- [著]T.D.ミントン
- [翻訳]青木 義巳
- カテゴリ:
- 単行本 (272頁)
- ISBN:
- 4327451533
- 発売元:
- 研究社 (2002/02/22)
- 価格:
- ¥ 1,785 (税込)
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やはり名著です。
大ヒットした前作に引き続き今回は形容詞、副詞を中心とした文法事項が扱われています。たしかに前作のようになるほど!と思わせられる要素が盛りだくさんというわけではないですが載っている事項は普通の参考書にはまず載っていないことばかりです。扱っているものが形容詞や副詞なので細かい違いや微妙なニュアンスをたくさん把握しないといけないので一気に読むのはしんどいと思います。前作は雑誌を読むようにスラスラ読めましたがこちらはやや専門書のような感じがします。まず興味を持った項目から読んでみてください。辞書代わりに使うのもいいかもしれません。例を挙げるとbeautiful lifeはネイティブからすると奇妙な表現のようです。なぜ奇妙なのか気になった人はぜひ読んでみてください。
引き続きネイティブの英語感覚を知るには最適
第一巻に引き続き、今度は受動態や副詞の用法についてみっちり論じている。
教育を受けたネイティブという申し分のない理想的な著者により、ネイティブの感覚が明示的に示されるので、あいまいなままだったり使い分けにくかった表現がすっきり理解できる。
やや訳が英語の直訳調で、趣旨を理解しにくいところもあるが、全体としては誠実な訳であるといってよいだろう。
副詞に関してはやや細かすぎる印象もあるが、特に受動態に関する英語の表現のルールなどは、大変参考になるところがある。
筆者の意図を正しく理解できれば
レベル高い。英英辞典を使っているレベルの人なら読む価値があると思う。というのも、この本で使われている文法用語の本当の意味を誤解する可能性があるからだ。例えば、副詞のbeforeの項目で使われている完了形という語句など。ある程度、時制の知識がないと誤解するでしょう。このことは、このシリーズすべてに当てはまる。
一歩踏み込んだネイティブの解説書
この手の本では岩波新書の『日本人の英語』(マーク・ピーターセン著)が有名だが、『日本人の英語』の方は読み物であるのに対して本書の方はやや文法書的。前作が冠詞や時制の解説で次作が比較の解説と日本人受けする内容に対し、本書は受動態、形容詞、副詞とやや受けの悪い(気軽な気持ちで読むと退屈する)内容を取り扱っている。でも、一歩踏み込んで英語の感覚を知るにはとてもいいと思う。実際勉強になった。アメリカは移民の国のせいかおかしな英語を話しても通じれば文句は言われないが、イギリスはしっかりした英語が要求されるのだろうか。『日本人の英語』と本書を読んでそんなことを感じた。
お気に入りではありますが。。。
このシリーズが貴重であることには疑問の余地はありません。ネイティブの感覚を元に、その背景を説得力を持って解説してくれます。ネイティブ系の他の類書と比べて、『日本人の英語』とこのシリーズは別格だと思います。ただし、、項目によっては、用法の羅列になってしまっているような箇所もあります。この本の副詞に関する記述はそれにあたり、じつのところ、紙面のかなりの割合を占めているため、このⅡの評価としては、星3としたいと思います。しかしそれ以外の部分はよいと思います、とくにⅢの比較、関係代名詞は、類書にあまり扱われていないこともあり、目から鱗が何枚も落ちました。いずれにしても丸暗記や試験問題から一歩踏み出したい方には、このシリーズは絶対お勧めです。
期待はずれ
