- [著]茅田 砂胡
- カテゴリ:
- 新書 (229頁)
- ISBN:
- 4125010234
- 発売元:
- 中央公論新社 (2008/03)
- 価格:
- ¥ 945 (税込)
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単品としては久々に楽しめたんだけど・・
「暁の天使たち」以降見切りをつけた茅田砂胡さんの本…
しかし発作的に茅田節が読みたくなり気が付けば今のシリーズもほぼ読んでいることに…面白くなくはないんだよ実際。ただデル戦とか桐原家の人々とかレディガンナーとかに比べるとどうにも清々しさが感じられなくなってしまって淋しい限りです。無理して型にはまったふりをしようとしている彼らが彼ら本来の力を発揮して事件に立ち向かおうとしても何だか自分のキャラを使って同人誌を書いているような印象を受けてしまって、読ませ方がうまい分読んでいる此方はは余計悔しいというか虚しいというか。2、3巻に渡る話やデル戦の外伝やらないかなあ
茅田さんのお話の場合、登場人物に芯の通った無茶は有だけど無理と我慢は禁物な気がする。牙を抜かれた獣みたいで全然似合わないし
あの世界にいながら一般人の振りして業を維持しつつける意味も分からんし。まあルウの敵のこととかリィの周りにちょっかい出してくる人も変らずいるみたいだけど能力があまりに均衡しないのでキャラの性格的魅力だけで場面を引っ張る状況になりすぎるんだよなあ キャラクター小説いつ止めてくれるンだろうか。とか考えながら、読んだら確実に楽しみつつも複雑な思いにぐるぐるする自分を予測出来ながら本を手にする自分もどうなのか。もうむしろ楽しむ自分こそが悲しいかもしれません。このシリーズはどこを目指して進んでいるのかな。彼らの信念が見えず、右往左往さえしない様見るのもいい加減にしたいです。
ハリウッド的展開に快哉を叫ぶ久々の良策
クラッシュ・ブレイズの中では脇役に当たる「彼女」と、準主役ながらあまり出番のない「ヴァンツァー」にスポットを当てた作品(2人とも表紙に出てますね)。
おそらく作者としては、モチーフとなっている映画から、ハリウッド的展開を狙って作った1作ではないでしょうか。
最近、テンポが微妙だったクラッシュブレイズでは久々のジェットコースター的展開。誰にどの情報がバレてるの?誰が事件の関係者なの?事件の何が問題なの?と謎解きをしながら楽しめる良作です。
もしかして、彼女とヴァンツァーが?なーんて楽しみ方もできちゃいます。
10作目記念
遂にデルフィニア戦記全18巻と、暁&クラッシュが18巻と並んでしまいました。
いかに長年グダグダ続けたかが分かります。
いやークラッシュの筋をあまり思い出せない。むしろ暁天使の方がまだ記憶にある。
本書感想。
茅田らしい、むしろ茅田の自慰小説らしさが最も強く出てる作品でした。
ジンジャー視点だからか、多くのポイントを放置して華々しく完結。めでたしめでたし。
自作キャラの超設定を褒めちぎって語るキャラを作って、
果たして著者って楽しいもんなんでしょうかね?
挿絵の方も、漫画に慣れたせいか、挿絵の域を出過ぎていて萎えました。
それはもう挿絵ではありませんよ。物言わず一ページで状況・心理を語る絵こそが挿絵であるのに。
進化も成長もしない、展開と設定がより積まれるだけ。
作者クオリティを保ったまま大作を長年(熟成?)未完かと思われた某O氏と
過去の遺産をズルズルと引きずり年々クオリティが擦り切れる定期的出版のこの方。
ラノベ良作品発見が少ない今、1時間半の暇つぶしにはなりました。
話としては面白い。
シリーズとしてはどうなのか?
今までのシリーズの派手さはないです。
が、話としては楽しいと思います。
大女優があんなことをっw みたいなのりで。
とても平和な話です。
事件はありましたが。
最後まで一気に読みたいと思わせる力は、ありますよね。
俺は好きですね。
理華さんの挿し絵も今までとタッチが変わり、シナリオも異色なクラッシュ・ブレイズですね。
最後のギリギリまで敵の正体が全く分からず、しかし少しずつ犯人に近づいていく。サスペンスのようでした。
一つ不満を言わせてもらうと、ヴァンツァーの扱いがよく分からないところ。
最初はバンバン出ていて、意外な一面を沢山見せてくれたりしたのに、後半はジンジャーに表舞台を譲って、今まで通りの脇役。
どうせなら、ジンジャーとヴァンツァーの異色コンビで物語を進めて欲しかった。
「ソフィア」や「ミラージュ」あたりで、もう前ほど面白くなくなってきたかな…と残念に思っていましたが、前回の「夜の展覧会」から、また面白くなってきたと思う。
単体としての評価か、シリーズとしての評価か
今回の話は、その本単体としてみたら中々面白い内容となっております。しかし、今まであったシリーズのファン(特にデルフィニアのファン)から見たら恐らく好きにはなれない内容かと。原因としてはデルフィニアの頃に比べてのテンポの悪さ、リィの平和ボケ(?)な一面ところが挙げられますし、どうにもしっくりこない感があります。
とりあえず、単体として読んで、割りと面白かった部分があったので、個人的に星4つの評価を下しました。
ジンジャーが主役
この巻はジンジャーが主役の物語になります。主役がジンジャーなので当然、映画関係であり金銀天使たちの超能力?はほとんど出てきません。
しかし、スカーレットシリーズから思っていたのですが何故ジンジャーがケリーやジャスミン達と同格なんだと疑問です。ケリーやジャスミンが能力によって際立つのはわかるのですが、ジンジャーの場合は周りの反応と設定で無理やり大物として描かれていると思うのです。
演技がうまい芸能界の大物なのはわかりますが、金銀黒天使やヴァンツァー、レティシアがその気になれば一瞬で片付けられる存在だと思うのですが・・・彼女を恐れる周りの反応が明らかにおかしい、「殺される」という言葉ひとつとってもケリーやジャスミンが使う意味とはまったく違いますし。財界、芸能人ならともかく、ケリーやルウ、レティシアからみれば恐れる理由などまったくないですし。
僕自身がジンジャーというキャラと設定が嫌いで偏見があるのと、現実の芸能界の大御所と言われる人に好意をもてないからそう思ってしまうのかもしれませんが。
しかし、そのへんが気にならない人もいると思いますし、普通の?小説だと思えば楽しめると思いますので星三つ。
一味違うクラッシュ・ブレイズ
事故で崩落した橋の基礎から24年前に行方不明になった青年の遺体が発見される。
秘密の発覚を恐れた犯人は、犯罪の証人となりうる新進気鋭の映画監督の殺害を画策するが、映画を撮ることにしか興味のない本人と周囲の人々が妄想と信じる彼の感性は、偶然出合った少年の本性を恐ろしいまでに適格に指摘して、無謀にも芸能界入りを進めたことから事件は迷走を始める。
そして、興味半分に撮影現場に見学にやってきた天使達が見たものは、ある意味で怪物夫婦と天使達でさえ一目置く芸能界の女帝の意外な姿だった。
クラッシュ・ブレイズシリーズとしては怪物夫婦か天使達が主役になると思っていたのですが、今回の主役は戦場が映画界だけにあの人です。
派手なアクションも殆どなく、一味違ったクラッシュ・ブレイズとなっていますが、本性を見破られたと判断したファロットの二人が、本人を前にして笑顔の裏で冷静に「始末」するべきかどうか思案するシーンには思わず笑ってしまった。
