- [著]栗本 薫
- カテゴリ:
- 文庫 (307頁)
- ISBN:
- 4150309035
- 発売元:
- 早川書房 (2007/10)
- 価格:
- ¥ 567 (税込)
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ユーズド商品:¥ 49 より
ようやっと進みだした
どうにかこうにか重い腰を上げたという感じです。
一気に闘技会を収束させるべく、ガンダル戦は質、量共に少々あっけない気もしました。
これだけ引っ張ったのだから、ここの所の描写はもう少し詳しくしてもよいのでは?
多分、もろもろの説明部分をコンパクトにすればそれも十分可能だったのではないかな。
次巻で、ガンダルとの因縁があっさり終わるのか、それとも思いがけない展開が用意されているのかが期待されます。
ようやくですね。
待ちに待ったガンダルとの対決ですが、本当に最後の最後でした。
それまでは相変わらずタイスの水神祭りについてばかりで、
かなりさらっと読んでしまいました。
ガンダルがあまりにも予想していた人物と違ったのは、
栗本先生恐るべし!と言う感じです。
そして迫力ある対決を読んで気づいたのですが、
どれほどこの決勝がすごいことか、
今までの前振りがなければ、決して感じることは出来なかったのかも。
そう考えれば、この”詳しすぎる観光案内”もそれなりに良く思えてくるから不思議です。
かなり前向きな発言でしょうが(笑)
それにしても。長すぎました。
グインサーガを読み始めて25年くらいになりますが、
これほどうんざりしたことはなかったと思います。
とはいえ、ラストが知りたいので、
もう読むのを止めてやる!と言うことにはならないわけですから、
そこを先生にもわかって欲しいですね。
これを読んで「一巻から読んでみよう!」と考える方がいるとは思えないので、
ファン同士のストレス発散場と捉えて書かせていただきました。
ガンダル戦
相変わらずタイス篇です。
どうやら、作者は、タイスのお祭りの描写をとことんし尽くそうとお思いなのか、今回もタイスのお祭り描写が大半を占めます。残り少ーしで、リギアとグインの剣闘士としての戦いが入ってます。メインだった、グインとガンダルの戦いも、ようやくこの116巻に入ってます。読んでいるときは、ページがかなり残り少なくなってきたので、「おいおい、また次かー」と思いましたが、決着までちゃんと入ってます。でも、逆にいうと、残りちょっぴりで書ききってしまう試合内容だったんですねー。もっとたっぷり書くのかと思ってましたが、あれだけ長々気を持たせた割には、実際の試合の部分は、短いです。まぁ、決着が着いただけよいのでしょうが。次ではさっさとタイスを脱出してもらいたいものです。
無駄遣いも、そろそろ終わるかしら。
すでに過去の数冊で何度も繰り返された架空の町の祭りの詳細の繰り返しに使われる、無駄なページが多いのは相変わらずです。でも、全体の4分の1くらいは、久々にちょっと面白く読めたと言えるでしょう。
ここで主人公が死ぬわけにもいかないし、ガンダル戦の結果は皆さんおっしゃるとおりの予想通りですが、それでも対戦中の描写には救えるものがあると言えます。
もう、読者が3冊も前から予想できるようなストーリーはこれで終わりにして、そろそろ面白い展開を物語って欲しいです。
でも、若かった昔のような元気のあるストーリーの作成、今の作者に出来るかな?という心配はありますけど。ガンダルみたいに日ごろから鍛錬してれば、大丈夫なんでしょうけど。
ガンダルは強かった
よろいを脱いだガンダルは意外や正統派の戦士でした。辺境編のドードー以来の強敵だったのでは。しかし決勝までのタイスの描写がやはり読むのにキツイです。祭りのとき「トイレ屋」なるものがあらわれるというところは思わず笑ってしまいました。そこまで描く必要があるのでしょうか?
