- [著]大西 泰斗
- [著]ポール マクベイ
- [原著]Paul Chris McVay
- カテゴリ:
- 単行本 (163頁)
- ISBN:
- 4327451037
- 発売元:
- 研究社出版 (1995/02)
- 価格:
- ¥ 1,575 (税込)
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ネイティブスピーカーの感覚
ネイティブスピーカーの感覚に近づけるように、文法という視点で説明しようとしている。
A、THEの違いは、表現したい意思によって、変わるかもしれない。
その意思を理解するところが重要なのかもしれない。
形の意味を説明している点が、たいくつな文法書ではない点かもしれない。
英文法のシンプルなルールがわかる
これまでネイティブ感覚を説明した書籍を多数読んできたが、
本シリーズがもっともわかりやすく素直に頭に入ってくる。
本書では、学校で習うような複雑で膨大な文法規則ではなく、
各表現ごとに、非常にシンプルな原則を一つだけ紹介し、
その原則を適用・応用する例を紹介している。
学校で文法を習うと、本当に全部暗記する必要があるのか、
あるいは、もっと効率の良い習得方法はないのか、
という疑問が湧くが、本書はその多くを解決してくれるだろう。
以下は本書の例。
学校で教わる英文法を丸暗記しただけでは、
以下の違いは、容易に説明できないだろうが、
本書の原則を適用すれば容易に説明できるだろう。
a) Joe insisted that Bill finishes dinner by 10:00.
b) Joe insisted that Bill finish dinner by 10:00.
このほかにも、theとaの使い分け、anyの使い方、
未来を表す表現 (will, be going to〜, 〜ing) の違いなど、
すぐに使いたいネイティブ感覚が満載だ。
日本の学校で大量の英文法を丸暗記させられた方々に
特におすすめしたい一冊である。
感覚的な理解
旧態依然とした英語教育を受けた人が、文法知識を感覚的に捕らえ直しより実践的なものにするために最適な本である。Willとbe going toの違いなど目から鱗が落ちる内容満載である。本書をマスターしたレベルの読者には、より深く厳密な理解のために、久野 すすむ &高見 健一 著「謎解きの英文法」シリーズをお勧めする。
英文法って面白いかもしれない、と思える良書です。
英語を長いあいだ勉強してきました。
それでも英文法は味気ないなあ、と思い続けていました。
それが、この本でひっくりかえります。
英文法ってもしかしたら面白いのかもしれない。
そう思えればしめたもの。
そんなきっかけになりそうな、良書です。
お口にあえば、きっとお得な英文法の料理書。おすすめします。
画期的な英語学習書の一つ
正直詳しくは分かりませんが、私達が普通に話している日本語を考えれば分かりますが、私達は思考(イメージ)という漠然としたものを、言葉という論理的な道具によって外の世界に具現化しています。偉そうに言えば、つまり言葉はどの言語であろうとあくまで道具です。一般的 (?)な学校で使うような文法書は、外国語を母国語で(英語を日本語で)捉えることを重視するせいなのか、本来の目的である言葉の「思考(イメージ)を具現化する」という根底にある道具としての目的を忘れ、言葉の根底にある思考(イメージ)を軽視して言語を表面的に論理的に分析し捉え解釈しているように感じます(言ってみれば暗号解読のようになっている)。文法嫌いの人が多かったり、英語を話せない原因の一つもこの辺からくるのではないのかなぁと個人的には思います。
この本はその思考(イメージ)を大切にすることで、根底にある漠然とした人間の思考(イメージ)と道具である言葉(文法)とを繋げてくれる画期的なシリーズだと思います。ただこの本に書かれている思考(イメージ)は人によって違い、よって解釈も人によって違うので、100%この本の解釈が正しいかどうかは正直私には分かりません。ですが個人的な感想としてはほとんど当たっていると思うし、的外れでないと思います。ネイティブも著者の一人ですし、信頼できかつなるほどと納得できる内容です。どちらにしても少なくとも思考(イメージ)と言葉を繋げて考えるきっかけになったり、とても参考になる内容だと思います(英語がある程度分かる人にも)。受験(学校)英語だと思考(イメージ)を自分で解釈し考えなければいけないですし。あとは自発的に実戦的な英語に触れてこの本で学んだことを身に付け、本当に自分のものにしていけばよいのだと思います。
