- [著]柏 楊
- [翻訳]張 良沢
- [翻訳]宗像 隆幸
- カテゴリ:
- 新書 (230頁)
- ISBN:
- 4334004695
- 発売元:
- 光文社 (1988/03)
- 定価:
¥ 870 (税込)- 在庫状況:
- 在庫なし
ユーズド商品:¥ 1 より
201,953 位
2007
02/25
Sun
こんなに面白い本を絶版にしてはもったいない
100.0% (7 / 7)
中国人柏楊(ポーヤン)が、中国人は不潔だとか内ゲバばかりするとか心が狭いなどと自分達の文化や伝統をユーモアを交えつつ徹底批判する。儒教の弊害を指摘し、阿片戦争は国辱であると同時に中国人に覚醒を促す大衝撃だったと言うポーヤンはアングロサクソンの近代化、人権尊重、法治主義を礼賛する。昭和63年当時この本を読んだ人は多いと思うが今読んでも古さを感じさせずとても面白く感ずるのは中国の短所が殆んど改善されてこなかったという事だろうか。外国人に批判されるより中国人自身の批判の方が受け入れ易いだろうと思うが、この本を大陸で読むのは難しそうだ。国の恥を外にさらさないとか指導者に対する批判は許さないなどといっていては国はちっとも良くならないし国民はいつまでも幸せになれない。中国で言論出版の自由や人権が保障される日が一日も早く来ることを祈る。この本の再刊を望む。
