- [著]マイケル・ベンソン
- [翻訳]檜垣 嗣子
- カテゴリ:
- 大型本 (317頁)
- ISBN:
- 4105451014
- 発売元:
- 新潮社 (2004/12/22)
- 価格:
- ¥ 5,880 (税込)
- Amazonポイント:
- 58 pt
- 在庫状況:
- 通常24時間以内に発送
ユーズド商品:¥ 4,977 より
曇りのない光が照らし出す天体。
目を覆う空の図。
見開きなら 60cm×30cm 近いサイズ。
そして、ズッシリとした重さを感じます。
NASAからの提供画像も素晴らしく、太陽系の高解像度画像が一覧して観られることに、この書籍の凄みがあります。
宇宙と誰かのコラボレーションを感じた
最先端技術を駆使した望遠鏡や探査衛星でNASAが60年代から昨2004年にかけて撮影してきた太陽系内の星々の写真集です。その美しさに息を呑みます。
この写真集で目にする惑星や衛星を眺めながら私はポロックの絵を想い出していました。
アメリカの画家ジャクソン・ポロッックはアクション・ペインティングという手法を使って偶然が織りなす計算されない美を表現しました。太陽系の星々の表面は多くがクレーターや氷によって覆われ、無秩序と混沌が支配しています。しかしその無秩序の中に、ポロックの絵同様、確かに美が存在しているのです。
ボイジャー1号が捉えた木星の赤道地帯(197~211頁)。渦巻く大赤斑は巨大な水溜りに誰かが―― 人間を超越した誰かが ――絵の具を一滴たらしたかのようです。何者かの手と宇宙とのコラボレーションを感じないではいられません。
一方で土星の環はこれとは対照的に、およそ偶然では成立しないほどの整然とした美しさをたたえています。コンパスを使って思い切り良く一気に描きあげたような円(260~261頁)。自然が設計した幾何学模様を眺めながら私はここにも、こうした美を太陽系の端に置く力をもつ超越した存在を強く感じたのです。
また火星に降り立った探査車スピリットが昨年地球へ送って寄越した火星の地平線写真(172~173頁)を眺めながら、人間の技術力のとどまることのない躍進を思いました。アメリカ中西部にありそうな渇いた褐色の明るい地表は、いつまで眺めていても倦むことがありません。
自然が見せる超越的な美しさ。それを天空にまで手を伸ばして撮ってしまう人間の果てしない可能性。
官能的とすらいえる、美しい写真集です。
知識がなくても写真集として
木星のその表面の模様の怪しさに息をのみます。
衛星イオの不気味さに時間を忘れて魅入ってしまいます。
もっと蔵出しをして欲しいと思わずにはいられない写真集です。
関連商品が出たらきっとまた迷わずに買うと思います。
知識はありませんが、写真集として楽しむことができました。
いつかは人類が宇宙旅行できるようになると、その時にはこういう風景が見れるんだろうと想像がふくらみます。
地上の芸術家は誰もこの作品にはかなわない
自然が織り成す芸術の数々。
それが地球以外にも垣間見ることができます。
NASAに保管されている惑星探査機からの写真の多くが、
大判の写真集によって出版されました。
カラーとモノクロ併せて295枚。
一枚一枚に畏敬の念を感じせずに入られません。
1966年8月25日にルナ・オービターから撮影された『地球の出』から、
(私の生まれる一年前)
2004年5月2、3日の火星探査機オポチュニティまでの40年に及ぶ集大成。
人間にとっては一生に近い時間も、宇宙にとっては一瞬の出来事です。
人類が成し得た遺産のひとつといっても過言ではないでしょうか。
ワオ!
地動説を唱えたガリレオを300年ぶりに異端から解除した故ヨハネ・パウロ2世は、1997年1月に「ガリレオ計画」の科学者達に謁見し
た。そのときに科学者たちが持参した木星の写真について御覧になったとき、法王はしばし眺めいり、黙考したあと、一言こう発せられた。「ワオ!」P196
これ以外にこの本に載っている写真について述べることができる言葉は他にあるまい。
素晴らしいの一言に尽きます!
年末発売予定が延びに延び、やっと手に入れる事が出来ました。
待ちに待っただけに、ページをめくる手は震えるようでしたが、
その期待を裏切らない素晴らしい内容でした。
その大きさがリアルに感じられる位、ダイナミックな太陽。
個性豊かな、惑星、衛星。
まるで星そのものが生きている事が伝わってくるようです。
自分が到底行く事の出来ない宇宙の先へ冒険した探査衛星からの写真は、
子供の頃見たどの写真をはるかに凌ぐものでした。
素晴らしいの一言に尽きます!
年末に発売予定が延びに延び、やっと手に入れることが出来ました。
待った甲斐があり、本を開いた時の喜びはひとしおです。
自分が子供の頃見た惑星の写真などは、遠く及ばない程鮮明で、かつ神秘的な写真。
まるでそのものが生命のような気がします。
太陽の大きさ、各惑星、衛星の個性に満ちた表情・・・。
自分が生きてる間には、到達し得ない程の遠い距離にある写真を手にした時の感動は言い表せません。
宇宙に興味のある人も無い人も、読んで損は全くありません。
是非ともお薦めの一冊です。