前作では主に時制についての筋の通った説明がなされていたのだが、今回の2作目は個々の副詞や形容詞に対して、こういうときには正しいが、別の場合には正しくないといったような辞書的説明を詳細にしただけである。なぜそうなのかという説明を期待する向きにはあまり得るところは少なく、重箱の隅をつついているような感があるのは否めない。いまいち読んでいてはずむものがなく、最後まで読みとおすのは困難である。個々の単語についての解説であれば、ネイティブスピーカーの英単語などのほうが読みやすいし、優れている。通読ではなく、辞書的に活用するのなら十分役に立つが、前作が極めて秀逸であっただけに残念である。
ネイティブの英語に一歩でも近づくために
日本の英語教育で同じと教えられている語法が、こういうふうに違うと気づかせてくれる本。長年区別せずに使い続けてきた英語がこういうニュアンスをネイティブに与えていたのかとびっくりした。マークピーターセン氏の著書とは内容の重なりもほとんどなく、この本はこの本で英語必読だと思う。特に英語で文章を書く機会が多い人は何かと参考になる部分が多いと思う。
実例が多く面白い英文法
英文法がエッセイのように読みやすくて時々笑いながらも、うなずきつつ何とか読み通してしまいました。前著と比べ、かなり本格的となり結構難解で読み直さなければならない箇所もありましたが。
まず、一見簡単そうなenough..to..や動詞句についてなど、ネイティブスピーカーの考え方のプロセスを詳しく丁寧に例文を使って説明してくれているので、彼らの思考回路がよくわかります。(食後に言うI've had enough.が礼儀の点で望ましくないとは!)
とくに、quiteについてこれほど本格的に解説している類書はないと思います。(アメリカ英語とイギリス英語の違いに関するアンケート調査の結果がおもしろい)
他にも、日常よく使っている be willing to ,available,just in timeなど、この本の指摘でこれまでの自分の誤用に気づかされましたし、veryで修飾できない形容詞があるなどとは初耳でした。
著書の日本における教職経験に基づいているだけに、教室での実例に実感があり、ところどころで反省させられると同時に、今後の英語学習にたいしてもとても刺激的な実用書だと思います。
あくまでイギリス英語の「ニュアンス」なので、使い方は慎重に
イギリスの大学の「文学修士」号を持つ著者による本書では、「米語と英語を区別しながら説明」している箇所というのはむしろ例外で、ほとんどはイギリス英文法の用法を大前提として書かれている。本書とマーク・ピーターセン(アメリカ人)が書いた同趣向の「日本人の英語」シリーズを比べると違いがよくわかる。
また、この本は包括的な文法テキストではなく、英文法を専門としない著者の「個人的」なイギリス英文法「感覚」を綴った読み物となっている。 文法の解釈に関しての参照文献を全く挙げない点からも、著者独特の解釈に一般性をもとめるのは無理がある。
日本では、学校やTOEIC,TOEFL、英検等の試験、あるいは映画、音楽等 趣味の英語も圧倒的にアメリカ英語であるだけに、イギリス英語の本書を「英文法の基礎」とすると 「ニュアンスのズレ」 が多くの学習者を混乱させかねない。 イギリス英語を学ぶ以外の理由で、本書を手にする方はこれらの点をよく踏まえておいたほうがよい。
まず一冊目を読んでから…
同タイトルの二冊目。
ページの殆どが比較や程度に関する表現に割かれています。
初級者向けの一冊目より厚く、若干の専門化が進んでいます。良く言えばより細かい英語の感覚に触れている本。悪く言えば、瑣末なことにこだわっている様にも見えます。
著者はイギリス人ですが、ある程度アメリカ英語とイギリス英語を区別しながら説明しています。中でも、ネイティブでも説明しにくいquiteの用法についての考察は面白いです。(私はこの部分を目当てに買いました)
ところで、この手の本に対するお決まりの批判として「一人の人間がネイティブの代表みたいな顔をするのはおかしい」というのがありますが、ネイティブの感覚の一例として読む分には有用だと思います。
(同じ理由でホームステイも有効である訳です)
少なくとも読まない人よりは一歩先にネイティブに近づくわけで、(この本だけに頼らず)その一歩を二歩、三歩と続ければいいと思います。
