日本人が知らない英文法

  • [著]クリストファ・バーナード

カテゴリ:
単行本 (205頁)
ISBN:
4309906257
発売元:
河出書房新社 (2005/02/11)
定価:
¥ 1,680 (税込)
在庫状況:
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292,057 位
評価: 4.5
2005
05/29
Sun

ネイティブから見た英文法??

83.3% (5 / 6)
[No.6] posted by 受験pierrot

全体的には読みやすく内容も悪くない。
英文法を学ぶためのもというよりは学習法の提案本といった感じ。
動詞の分類などはおそらく平凡に英語を学んできた人にとっては
なんのことだかわからないまま終わるであろう。
タクソノミー的な学習法は効果的であるという共感はもてる。
筆者の述べる縦の英文法学習法が果たして採用されるかどうかは疑問だが、さすがはルミナスの辞書編纂にたずさわる人だけあって随所に言語学的なユーモアがあったりしておもしろい。
火星人が最後に登場するところなど・・・
「ネイティブ」という語が随所で太字になって出てくるのは少しネイティブ信仰の強い日本人だましぽくて嫌だが、全体的には良書。

2005
05/01
Sun

上級向けだが、中級者も一見の価値あり

85.7% (6 / 7)
[No.5] posted by 高円寺古着屋「SOUL BOX」

中級者の私にとってはかなり難しい解説もあり、そういう部分は飛ばし読みしてしまいましたが、「日時を決める時絶望的なまでに混乱するネイティブスピーカー」「言語学習の縦軸と横軸」など、最もネイティブの感覚に近く、かつ日本人がなかなか理解しにくいと思われる事項が書かれているのは画期的だと思いました。言語学習の要領をつかむ上では大変参考になる1冊ですが、初心者にはかなり難しいです。

2005
03/24
Thu

日本人だけ?

77.8% (7 / 9)
[No.4] posted by ニャンニャン

 タイトルは「日本人が知らない英文法」だが、私は「文法学者(又は、英語がとっても好きな人)でないと知らない英文法」というのが真のタイトルであると思う。たとえば、この本の最初のほうに出てくる「中間態」という用語。もちろん日本人もだが、とっても、ネイティブスピーカーだからといって知っているとは思えない。せいぜい、能動態と受動態だろう。
 さて、本の内容のほうは、英語と日本語の対比という新しい切り口から言語を捕らえていて新鮮な感じがする。文法が好きな人には非常に面白いだろう。しかし、なかなか難しい話なので、注意。あと、受験生で、英語の心配な方が読んでも、時間の無駄になるのでやめた方がよい。

2005
03/10
Thu

学習指南書

81.8% (9 / 11)
[No.3] posted by けいひる

タイトルからは英文法の解説本のように思えるが、これは英語学習のための指南書である。文法解説書として手にとろうとしている人には向かない内容である。そういう点で本書の購入を考えている人は大西泰斗氏やマーク・ピーターセン氏の著作を読んだ方がよい。文法解説的なところがなくもないが、同じ著者の「ネイティブ発想英熟語」といってることは変わらないので、その本を持っている人にはあまり目新しくはないと思う。別に重複が悪いわけではないので、英語の効率的な学習方法の参考書として用いるのならそれなりに使える本だと思う。私は文法解説書と思って購入したのでその点からの評価なら甘くつけて星3つである。学習指南書としてなら4つあげてもいいが、若干気になるところがなくもない。例えば、日本人は中学などで日本語動詞の活用形を学ぶとき、「~ない」という言葉に自然につながる形が未然形だと教わる。しかしこの自然につながるかどうかという部分は日本人だから判断できるのであって、外国人が日本語の未然形という活用形を理解する場合このやり方は通用しない。著者の提唱する学習方法には私的にこれと同種の違和感が生じるところがある。しかし全般的には良書であろう。

2005
02/26
Sat

目から鱗!

66.7% (2 / 3)
[No.2] posted by florence_

この本は、日本人が無意識的にもつ「日本語的発想」を、どのように「英語的発想」に切り替えれば、自然な英語を話せるようになるかを、豊富な具体例を交えて分かりやすく解説している(例えば、空間中心に発想する英語vs.動詞中心に発想する日本語)。したがって、文法規則の羅列に終始する一般的な文法書とは一味違う。むしろ、それらの細かい規則がどうしてそうなるのかを、(ただ暗記しろ!と言うのではなく)「英語的発想」の点から説明してくれる。内容も、文法から発音、効果的な英語の学習方法に至るまで多岐にわたり、目から鱗!の一冊だ。

2005
02/22
Tue

英語の本質に迫る

50.0% (1 / 2)
[No.1] posted by pauhana

本書を今はやりの「日本人英語の矯正本」だと思って読むと大間違い。

ここに書かれているのは、英語という「言語」(本文では「英語というシステム」と書かれている)の本質をつかんで、学習しやすいように、すなわち、自然と英語のほうから学習者に接近してきてくれるように、学ぶためのテクニックだと思う。それを日本語との比較考察を加えながら、鋭く指摘しているところが、他の英文法書とひと味もふた味も違うところだ。

これはひとえに著者が日本語に造詣が深いためであるが、このように英語と日本語の本質を公平にとらえて論じることのできるバーナード氏の存在は非常に貴重だと思う。

一見、かなりレベルが高そうだが、初級者にもぜひ一読をお勧めしたい。


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