ドクター・ショッピング―なぜ次々と医者を変えるのか (新潮新書)

  • [著]小野 繁

カテゴリ:
新書 (187頁)
ISBN:
4106101343
発売元:
新潮社 (2005/09)
価格:
¥ 714 (税込)
在庫状況:
通常24時間以内に発送
Amazon.co.jp で商品情報を見る

ユーズド商品:¥ 1 より

この商品をブログに貼り付ける

273,185 位
評価: 4.0
2008
07/24
Thu

不定愁訴の苦しみは医師も体験している。何故なら、医師も人間だから。

100.0% (2 / 2)
[No.6] posted by コンタナトス

 医師は患者の症状にはある種の距離をおかなくてはならない。たとえ、自分自身が、診るべき患者と同じ症状で悩んでいても。それは、患者と同じ立場に立っていては、客観的な診療が出来ない場合があるからである。自分の家族や身内、ごく親しい友人を診ることを避ける医師が多いのは、そういう理由があるからだ。だから、心理的な距離をおきたがる医師を不愉快に思う患者がいることは、医師の側からすれば実に残念なことなのだ。

 勿論、適切な距離感とは、決して患者の心理や尊厳を傷つけるものであってはならない。人間として、社会人として、患者と医師は互いに敬意を払い礼を尽くした方がよい。だが、たいていの患者は、ほかの患者のありようを知らないために、自分が「患者代表である」と思っている。自分以外の患者が、モンスターペイシェントとして医療者に威嚇を与えている可能性に気付いていないのだ。

 一回でも、モンスターペイシェントに出会った医師は、教訓として心理的ガードを高くする。些細な表現や言い回しで思わぬ言質をとられないように、たとえ患者に理解できなくても専門用語を用いるなどして医学的・科学的に正しい表現を選ぶ。また、たとえ患者本人とは信頼関係を構築できたとしても、その家族にモンスターがいる場合もある。つまり、医療者側も、その患者やその家族等をどれほど信頼できるかを推し量っているのだ。信頼出来ると確信を得るまでは、医師も細心の注意を払って患者との距離感を保とうとする。他のあらゆる人間関係と同様に。

 医師も人間、患者も人間である。こうした当たり前の前提から推察される当事者同士の心理の綾に気付けない医師も患者も多い。

2008
03/12
Wed

不定愁訴の経験者には不満な内容

0.0% (0 / 1)
[No.5] posted by alumina

不定愁訴の患者に対し、細分化された医療者の側にも問題があり、
外科医から心療内科医になったという点は一応高く評価したいが、
なんとなく全体にいかにもこうした病気に罹ったことのない人の
発言感があるところが患者側としてはひどく不満。
「経過観察も治療のうち」とか「ストレスが隠れている"場合がある"」といったようなことは、
患者側からするとにわかに耳を疑いたくなる。
経過観察はけっこうですが、死にそうに具合が悪いのに
何もしてくれないのかという強い疑問と、
思い当たる節がない患者もここにいますと強く言いたくなる。
代替医療に否定的だが、一応鍼灸についてはあえて触れていないような感じがあり、
恐らく東洋医学は医学のうちにしておかないと物言いがつくから
といった背景がありそうな感じを受ける。

2006
09/03
Sun

色んな医師がいる。でも、耳が痛い。

75.0% (3 / 4)
[No.4] posted by masaring

最近、入院した。MRI画像と症状が合っていたから、精密検査のためだ。入院前、医者は優しかった。(外科系の医師だから、手術できるのだと思っていたのだろう。)
入院後、造影剤を入れての検査。ところが医師の予想と反する結果。途端に医師の態度が変わった。でも、症状は好転しない。看護師は「先生は、あなたに合う、治療法を必死で考えてくれてます。」と言う。
自分の予想がはずれても、あなたが病名をつけたのだから、もう少し考えてヨ。心で叫ばずにいられなかった。
反対に、自分では意識していなかったのに、検査で病気を発見し、手術してくれた医師もいる。その医師に発見してもらわなかったら、今頃、私はこの世にいない。
この本の著者は心療内科医だが、心療内科医にも色んな医師がいる。
だから、つい私もドクター・ショッピングになりがちだ。
トータルで診てくれる、医療を期待して、この本を読んでみよう。

2005
12/16
Fri

心得

50.0% (2 / 4)
[No.3] posted by norabook

日本ではじめて「頭頚部診療科」を設立した著者による、ドクターショッピングはどうして起こるのか??を考えるための本です。
患者が病院を渡り歩くハメになる原因を、例を挙げながら分析しています。
医師・歯科医師のダブルライセンスをもった著者による本で、視野が広い。専門化する現代医療の流れの中で、広い視野を持つことの大切さを痛感させられます。
「病気を探すだけが医師ではない。「正常」を探す姿勢も必要で、ときにそれが患者を救うことにつながる‥」という言葉にはハっとさせられました。

2005
10/06
Thu

耳が痛い

50.0% (2 / 4)
[No.2] posted by malleus

ドクター・ショッピングをはじめる患者さんが生まれる過程が事例を挙げて紹介されています。自分の診療態度も今後さらに改めなくてはいけないと反省させられます。

2005
10/04
Tue

お勧めです

50.0% (3 / 6)
[No.1]

パニック障害でいろいろ悩んでましたが、少し気持ちが吹っ切れました。いろいろ気になる症状もすべて心の病気がもとである、というような言葉で楽になった気がします。


CD・DVD・楽器 | インテリア・寝具・収納 | おもちゃ・ホビー・ゲーム | キッズ・ベビー・マタニティ | キッチン・日用品雑貨・文具 | ジュエリー・腕時計 | スポーツ・アウトドア | ダイエット・健康 | 水・ソフトドリンク | パソコン・周辺機器 | バッグ・小物・ブランド雑貨 | レディースファッション・靴 | 花・ガーデン・DIY | ペット・ペットグッズ | 家電・AV・カメラ | 車・バイク | 食品 | 美容・コスメ・香水 | 本・雑誌・コミック | 旅行・出張・チケット | 不動産・住まい | 学び・サービス・保険 | 百貨店・総合通販・ギフト | デジタルコンテンツ | 車用品・バイク用品 | インナー・下着・ナイトウエア | 日本酒・焼酎 | ビール・洋酒 | スイーツ | 医薬品・コンタクト・介護 | メンズファッション・靴