- [著]石田 衣良
- カテゴリ:
- 文庫 (367頁)
- ISBN:
- 4167174030
- 発売元:
- 文芸春秋 (2001/07)
- 価格:
- ¥ 610 (税込)
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どうして人気あるのか分からない
軽いノリで淡々と進む、街に普通にいる、普通の子たちの物語。ごっこ。
緊張感や緊迫感は一切ない。
純文学に分類されるのかなぁ。
その辺にいる子の日記を読んでいるようでした。
ごっこ
ボーイズ、ストリート、コンバットゾーン・・・
まるでなにかの「ごっこ」のよう。
リアリティのなさに「軽妙」と評される語り口が追い討ちをかけた無残な失敗作。
意外にオーソドックスで嫌みのない
一見、若者による、若者の街での若者の出来事や事件の物語という感じだが。。。
POPで現代的な語り口や描写される風物に、世のオトナたちや、池袋なんて大都会の超繁華街なんて縁のない地方の(若者を含めた)人達には、
眉をひそめたり、あわないなぁ、なんて思ってしまうかもしれない。
ところが、たしかに口調やら言動にはちょっとついていけないと思えるところがあるかもしれないけれど。
物語の作りは、ある意味とってもオーソドックスで、だから、ドラマ好きのオトナにも読みやすいと思うんだな。
胸を締め付けられる恋あり、不毛で痛々しい抗争あり、と中々中身の詰まった作品でした。
手に取ったら最後、と思っていた。
石田氏の作品に惹かれて、過去にさかのぼって何冊も読んだ。
しかしながら、この「池袋ウエストゲートパーク」に手を出すつもりはなかった。
なぜか。
すでにシリーズ化されて、続編が7冊も出ていたからである。
それがなぜいけないのか。
読みたくて、読みたくて、読みたくて・・・続きが気になってしょうがないからだ。
案の定。
読み終えた今、次の話が読みたくてたまらない。
池袋西一番街の果物屋の息子、真島誠、19歳。
マコトと池袋につどう少年・少女、通称“Gボーイ”の
退屈で、めまぐるしくて、ありふれた、でもここにしかない毎日。
正方形の社会ではないけれど、どんないびつな形だって、
彼らは“池袋ウエストゲートパーク”に生きている!
マコトの視点で語られるストーリーは大変読みやすく、
また映画化された作品、短編集ということもあるので、
普段読書の習慣のない方にも、ぜひ読んでいただきたい。
やっぱりすごい!!
全部がいつ身近で起こっても不思議じゃないような
リアル感に包まれていて、なんとも言えない気分に
させられます。遠い話じゃないですよね??
明日、もしこんなことが自分の隣(すぐ近くって意味)で
起こったら、どうしよう......!?
そんな気がしてくる一冊です。あなたはどうしますか?
他の誰かの話なら、無関係。ってわけでも決してない
この複雑で汚れた現代社会にコロンとかるーく
一石投じちゃってる感じの本書。
「TVでやってたの、けっこー前じゃなーい!?」なんて
言ってないで、志あるなら、今すぐ読むべし。
新基軸の文体。悪くない一冊
うん、これは面白かった。
文体はわざとこうしているんだろう。拙くて、子供っぽくて、気取っているが、それが池袋の夜の雰囲気(と石田氏が意図しているもの)を鮮やかに伝えている。
「ストリート」を過剰に(?)描写しているとは思うが、一つの世界観を持ったフィクションとして楽しめる。
(読む人によっては、あまりに稚拙に感じるかもしれない。それは、著者の本作での文体は、著者そのままのスタイルではなく、文体を含めて作品なのだということを踏まえる必要があるだろう)
シンプルで読みやすくテンポのいいエンタメ小説
非常に軽快な文章でストーリーテンポがよく、
シンプルな話ですっと読める魅力はすごい。
やや主人公ができすぎでそんな奴いねえよ的な感じは気になるが、
まあそれは許せる範囲かな。
この本は4編の短編集なのだが、
「サンシャイン通り内戦」が、主人公の弱さもあり、恋もあり、
そして無益な戦いだけどあり得そうな問題でもあり、
この話がもっともおもしろかった。
軽妙
数年前に「そういや、ドラマでやってたなこれ」と思い手に取って、石田衣良にはまることになった本。
登場人物の性格とかが微妙に違ったり、マサの存在がほとんど意味がなかったりと戸惑ったけど、今は小説版のが好き。
主人公マコトが語り手となって、テンポよく軽口交じりで進められるストーリーが読んでいて心地良く、一癖も二癖もあるキャラクターたちが印象に残る。
「オール読物推理小説新人賞受賞」らしいけど、これが推理小説という括りには疑問符。まあ全然ミステリじゃない小説をミステリと冠して宣伝する小説が溢れ返ってるから問題ないか。
読後感は爽やかけど、余韻が残ったりはしない。腰を据えて読むよりも、ちょっとした空き時間に読むような本だと思う。
池袋人情話
ヤクザとか、抗争とか、話は派手だが内容は「人情話」。
様々な人間が色々と頑張って生きてるんだ・・・という話。
そんな目新しくもない内容を、「池袋のストリートギャング」というデコレーションを施すことによって疾走感のある面白いストーリーに仕立て上げている。
文体は主人公マコトの一人称なので、読みなれるまでは大変かもしれない。
しかし余計な言葉を使わないマコトの一人称は、より端的に情景を描写し、脳にリアルな映像を送り込んでくれる。
各キャラクターたちの設定はそれぞれ特徴のあるものだが、内面的な特徴もしっかり描かれているのでキャラクターたちは「役割」もしっかりこなしながら愛嬌のある存在としてしっかり話を盛り上げている。
池袋の街にマコトを見つけたくなる作品。
スッキリ☆
ドラマを何年前に見ていて、大好きでした。
ずーっと原作を読みたいと思いつつ、中々機会が無くやっと先日読むことが出来ました。
ドラマの中のマコトやタカシとは少し違いましたが、
原作の登場人物も十分ワクワクさせてくれるキャラクターでした。
もう、一息で読んじゃいました。
これは読書と言うより、テレビを見てる感じで
その場面場面が思い浮かびました。絶対にオススメの一冊☆
楽な気持ちで読めちゃいますよ^−^
