- [著]竹下 文子
- カテゴリ:
- 大型本
- ISBN:
- 4323070403
- 発売元:
- 金の星社 (2004/05)
- 価格:
- ¥ 1,365 (税込)
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声が詰まります。
猫の視線から書かれています。子供が二人おり、いつも上の子供が後回しになってしまう今の状況が、猫と重なり、上のお兄ちゃんはこんなふうに感じて耐えているのかと、この本を声に出して読むたびに声がつまります。最初は涙が出て読めませんでした。長い文章であるわけではないのに、中にいろいろな思いが詰まっていることを感じ、自分の子育てを振り返り反省します。だからといって、マイナス的なものはなく、ただただ、子供を抱きしめてあげたくなります。そういう本です。
ひとりっこのお母さんにも
うちの子供はまだ一人っ子ですが、母親の愛情や気持ちが逸れている時にこんな気持ちになるんだと認識出来た良作。私自身長女で育ち、毎日忙しい母親になかなかかまって貰えなかった寂しさが、今になって思い出されて泣けてしまいました(ずっと忘れていたのに。。。)
子供はお母さんが大好きで、一番注目して欲しい人。それを忘れず、いつも子供と真摯に対峙してゆきたいと改めて思いました。子供に読ませたいというより、親のための気づきの本だと思います。
お母さんのひざは春の陽だまり
お母さんのひざに抱っこされるのが大好きだった猫は、
生まれたばかりの赤ちゃんにその居心地の良い場所を取られてしまいます。
何だか面白くない猫はいろんな思いで赤ちゃんを見つめます。
ちょっとお姉ちゃん振ってみたりしても、やっぱりお母さんに甘えたい・・・。
ちょうど兄弟姉妹の上の子の気持ちと重なります。
やわらかいパステルカラーの色使いが、春の陽だまりのようです。
お母さんを見上げる切なそうな猫の表情は、ドキッさせられました。
是非、上のお子さんをひざの上に抱いて、読んであげてほしいと思います。
3歳~4歳くらいのお子さんに
最初は子供が親にだっこしてほしい、と言ってる本かなと思って読み進めると、ちがうので、オヤ?と思って大人の私にもおもしろいお話でした。
地味かなあ?と思ったのですが、子供が気に入って、何度も何度も読んでほしいといいいました。
文章も絵もやさしくやわらかく、日本的です。
涙が出るほど健気
いつも下の子に優しいお兄ちゃん、お姉ちゃんはきっとこんな気持ちなんだ。と、気付かされた絵本でした。読み終わったあと、思わず子どもたちを抱きしめたくなる一冊です。お父さん、お母さんにぜひ読んでほしい!
これからお兄ちゃんお姉ちゃんになる子供へ
新しくやってきた赤ちゃんに大好きなおかあさんのおひざを奪われてしまった切ない気持ちが切々と書かれる一方で、赤ちゃんにおかあさんを貸してあげるよというやさしい気持ちが感じられます。作品内では猫の気持ちとして書かれていますが、下の子供が生まれた上の子供の気持ちが伝わる良作です。
また、挿絵の猫の表情が豊かで猫好きのための絵本としても良いですね。
