東京育ちの京都案内 (文春文庫)

  • [著]麻生 圭子

カテゴリ:
文庫 (315頁)
ISBN:
4167186039
発売元:
文藝春秋 (2002/04)
価格:
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40,450 位
評価: 4.5
2007
07/02
Mon

京都本の中でも珠玉のできです

60.0% (3 / 5)
[No.10] posted by 993改

小泉今日子や吉川晃司等々の楽曲の作詞家としても活躍された麻生圭子さんによる、いわゆる京都本の第一作目です。京都に移られて3年ほど経たれた時に書かれた本です。
単なる観光ガイドではない、「京都本」というジャンルは、以外に難しく、生粋の京都人が書くと、京都人以外をよそ者扱いした高慢ちきな本になったり、はたまた、京都人以外が書くと、単なる京都礼賛になったりと、何れにせよ、つまらない本になることも多いのですが、この本では、「東京育ち・・・」とタイトルにあるとおり、ある種、離れて京都を眺めることによって、逆に、京都の良さが見えてくる本になっています。文章も、著者の性格と、元作詞家であることから、ほんわか包むような優しい文体で、読んでいても、心地よいリズムを感じさせてくれます。
最近の著作では、やや、京都礼賛の気もある著者ですが、ああ、京都に行きたいと、思わせてくれる面白い1冊です。

2006
01/09
Mon

京都人が読んでも面白いですし、参考になりましたね

69.2% (9 / 13)
[No.9] posted by sasabon

私は、京都の中京に生まれ育った50代の者です。
『東京育ちの京都案内』を読みながら、そこに記された「典型的な京都」の奥深さにまたまた感心させられました。身近すぎて気がつかないことって多いですから・・・。

本書は「生粋の京都人」の本音を、東京人というエトランゼである筆者が少し驚きを持ちながら記されたエッセイです。京都の四季折々の風情を巧みな筆裁きで紹介していただくと、うーん、そうかもしれない、と思うことが沢山ありました。
流石に、作詞家としてヒット曲を数多く生み出された筆者ですから、文体も流れるようですし、言葉遣いもとても巧みですから、思わず惹きこまれてしまいました。

なにしろ27項目の一つ一つのタイトルが魅力的ですから、どれを読んでも「京都」の魅力をたっぷりと積めこんでもらっています。そこまで、書かれたら京都人は恥かしくなりますが・・・・・。
「京ことばの今日」、「赤くないマクドナルド」、「右が左、左は右で、上ル下ル」などは、確かに不京都人以外の方にとっては、不思議なのでしょうね。

京都観光のガイドブック代わりに本文庫を使われるケースもあると思われます。
筆者の感性とは違った視点で、京都の良さを見つめられて、あらためて本書を読まれたら、また趣も違ってくるように思いますよ・・・・。

2005
09/03
Sat

読んで楽しい京都案内

75.0% (3 / 4)
[No.8] posted by shikonkai

 軽妙なタッチで、なかなかうまく京都を解説している。私自身、大学時代4年間京都で過ごし、京都人の知り合いもいるが、京都人はなかなか敷居が高いことは事実。この本の作者にしても、有名人であればこそ特別扱いしてもらえている部分があると思う。
 しかし、解説の村松友視も書いているように、京都人に書かれてしまうと(例えば、名著ではある梅棹忠夫の「京都案内」)素直に読めないが、この本なら素直に読め、京都の文化の良さが理解できる。読後には、自分も京都人の仲間に入れてもらえたような気分になれます。

2005
02/26
Sat

いい意味で賛否両論あるかも?!

66.7% (2 / 3)
[No.7] posted by welcomehome

結婚して京都で暮らし始めた麻生圭子さんの京都案内。地元人にしかわからない地名やお店が結構でてきます。今では町屋暮らしがすっかり板についていらっしゃるようですが、実際京都人にどう思われているのかは?この本では観光客っぽい目線が私が京都に暮らしたときと同じようで、なぜか共感できます。そう、未だに京都って謎めいたところが多くってそれが魅力の一つなんです

2003
01/30
Thu

一味違う京都案内です

55.6% (10 / 18)
[No.6] posted by さくらっこ

よくありがちな京都礼賛に終わらない非常に面白い京都案内です。面白い理由の1つは著者の好奇心あふれる姿勢です。私も京都人なのですが、京都人は答えを秘して言わないことが多い。例えば「ぶぶ漬けでもどうですか」は帰ってくれの符牒なのか?持ち前の好奇心さの成せる業か、著者はそういうあいまいさに「なぜ」「本当」と迫っていきます。その様には突撃ルポを読んでるような面白さがあります。もう1つは軽妙な文体です。元人気作詞家だったせいか、文章にリズムがあって、音楽でも聴いているように気分良く読み進めることができます。京都フリークはもちろんですが、京都人が読んでも、いや京都人が読んだ方が面白い一味違う京都案内になっています。

2002
12/11
Wed

エトランゼのこころ

60.0% (3 / 5)
[No.5] posted by デラシネ

五木寛之氏の著書、日本人のこころ1に京都のきつね丼という一節がある。
きつねうどんではない。丼。ガイドブックを見れば京懐石など観光客側の京都理想を見事に形にした料理ばかりが目につく。
本書から言葉を借りるとハレとケ。
京都の方から語弊を招くかもしれませんが、京都の庶民的な食べ物はいたってチープなものらしい。

京都で生活しつつもエトランゼとして、自身決して京都人にはなれないことを自覚しつつ、出来る限り深く京都に入っていこうとする、著者の姿勢と語り口風の文章に、一エトランゼとして私も電車に揺られ、この本を読み返しながら京都へのぼってみたいと思う、一冊です。

2002
07/27
Sat

京都好き関東人の方へ。

100.0% (1 / 1)
[No.4] posted by 丸本 真規子

ガイドブック「プラスアルファ」の情報が欲しい方におすすめ!
やっぱりいい所、京都。ますます住みたくなりました。

2002
07/27
Sat

京都好き関東人の方へ。

16.7% (1 / 6)
[No.3]

ガイドブック「プラスアルファ」の情報が欲しい方におすすめ!
やっぱりいい所、京都。ますます住みたくなりました。

2002
04/19
Fri

いざ京都

40.0% (2 / 5)
[No.2] posted by 手塚雄平

この本読んだらよけー京都に行きたくなりました。

2001
07/21
Sat

東京人の京都入門書決定版!

71.4% (5 / 7)
[No.1]

 まったく京都に興味がない人にこそ是非、オススメしたいです。 「京都のマクドナルドの看板はなぜ赤くないのか」「ぶぶ漬け出されたら帰らなきゃいけないのか」「京都人はよそ者に冷たいのか」などなど、入門者がいちばん聞きたいエピソードが満載。著者が伝統の都に突撃するのが痛快。


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