- [著]藤本 有紀
- カテゴリ:
- 単行本 (259頁)
- ISBN:
- 414005526X
- 発売元:
- 日本放送出版協会 (2007/10)
- 価格:
- ¥ 1,260 (税込)
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ドラマは文句なしに☆5つですが・・・
この話、細かい所が意味を持っており、脇役の描写がキーポイントです。上巻は主人公周辺の
描写を重視し、後半に繋がる脇役の描写が切られていたのが残念でした。
ドラマ=☆5なのですが、各項目で採点すると
主人公・喜代美の描写=☆4
主人公が恋する相手・草々=☆5(ドラマ以上に草々サイドから描かれているため)
主人公が自分と比較する同級生・A子=☆5(映像でカットされたシーンも多く、彼女だけは
ドラマより理解しやすいキャラに)
と、一見した時の「メインキャラ」である3人の描写はわかりやすいです。しかし、致命傷は
喜代美の兄弟子達の描写。
小草若の描写=☆1(草々と口論になることが多いので、完全に割を食っている)
四草=☆2(コミカルシーンのカットが多いのは仕方ないが、後半に繋がる場面までカット)
この2人は、後半の主軸とも言える存在なので(特に小草若は、物語全体でも比重が大きいと
思う)、もう少し丁寧に描いて欲しかったです。ドラマ内での彼らの魅力が、ノベライズでは
出ていなかったように思います。どうもキャラが軽いです。他には
笑い=☆1(コミカルな場面の大半がカット)の影響を受け、
和田家=全体的に☆3
草原=☆3(平凡な印象に)
「寝床」メンバー=☆2(存在感が希薄に)
って感じですね。順子や草若は、味のある台詞が多かったので☆4くらいでしょうか。後は、
後半・ラストとの整合性が☆1です。
そう言うわけで、ドラマの魅力の割に、魅力の薄い本になってしまっています。ファンが読むと
不満が残りますし、新規の方が読んでも面白さがわからないでしょう。
一部、ドラマでカットされたシーンがわかる点は☆4ですが、逆にドラマでいいシーンが
切られているので相殺ですし。
トータルで☆3とします。
凄いです
落語の話だから、笑いがあるのは当然ながら、泣かせる場面も多い。
主人公の和田喜代美は、イジイジして引っ込みじあんで、まるでいいとこなしの女の子。でも、自分を変えたるとの思いから、大阪へ。
なぜか、そこで、お祖父さんのかけてた落語のテープが聞こえてきます。
それが草若師匠との出会いでした。
ただの住み込みから始まり、そして落語家へと若狭という名前ももらって、邁進していきます。
この本の凄い所は、所々に格言とでもいえるフレーズが入っていることです。
「塗り箸みたいに、苦しいことも辛いことも、磨けば自分になっていく」
まさにその通りだと思います。
テレビ放送だけでなく、是非読んで欲しい一冊です。
予習より復習におススメ!(^^)!
ドラマのノベライズ本としては上出来だと思います。
心に残ったシーンやセリフが活字を通してよみがえり、また感動します。
ただ…ドラマの雰囲気や俳優陣の演技が気に入ってて
1日3回TVを見ている私としては、やはりドラマを見てから読まれることを
オススメします。
紙面だけでは、このドラマの良さやユニークさは伝わりにくいと思い☆4つです。
しかし、喜代美を励ます順子ちゃんのセリフ
『あんたの人生の主役はあんたや。
どーんと人生のど真ん中、歩いていったらええねん。
主役になるというのは、そういうことと違うんかな』
喜代美の母、糸子の『当たり前やからこそ胸にしみるねん。』
その他、師匠や兄弟子たちの厳しくとも思いやりあふれるセリフや内容には感銘を受けます。
