- [著]山田 詠美
- カテゴリ:
- 文庫 (629頁)
- ISBN:
- 4101036195
- 発売元:
- 新潮社 (1999/10)
- 価格:
- ¥ 860 (税込)
- 在庫状況:
- 通常24時間以内に発送
ユーズド商品:¥ 1 より
時代遅れな英語フレーズ、主人公の視線はあくまで傍観者
友人のお勧めを受け、ボリュームのある本を読み始めました。 現代英語(スラング含む)を入れていますが、最近の言葉からすると、とっても違和感があります。流行り言葉を多様するとすぐに時代遅れとなるいい例でしょう。 主人公のヤスミンに対して感情移住がまったくできない。彼女が傍観者過ぎるから、もうひとりの生物もそう。9.11を過ぎた現在から見ると80sのレクイエム、いやそこまでもいってないですね。最後まで読んだけど、予定調和でがっかりしました。
アニマル・ロジック
とても分厚い本だったが最後まで飽きるということがなかった。
面白い設定で意外性があったし、登場人物が魅力的だった。
この方の本は数冊読んだことがあるが、最も印象に残った。
いつまでも印象に残る本
分厚いなぁ・・・・というのが本を見たときの印象
読みきれるかなぁ・・・・というのが初めの感想でした。
長編が苦手な私でしたが、この本はそれを覆してくれました。
ヤスミンの自由さを楽しみながら、うらやましがりながら
スラスラと読めたような気がします。
そして文中、とても印象的なことがいくつか・・・・
いや、いくつもちりばめられていて、
やっぱり山田詠美ってすごいと思うのです。
そしてラスト!とても印象的!
ヤスミンは自由でよかった!と安堵した気がします。
いつまでもいつまでも、よい印象を残す本。
長編でも、また何度でも繰り返し読みたくなる本です。
これ以降落ちているような
詠美さんの作品の良さは、アニマルロジックでピークだったのかも、
と思います。それ以降、あまり良い作品に
巡り合いません。
「ペイデイ」もまた然り。
退屈でしかなかった残念な一冊です。
アニマルロジックはすごく好きです。彼女は恋愛小説を
書きながらも、読み手に全く別なことを
教えてくれます。読めばきっと解ります
人間の奥底の感情と普遍性を著者流に
色恋沙汰を書かせれば天下一品の著者の初期作品にしては本当に珍しい切り口の作品。
色恋沙汰よりむしろ下記に重きを置かれているように感じます。
「人としてどう生きるのか」
「人として何が一番大切なのか」
感動的な「あの」シーンは著者が心の奥底で
本当に大切にしている「あのこと」を教えてくれる。
いつもはぱーっと遊んでいるように見えて、大切にしている「あの事」。
長編です。
大作です。
ですが、手に取って読んでみて下さい。
山田詠美に対する見方が、少し変わるかもしれません。
ヒトクセもフタクセも
最初読み始めたときは、これまで読んできたAMYの作品とちょっと違うな、と感じました。
それは第三者という生き物がヤスミンと彼女をとりまく人々を見ているからだと思います。
でも、やはりAMY!!
登場人物は主人公を始めとして、とってもcool&crazy.
「人種差別」についても深く書かれており、長編でしたがやっぱり面白く読めました。
私たちを取り巻く色々な差別についても考えさせられました。
終わりがとてもきれいに描かれています。
ドカンと衝撃的な作品
この作品は当時中学生だった私にとってかなり衝撃的な作品でした。山田詠美特有の肉体的表現、性的な部分などはもちろんのこと、人種差別問題についてここまで掘り下げて表現しているものは今まで見たことがなかったからです。
それまでわたしの中で「人種問題」とは、道徳の教科書や社会の歴史の教科書で扱われるなんだかモヤモヤした「肌の色で人を判断したらいけないんですよ」とか「昔はこんなことあったんですよ」っぽい感じで一種のモラルとして子どもに教え込む用のものであり、人々の心の中に潜む微妙な差別心については言及していませんでした。読んでいると登場人物の悲痛な主張に胸にズンと思い衝撃がはしり、「自由の国アメリカ」の現実について考えさせられます。
また、私たち日本人の周りにある様々な差別問題に関して、被害者側の味方についているように見える人でも、この本を読んでから、よくよく言っていることを聞いてみると、どこか屈折した考え方を持っていることがわかります。その上、自分はいい人だと思っているのです。
物語を楽しむだけでなく、とても勉強になる作品なので、特に中高生の人に読んで頂きたいです。
主婦になった今でも印象に残る作品!
育児真っ只中の私に読み返す時間はありませんが(苦笑)すんごく印象深い作品です。
山田詠美さんの作品に出てくる女性は本当にカッコいい!!So cool!!
ヤスミンのような人生は自分は歩めない。
だけど自分らしく自分が楽しく幸せに生きる方法は自分次第でどうにでもなる。山田詠美さんの作品は私にそう思わせてくれる力があります。
誰がなんと言おうと私は私なのよ。。。この作品で本当に自分らしく生きるとは?と考えせられたように思います。
小説でカッコいい女を疑似体験するのもお奨めですよ(笑)
私の山田詠美デビュー作
「でまちゃんの考えに似てるよ」って、友だちがくれた本で、私の山田詠美
デビュー作。ひえ、山田詠美ってこんな人やったん???と彼女の本を全部
買いあさるきっかけになった本。
本当に自分が自由になることは、世間の中での偏見や差別、価値観からも自由になること。己の基準を持ち、価値観を信じろ、ってことを、ちょっと
この社会にくたびれてた私に心から元気をくれた本。
わかってくれそうな人に私はプレゼントとしてこの本をあげることにしてる。
もし、あなたが少しでも、社会の中の規範や押し付けの価値観に疲れてたら、
どうぞ読んでください。
世の中には、社会の体制、構造化された差別に対して、反対運動として
団体で運動を起こしてる人もいますが、一番最初にしなきゃいけないのは、
自分の中の「縛り」を自由にすることだと私は信じてます。そんでもって、これが一番難しい。。。。
舞台がアメリカでアメリカで生活をしてきた人は、もっと共感できますが、
そんなのは、けっこー、どこでだって同じことなんで。。。。アメリカのゲットーで働いてた私には、彼ら・彼女らの「希望の持てない絶望」をきちんと
書いてくれてるAMYに感服。
なにしろ、すべての自由になりたい人に!
ほんとの自由ってなに?
差別とか偏見とかに対抗して、「反なんちゃら」って行動を起こすのも一つの方法だとは思うけれど、本当はそんなものから、自分が自由になるのが一番難しいかもしれない。山田詠美のすごいところは、自分の差別や偏見に関する考えを小説それも摩訶不思議な主人公が語るお話にすべて盛り込んじゃったところだ。ある日友人が「絶対、好きになるよ」って、山田詠美を「ベットタイムアイズの著者」としてしか知らなかった私に貸してくれた本。ってか、アメリカで生活したことのある人が読むとそうそうとわかる部分も深いと思うが、そーゆーのってどこにいてもじゃない?いかに自分が自由でいられるかを考えさせてくれる本。後生大事にしたい本で何回も読みたい本です。これが私の山田詠美初体験で、彼女の本を次々と読ませてくれたとっかかりです。友だちになった人に次々とプレゼントしてます。これが共感できる人とは話をしやすいなあ。
