- [著]小林 よしのり
- カテゴリ:
- 単行本 (370頁)
- ISBN:
- 4093890595
- 発売元:
- 小学館 (2008/06/23)
- 価格:
- ¥ 1,680 (税込)
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たかが漫画家ではない漫画家の魂の叫び
中島氏や彼を称えた学者連中を弾劾しながら、
パール博士の真意や思想、理念を説いてゆくという、
一石二鳥の展開にあっぱれである。
パール博士の反対声明を、
歴史書には必ずついてまわるイデオロギーではなく、
客観的に検証してゆくという意味で、
本書の果たしている役割は大変大きいと思った。
全てを読み終えれば著者の完勝は疑う余地はない。
中島氏や彼を称えた連中の行く末にも大変興味がある。
著者の作品はどれも力作で魂のこもったものだが、
本書はその集大成だといっても良いのではないだろうか。
右も左も真ん中も、全日本人必読の書である!!
新ゴーマニズム宣言SPECIAL靖國論
新ゴーマニズム宣言SPECIAL 平成攘夷論
司法と行政の関係について
例えば、為政者が経済政策を誤り、国民を困窮に陥れたとしても刑事責任は問われない。
ただ、道義上の責任、選挙による洗礼、名誉の失墜等があるだけだ。
しかし、為政者が刑法等の犯罪を犯すことがあれば、司法の裁きを受けることになる。
このようなことは極めて当然と思われるが、実際には以下のケースもあるのだ。
(1)為政者が法を犯さなくても司法により処罰される。
(2)為政者が法を犯しても司法により処罰されない。
(3)為政者と司法がお互いに無視し合い矛盾したまま存在する。
(1)は言うまでもなく東京『裁判』。東京『裁判』は全く法的根拠がなくただ単に勝者に
よる結論ありきの『裁判』だった。
(2)のケースは原爆投下。第二次大戦においては、ナチスドイツのユダヤ人迫害とならぶ
無辜の市民の大量殺害(国際法違反)であるにも関わらず、日本人は原告としての責任をはた
していない。
(3)のケースは憲法問題。憲法九条は明らかに現実と矛盾している。自衛隊を廃止するか
憲法九条を廃止しなければ、矛盾は解決できず、法の尊厳を守ることはできない。
東京裁判、原爆投下、憲法九条の問題が混乱しているのは、結局は司法の問題と倫理・道徳上
の問題が明確に区別できないことによるものだろう。
小林よしのり氏が繰り返し訴えているのはまさにこの点であるように思う。
パンドラの箱
パンドラの箱 - 『古代ギリシア、パンドラが開いた箱からは、この世の様々な災いが飛び出し、パンドラは慌てて蓋を閉めるが、既に、たったひとつを残し、全てが飛び去っていた。たったひとつ残ったもの、それは「希望」であった。
連合国が用意した「東京裁判」という名のパンドラの箱からは、日本に向けての災いがとめどなく飛び出し、たったひとつの希望である「パール判決」を残したまま、蓋が閉じられようとしていた…』
あなたは、この物語の続きを知ることになる。そして、後生に語り継ごう。最後にパンドラの箱を開け、日本に希望を甦らせたのが誰であったかを。
良書です
小林氏によるパール判決書の読み解き。
彼のように時間を掛けて丁寧にパール判決書(反対意見書)を読めば、誤解せずに判決書の内容が理解できるということです。
中島氏のようにまず「日本は有罪であることが基本」と考えている人には永久に理解不能なパール氏の法律家としての信念と当時の国際情勢についての考え。一度素直なまっすぐな気持ちになって読んでみることをお勧めします(くれぐれも漫画だと馬鹿にしないように)。
政治的プロパガンダ
日本軍の残虐行為の事実認定は裁判における争点ではないとして軽視したがり、無差別殺戮の例として挙げられただけの原爆投下を「断罪した」と読み取る、
こういうアプローチに基づくものであり、政治的プロパガンダと見ていいでしょう。
日本軍の残虐行為の事実認定は、判決書という性質上、軽視出来るはずがありません。
一方の原爆投下は、被告の行為を相対化するための方便として持ち出されているに過ぎず、国際社会は刑法を導入すべき段階ではないというパールの私見も示されているのですから、厳密に「判決書」として扱うなら傍論と見るべきものでしょう。
都合の悪い発言は無視をする
パール判事は、南京大虐殺を初めとして、日本軍の犯罪の事実を認めている。こうした大切なことを、小林よしのりは無視している。
専門家じゃないからこそ
専門家じゃないからこそ、視野の狭さから解放させてくれる良書。パル判事関係書は4〜5冊読みあさったが、一部の関係書物と違い、ストレートに訴えかけてくる。専門家・知識人は改めて「表現」の手段を考えなければ、論破できないであろう。もう、自分の国に誇りが持てない左翼知識人・自虐史観知識人・司馬史観信奉者は、今まで積み重ねてきた情報・知識を捨て去る勇気を持たなければ、日本の未来はない。街に出て、大衆を見ればおのずと答えが出るはずなのに、それを直視しようとしなければ、戦後民主主義の悪に洗脳されていることが分からないのは残念である。最後の病気の苦痛に耐えて来日したパルの無言の叫びを理解できないものは、自分を見つめ直さなければ、歴史を見つめ直さなければ、誇りを持てない三流国と呼ばれても仕方がない。自分はそれだけは避けたいと切に祈る。
パールの真意
小林氏による。パール論です。
さすがすばらしい切れ味ですね。小林氏のように第一次資料を丹念に読みこなす力があれば、このようにしっかり読み解けるということですね。
薄っぺらな学者のいいかげんな思惑にはもう振り回されないで、しっかり問題を見極める力を大切にしたいです。
法の真理を追究したパール、素晴らしい人です。
漫画を超えた学術本
普通の学者以上に徹底して検証した漫画を超えた学術本だと言える。
パール氏の名誉と真実を守ろうとした著書の熱い思いが伝わると同時に、また非常に勉強になりました。ところで、「虎太郎」さんとやら、あなたはきちんと著書をよんで評価を下したのか?読みもしないでいい加減な評価はやめていただきたい。
とても納得のいく内容です
国際法の専門家でもなく歴史学者でもない、漫画家による
この本のほうがパール判事のいいたいことを的確に伝えている。
本の中でも言っているが、国語力の問題(かただの薄らサヨクがわざと間違えているか)。
専門家だとか学者とかいう以前の、資料を精確に読む、
内容の趣旨を精確にとらえているか、というはなし。
中島氏が精確にパール判決書をよめているとはとても思えない。
自分の信じているイデオロギーを最優先したという印象。