設定を読ませるなよ。
水神祭りの設定はさ、作者の頭の中だけに留めておいてくれ。
やれやれ
本巻のラスト1/4くらいで久々に読むべきグイン・サーガになりました。
ただ、本来書き込むべき場面(グインとガンダルの戦闘シーンは大切でしょうに)は書き込みきれず、どうでもいいんじゃない?という祭りの描写が本巻でも引き続きとっても冗長的。
「やっと話が進んだぁ」ってレベルの低いところで喜んでしまっている自分に気付き、我ながら情けなくなりました。
話が進むなんて当たり前。ストーリーそのものが進行しないなら、飽きさせないレベルで描写の力を見せ付けていただかないと。
クオリティの高い試合の様子を、冗長的に感じさせないくらいの筆力で描写しきって欲しかったなあ。
100巻以上も書いてきて、世界観はある程度構築しきってしまったので安心してるのか、心理描写なり場面描写なりの筆力が落ちてませんか?この世界を産んだのは確かに栗本さんなのですが、世界観の構築だけで満足できる読者は既にいませんよ。
100巻以上購入し続けた読者に対する責任上も、現状の筆力で安心してはいけないのではないかと思うのですが。
このままでは「長いだけ」の尻すぼみ小説と評価されてしまいかねませんよね。
タイスをやっと脱出できそう
タイス編は実に長く、進まず、終わらず、読み手の倦怠感(もーえーわ感)が募りますが、もしかしたら、この読書倦怠感を募らせる書き方は、「入るのは簡単、出るのは大変な街」・・という設定のタイスを読者に擬似体験させるための新たな文学的手法なんでしょうか?
第4章で、ついに、グインVSガンダル戦なのですが、不覚にもココは面白かったです。ひきこまれました・・・このあたりにグインの中毒性があるといえます。
グインVSガンダル 決着で好感触
グイン・サーガもいよいよ116巻。
9巻分もひっぱってきたクム・タイス篇もいよいよ佳境。最近の一番のひっぱりどころである、剣闘大会のクライマックス、大平剣の部の最終試合、グインVSガンダルの試合にもこの巻でいよいよ決着がつきました。はい。このレビューを読んでいる人はグイン・サーガを読み続けている人ばかりだから、これはネタバレにもならないと思いますのであえて書きますが、いよいよガンダルとグインの試合は始まり、決着がつきました。
いやぁ、長かった。ここまで実に長かったです。投げ出さずに読んでこられた方、ちゃんとゴールに辿り着きました。
しかも、ある意味、ここ数巻のグイン・サーガの中でひさびさに本来のグイン・サーガにはないくらいきちんと正統的な展開の末、二人の闘いには決着がつきました。ただし、たぶん読まれたら皆さんも自分と同じような感覚をもたれるかと思いますが、このガンダルについてはいい意味で裏切られました。今迄のフリもあったせいか、それでこそ多少なりとも読んだ甲斐があったと思われる描かれ方をしていると思います。ここまでグインと互角に戦える剣士もひさびさです。
この巻は実際、全てがそこに尽きるといっていいでしょう。他のカードや、恒例のお祭り実況などもこれがタイスでの旅の最後と思えばさほど気にならなく感じました。ガンダルVSグイン、ひさしぶりにグインらしい話でした。
ただ、しいて欠点を挙げるとしたら今回は前回迄あれほどひっぱっていた主要キャラのほとんどが出てこないところでしょうか。まぁ、そこも含めてグインの闘いに今回は話が集約したとも思えますが、次回ではそのキャラたちの活躍も含めてクム・タイス篇が完全決着、新たな旅となることが確定いたしましたので、まずは重畳です。
次はイシュトヴァーンかスカールか、はたまたヴァレリウスが主人公か、なにはともあれ広い世界の物語であること、SFでありファンタジーであり大河ドラマであることを思い出させる次の展開につなげるべく今回の二人の闘いのような形でクム・タイス篇は奇麗に次巻で切り上げられるようで、ファンとしては嬉しい一冊となりました。117巻は来月に出るそうなので、年内には新展開のグインが読めそうです。
ほとんど読み飛ばす内容も、やっとひと区切りつき安心
うんざりするほど長く退屈なタイス編。
もう最近ではグインの新刊に期待することもなく
やはりこの巻も3/4は単調そのもの。
だって会話がなく、ほとんどがタイス祭りの説明文で覆い尽くされているのだから。
しかし最後の章でグインVSガンダル戦までなんとかこぎつけ
戦いの結末を先延ばしにすることなくこの巻で決着してくれた。
さあ栗本薫さん。自分は気に入っているようだけど、
読者はこのところうんざりしている。
ガンダル戦も終わり、次巻から、
昔のようにどんどん物語があちこちで展開する、
おもしろいグインサーガへとどんどん話を進ませてくれ!
次巻以降に期待。
