- [著]リン フルエリン
- [原著]Lynn Flewelling
- [翻訳]浜名 那奈
- カテゴリ:
- 単行本 (280頁)
- ISBN:
- 4125010110
- 発売元:
- 中央公論新社 (2007/12)
- 価格:
- ¥ 1,050 (税込)
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いきなりサスペンス!
前巻、ジリジリしていたのが、この巻で急展開!さまざまな思惑が絡み合い、いろいろな面が見え隠れして、読むのを中断するとわからなくなってしまう!と思うほどでした。
志半ばで倒れてしまう者、ビレイリーの門をくぐりそうな者、追い詰められていく者、さまざまな人達が交錯していくので、巻末のオーリンネン語をみながら、どこの氏族の事?と照らし合わせながら読みました。
ナーマハットの地で、アレクは両親の事を知ることができる反面、謎めいた言葉に傷ついてしまいます。(それが、最終的にアレクが解釈したとおりの意味なのだろうか?と気になるところではあります。)
二人の絆もしっかり上がっています。(サージルが(アレクも、かな?)情熱的なあまり「肝心な事」を忘れ、アレクに釘を刺されてしまう場面が“クスッ”と笑えてしまい、好きな場面の一つです。)
「謎」の象徴であるルーイオーラスの言葉が、どの未来に何を示すのか?続きが待ち遠しいです。
怒涛の展開!
今までの発刊状態から年明けになるかと思っていたのに、いきなり本屋で見つけてびっくりしました。
とっても嬉しい誤算です。
浜名先生、ありがとうございます♪
でも、できれば、濡れ場は原書の表現のままにしていただければ、と1巻から引き続きお願いをば(笑)
サージルとアレクのラブ度はしっかり上がっております!
皆様、それだけはご安心を♪
物語ははだんだんと混迷の様を呈してきて、明かされる秘密の数だけ闇が深くなっていくようです。
そんな中でも、サージルとアレクの絆はなおいっそう深くなり、セロは成長を遂げ、世界は変容していきます。
命を失う者、すんでの所で助かる者、その境界で誇りを賭けて闘うクライアの情熱が、時にサージルとアレクを縛り、悩ませもします。
けれども、彼らの絆や愛は、更に輝きを増していくのです。
闇の中の幸運のように。
リン・フルエリンさんの描こうとしている世界は、巻を重ねるごとに深みを増していて、キャラクターそれぞれにしっかりと愛を注いでいるのだなぁ、と感じます。
先日、「闇の守り手」から読み直してみて、張られている伏線の多さに驚きました。
第一部での謎が第三部でようやく明かされたりと、物語が本当に緻密に作られていることにも気付いて、続きがますます楽しみになりました♪