ただ文法の初歩(中学英文法ぐらい?)を全く知らない、全くのゼロの人は分からないと思うので、少しは他の本で勉強する必要があると思います。この本の著者二人による全くのゼロからのこういう本があればいいのになぁと思います。というわけで本気で英語という言葉の道具を理解し、自分や相手の思考 (イメージ)を伝えたい、理解したいという人の一助になる本の一つだと思うので、そういう方におすすめです。
ただこの本以外に、このシリーズの著者2人による本が色々出ているので、その中ではこのネイティブシリーズは古い部類に入る(という原点にある)のかもしれません。でもとても良いシリーズです。
シリーズ第1弾の本書から読むことをお勧めします
コンパクトな本ですので、早い人なら1日で読み通せます。
しかし、この本に書かれていることを知っているかどうかで、
英語力にかなりの差が出ると思います。
たとえば、aとtheの使い分け、可算名詞と不可算名詞の使い方についていまひとつ自信の持てない人は、
本書のp.12-p.44を読むだけで、目の前がずいぶん明るくなるはずです。
学校の文法の時間のようにたくさんの規則をずらずら並べて説明されても
すぐに忘れてしまうし、いつまでたっても使えるようになりません。
パッとイメージできるようなシンプルな原則を押さえる必要があるのです。
そして、学校で教わった雑多な規則のほとんどが、そのシンプルな原則から
ごく自然に出てくることを確認する必要があるのです。
本書の説明にしたがって、まずシンプルな原則を押さえ、
つぎに、ひとつひとつの用法を確認して行けば、
1時間もしないうちに、冠詞に関しては「9割ヒッター」になることができます。
残り1割は、日本語の「てにをは」のように、非常に微妙な問題になってきますので、
完全に習得するには、膨大な量の英語に触れて、カンを養うしかありません。
でも、一時間足らずで9割ヒッターに引き上げてくれるだけでも、すごいことです。
本書で扱われるトピックは
(1)冠詞、可算(不可算)名詞、anyの使い方
(2) 全文否定と部分否定
(3)受動態
(4)時制
(5)進行形と完了形
(6)Wh-疑問文と関係詞
です。
いずれのトピックでも、まず、シンプルな原則が説明されます。
そして、その原則からいろいろな用法がいかに自然に導き出される
のかが、わかりやすく説明されます。
個々の用法を導き出す説明をフムフムと納得しつつ読んだ後は、
そういった細かなことはすべて忘れてしまって、最初のシンプルな原則だけ覚えておけばOKです。それで、「使える」知識がちゃんと身についているはずです。
英語上達を目指す全ての成人にお勧め!
大西さんのネイティヴシリーズは、ともかくも詰め込みを強要される受験生よりも、これまでの知識・経験の上に立って、実践的な英語の上達を目指す成人の方にお勧めです。今まで、何となく分かっていたつもりなのに、いざ実践となると、前置詞や冠詞、基本動詞、さらには時制の使い分けがスーッと出てこない−ヒアリングもさることながら、上達への壁が恐らくここにあると思います。各シリーズとも適度な分量で肩肘張ることなく読み進めることができ、それでいて、「成るほど」と思わせる内容に溢れています。ヒアリング・マラソンやリピーティング・マラソンを使おうと思われている方(使っておられる方)、その前にこのシリーズを読破されることをお勧めします。
ちょっと古いかな
最初に断っておきますが、私は中西泰斗さんの本は大好きで
殆ど読んでいます。最初に「ネイティヴの感覚がわかる英文法」を
読んだあと、本書を読みましたが、この本を書いたときにはそれほど慣れていなかったのか、
ややイメージが掴みづらく漠然としている気がします。
ただし基本は同じですので、一読する価値は十分にあると思います。
イメージで理解できる英文法
正直に言っていささか過大評価されているきらいはあると思うが、それでも勧められる点の有る本であろう。
必要以上に形式的な理屈や言葉に頼るのではなく、意味や概念に軸足を置き、イメージ的に文法項目を記述、説明している。
既存の英文法書に挫折された方もチャレンジしてみてはいかがか。
英文法の超初心者への入門書
高校時代、私のような殆ど英語の授業を真面目に聞いていなかった超初心者でも、この本を1回読むと英文法の最低限の要点をしっかりと抑える事が出来ました。そういった点では正に「英語上達のための必読書」と言えます。ただ、必要にかられて急いで英語を身につけなければならない人、仕事などで最初から比較的ハイレベルな英語に慣れなければいけない人などにとっては、この本の内容だけでは補えない部分がわりとすぐに見えてくるはずです。個人的には、このシリーズは図書館などで借りて内容を大まかに把握した後、もう1ランク内容が難しい英文法の本で実践と共ににしっかりと見につけていく、と言うかたちがベストだと思います。
