- [著]奥田 英朗
- カテゴリ:
- 文庫 (244頁)
- ISBN:
- 4334738419
- 発売元:
- 光文社 (2005/03/10)
- 価格:
- ¥ 500 (税込)
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地方球場での野球観戦エッセイ
筆者が地方球場で野球を観戦したことに関するエッセイ集です。
野球観戦だけではなく、その観戦旅行全般について書かれています。
ある意味、紀行文と捉えてもいいのではないかと思います。
沖縄のキャンプから、台湾での公式戦、東北での二軍戦、九州でのマスターズリーグ等を見に行っています。
周辺の様子とともに、地方球場ならではの良さというのが伝わってきます。
屋根のない球場に野球観戦に行きたくなりました。
また、筆者の「ぼやき」と思われる記述があり、その部分はあまり読んでいて面白いものではありませんでした。
筆者は好きなんだけど・・・
本書は野球に関する小説ではありません。また、著者はどちらかというと野球に精通しているわけではありません。では何が本書に書かれているかというと、著者が地方の野球場を視察しがてら練習を見たり試合を見たりの道中におけるホテルの雰囲気とか食事のおいしさとか、映画の内容だったりマッサージの良さ等をダラダラと書いています。著者なりのセンスで読みやすく面白く書いてはいますが、小説家が自分の日記を出版してお金を稼いでる感じがすごくしました。人の日記を読むのに500円を出すのって何となくもったいないかな?ということで星は2つです。
大好きな本です
大好きな本です。もちろん面白い本でもあるのですが、あえてこう書きたいです。
野球に対する愛が伝わってきます。
球場のある地方のよさが伝わってきます。
肩の力を抜いて書かれている文章、自由気ままな旅の楽しさがにじみ出ていてうらやましくなります。すぐにでも旅に出たくなります。
都会で働いてお疲れのすべてのプロ野球ファン(私を含む)に、いや都会でなくても疲れてなくても野球を愛する方すべてにお勧めです。
野球ファンのあなたに
よしっ
今年は、地方球場に行こう。
そしてファームを見よう。
ゆっくり育つところを見ればいい。
優勝とか日本一とか 忘れて野球を楽しもう。
なんつ〜か、原点に返るつ〜か。
のんびりヤジったりしてさ。
日曜日、後輩の草野球観戦でもいい。
やっぱ野球はいい。
そんな本です。
昨年の日本シリーズの惨敗で、
深く、深く、ふか〜く落ち込んだ、全国の中日ドラゴンズファン、
あなたたちにお届けしたい!
野球だけではない・・・
中日ファンという同作家がストレスからくる睡眠不足と肩こりなどに悩まされている中,
ふと思い立った沖縄キャンプ訪問から始まる全国野球場巡り行脚&ご当地旨い物巡り&
愚痴からなる6編からなる紀行エッセイ集。
同作家のファンである私として一番衝撃!?だったのは
『今私は失敗作を徹夜仕事で終わらせようとしている小説家・・・二日ほど前から
わかっていたのである。これは面白くなりそうもない,と。しかし,書き換える
時間がないので突き進むしかない・・・』
というくだりからなるところであった。(東北編より)人なので,大なり小なり仕事に
関してはあると思う・・・みんな同じ人間なんだなぁ。と改めて感じたのである。
内容は2002年原ジャイアンツが優勝したシーズンをキャンプから始まり,台湾初の
公式戦,2軍戦,マスターズリーグと様々な話題を盛り込み,少し前の話であるが,
その頃を思い出しつつ,十分楽しめる話であった。
笑いだけではない。最後には感動もあるプロ野球観戦紀行
キャンプを観に沖縄へ行ったり、ダイエー対オリックスの試合(公式戦)を観るためにわざわざ台湾へ行ったり、二軍戦を観るために東北の田舎町へ行ったりと、プロ野球好きの著者が自由業の特権を生かして?綴ったプロ野球観戦記。
基本的に気ままな一人旅。道中の出来事がオモシロさと情けなさが程よい加減の奥田節で楽しめるのは勿論だが、この本はそれだけではない。テレビを見ているだけではわからないプロ野球の楽しみ方が全編に溢れる野球好きにはたまらない一冊である。
個人的には最終章九州編(マスターズリーグ編)で、若くして亡くなってしまった炎のストッパー津田恒美(ある程度の年齢以上のプロ野球ファンなら知らない人はいないと思うので説明は省略)の息子が始球式を努めたときのエピソードとそれに対する著者の僅か2行のコメント。不覚にも感動のあまり目頭が熱くなってしまった。
著者の野球好きが存分に発揮された素晴らしいエッセイである。著者のファンであると同時にプロ野球のファンでもある人(自分)は勿論、著者のファンでなくともプロ野球ファンであれば読んで損することはない、と断言できる…ような気がする。
ほのぼのエッセイ。
著者の小説が好きなので読んでみた。
ほのぼのとして楽しいエッセイ。
よく知っている土地は身近に感じ、知らない土地は行ってみたくなった。
こういうエッセイもいいですね。
作者の旅程を辿ってみたくなった。
日本の田舎と台湾に行ってぶらぶらと歩き、うまそうなものを食って、いいホテルに泊まって、野球場に行く話。端々に見られる奥田氏のフィーリングが妙に自分にはまる。ぷっと吹き出してしまう。
これを読んで「東北」「四国」に行ってみたくなった。行ってこの人と同じ経路をたどってみたいと思った。
野球を知っている人なら気楽に読める本です。
この本は、野球を知っている人なら気楽に読める本です。野球を知らない人でも、旅エッセイのつもりで読んでいけば、それはそれで楽しめます。つまり、野球の話半分と旅エッセイの部分半分といったところでしょうか。どこの地域でも、野球と映画館とマッサージと地元の料理は欠かせないみたいだ。作者の皮肉といいますか愚痴みたいなところが笑えますね。
話の内容は、以下の通りである。
沖縄編:キャンプ訪問
四国編:ヤクルトvs中日戦
台湾編;ダイエーvsオリックス戦、台湾野球の試合
東北編:2軍の試合
広島編:広島vs横浜戦
九州編:マスターズリーグの試合
野球好きで良かった!と思える一冊
出張に出かける新幹線のプラットホームのキオスクで、何の予備知識もなく、ただ書名に惹かれて買った。それが大当たり!なんとも幸せな気分になれた。新幹線を途中下車して地方球場めぐりをしたくなったくらい。(ついでにマッサージにも行きたくなった。)
資料的には「台湾編」が貴重。日本のプロ野球が初めて海外で行った公式戦、福岡ダイエーホークスとオリックスブルーウエーブの球史に残る熱戦が、生き生きと記録されている。あー、見に行きたかったなぁ…。
