから桑田圭祐のソロ作品、
桑田バンドまでデビューから最新曲まで怒涛の全曲解説した本。
各曲には星5段階評価が付けら、
「なくても良い曲」という辛口から、
「すばらしい」と絶賛の曲まで千様万別。
決して提灯記事ではなく、また評価も人さそれぞれゆえに、
ファンが読んだ際に「なんでこの曲が辛口なんだ!」と
思われることもあるかと思います。
しかし、
・影響を受けたと思われる元ネタ曲。
・楽曲の中に含まれている遊び部分の解説。
などが含まれておりますので、
サザンファンで
「彼らが影響を受けてきたアーティストにも興味がある」
という方にはお勧めです。
いずれにしろ、懐かしの楽曲に解説など読むと、
最近聞いてない曲など聞きたくなること請け合いです。
サザンファン
この本はサザンの曲1曲ずつコメントされていてすごいと思います。筆者には自分の考えがあるから、良い事も悪い事もいろいろ書いてありますが、自分はそうじゃないと星を書きなおしたりしてみるのが良い読み方だと思います。
ドトウの全曲レビュー!! …というだけで買いです
買うのは即決、読むのはおそるおそる。ファンとしては。
ドトウの桑田作品、「Killer Street」まで全曲批評。5つ星採点。
恥ずかしながら、知ってる曲のとこだけ読みました。
…して、「う〜〜〜あ〜〜〜、、、」というのが感想。
やっぱ最近のサザンは、初期からのファンにとってはサザンじゃない、ですか。90年代からのファンには複雑です。
あと、いろいろもっと洋楽聴こう、とは思った。著者がそうとうジャズ・ビートルズについて詳しいので、「あの曲は○○って歌に似てる」系の批評がほとんど。ちょっとそれがうっとうしかったりもしますが…
というか、中山氏は原ボーのファンですかっ?! 妙に、原ボーのコーラス入る曲って総じて点数甘いです!!
ジャズオヤジのぼやき
クワタケイスケは優れたミュージシャンである。だが彼の歌は所詮流行り唄である。スタンダーズとして残っていくジャズとは違う。刹那的に消費される類の音楽である。例えば「いとしのエリー」のどこが偉くて、どこが真似なのかとかは、リスナーにとってどうでも良いことである。ただ「エリー」のせつなさや叙情に浸っているだけで幸せになれるのである。そこがクワタのエライとこでしょ。言葉にならない感情を音楽でうまく表す、それが彼のニッチだよね。それをなんだこうだ講釈されても、そんなにありがたくない。読んでて面白い部分も結構あったけど、クワタの音楽の前では蛇足に感じてしまう。
面白くてなんぼでしょ本は。
ipodにサザン詰め込んで片手に「クワタを聴け!」通勤、通学のお供にどうぞ。一曲の解説が1ページ、しかもテンポの良い文章なのであっという間にアルバム一枚読み終えます。私はサザンファンという訳ではありませんが文章の面白さで十分楽しめました。こういった批評、解説本でも文章がつまらないとキツイですが、この本では心配ないと思います。カジュアルな文体ですが読み物として優れています。
酷評もあり!
一アーティストを全曲解説・批評という企画本は、最近忌野清志郎を扱った「清志郎を聴こうぜ!」という本が出版されているが、両者は全くアプローチが違う。清志郎の方は、主に楽曲の音に関してのアプローチであったが、本作は作品としてのトータル的なアプローチを試みていて、この曲は誰々の影響によるものと思われる等という表現が見受けられる。故に酷評もあり、決してサザン・ファンにこびへつらうような内容ではない!しかし、サザン・ファンにこそ読んで欲しい一冊である。最新シングル,最新アルバムについての批評では、かなりの酷評ではあるが、ファンが見落としがちな論点をついているように思えた。しかし、筆者にも一言言いたい。音楽の5%前後しか本当の意味のオリジナルは存在せずに、95%は何らかの曲に付け足したり、或いは発展させたりというある種の借り物の応用である。だから、アーティストに常に進化を求めるがために、そのアーティストの過去の作品のコピー部分があるからといって、必ずしも曲自体のクオリティーが落ちるとは限らないのではなかろうか? いずれにせよ、音楽をはじめとする芸術の評価は、受け手である我々が各自につければよい。本書はあくまでもガイドブックととらえればいかがであろうか?
