- [著]松坂 ヒロシ
- カテゴリ:
- 単行本 (188頁)
- ISBN:
- 4327375047
- 発売元:
- 研究社出版 (1986/11)
- 価格:
- ¥ 2,415 (税込)
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ユーズド商品:¥ 850 より
一般書の発音教本に満足しなくなったら
一般書の中に発音に関する本はたくさんあります。こういった発音書はCD付属のものが多く最初はとっつきやすくていいのですが、細かいところを見ていくと著者独特の表現が使われていて誤解を招きそうなものだったり、また明らかに間違った記述があったり、ということが少なくありません。
この本は信頼がおけるという点においては一般の発音書とは比べ物になりません。書いてある内容も英語の発音を少し詳しく学習したい人にもってこいです。記述は多くの一般書より多くの記号を使っており、また一般書にない概念を用いたりしているのでとっつきにくいかもしれませんが、この本に沿っていけば米語、英語どちらか片方、または両方の標準的な発音が詳しく学べます。
しかし多少とっつきにくい部分があるかもしれません。また、別売りテープはあった方がいいですが少し高いのがネックです。テープは完成度が高いので、是非購入、または図書館などで借りれるようでしたら借りることをお勧めします。本は買いましょう。
学術的なテキストです
英語を専門に学ぶ人のための内容で、大学の授業で使われる教科書のような本です。ネイティブスピーカーでも出身地によってアクセントが違うので、そのあたりのことを知りたくて買ったのですが、私には敷居が高すぎました。
分かりやすく、信頼できる。
個人的には、発音学習は、理論的基礎の怪しい英語学習書に手を出すよりも、音声学を体系的に学んだ方が近道だと思います。
音声学の本は多数出版されていますが、中でも本書をオススメする理由は以下の通りです。
○著者はNHKラジオ講座「リスニング入門」の講師も務める音声学の専門家で、ネイティブ並の発音ができる数少ない日本人の一人。このため、記述に信頼が置ける。
○学術書でありながら、理論面に偏ることなく、「発音のものさし」等の図解を用いて直感的にも理解しやすい説明がなされている。
○細かい部分は大胆に省いて、実際上重要な部分に絞って解説がされているので、初学者も混乱しないで済む。
○英音と米音をバランス良く取り上げている。
勿論、学術書なので、巷の発音参考書のような派手さはありませんから、活字を読むのがそもそも辛いという人にはオススメしません。なお、付属のカセットテープは研究社のウェブサイトから注文することができます。
英語が聞こえないわけが解る
英語は中学校の英語の時間に習ったようには聞こえてこない。それは、各単語と単語がある法則によってくっついたり、音が変わったり、或いは消えてしまったりする音節があるからである。本書はタイトルの通り「英語音声学」について書かれたものなので、全体的に英語を音声学から研究或いは学習する者にとっては極めて有益であろう。また本書の後半はこれらの「音変化」について述べたものであり、一般の学習者に対しても、どのように英語が音変化しているのかを独学できるため、音変化のパターン化が可能となる。ひいては英語を聴く耳を養うことができよう。ある程度英語力があり、聞き取り能力を伸ばしたい者にはうってつけ。初学者、或いは楽に英語が話せるようになることを願う者にはやや高度な内容である。しかし、理解できた途端に目からウロコである。
