- [著]臼井 宥文
- [著]光文社ペーパーバックス編集部
- カテゴリ:
- 単行本(ソフトカバー) (388頁)
- ISBN:
- 4334934447
- 発売元:
- 光文社 (2008/08/23)
- 価格:
- ¥ 1,000 (税込)
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編集者がすごい!
内容よりもあとがきに感動しました。
出版された後にリーマンショックが起きて、逆風かなと感じたのですが、山田編集長はそれも見越していたようです。
あとがきに「投資銀行が大もうけする時代が確実に終わったことを意味し…」と書かれているのです。
出版日が8月30日なので、ここまではっきり判断ができると言うことは、相当の見識を持たれた方だとお見受けしました。 山田編集長!
内容はすごく面白かったです。
特に、高城剛氏がとりあげられていたのが面白いなと感じました。
若者はすぐにでも世界に目を向けるべきです。
世界には日本や東京よりもっと先をゆく場所がたくさんあるのだ。
どうも浅い感じがする
富裕層という言葉が独り歩きしている。
真実を伝えることはいかに難しいか。
富裕層というキーワードで、誤解されがちな純粋さ、
使命感や努力などに光を当てようとしている姿勢は理解する。
この著者は、誠実で聡明な人であり、批判を受けても信念を持って
ニューリッチに関する本を出版しているのだろう。
こういう本に欠落しているのは、富裕層、及び彼らの周囲に
群がる人々の本質的な脆弱さである。
「皆が、僕たちみたいに幸せになれたらいいのに」という視点には
彼らに異質な存在への生理的、本能的な不快感、嫌悪感があるのだ。
私自身が、下位層の人間だからかもしれないが、彼らには
猥雑なもの、下品なもの、理不尽なことを受け止められない「弱さ」がある。
それは、アレルギー症状に似ている。
社会の不潔さに耐えられない彼らが、自分たちのために浄財を使ってくれる。
そう思うと、世の中はよく出来ている、と感心する。
金融恐慌の前夜に出された、歴史的な良書となると思う。
冒頭部分
から途中ぐらいまでは、正直あんまりだったが、真ん中ぐらいから
非常に面白くなった。最後の方は、どうかと思うところもあるが。
ただ、スーパーリッチの考え方は面白いし、最終的にはそうなる事も
予測できる。
興味本位で読むには面白い。
ただ現実は容赦なく生活を追ってくるが。
金持ちだから悪なのか?
金持ち=悪と単純に決めつけがちな日本社会に対して一石を投じる本。
日本社会にいてはわからない世界の潮流、世界のニューリッチと金持ちがただ金持ちなだけではなく、社会にとって必要な存在であることを分かりやすく考えさせてくれる本です。
日本の政治家が言う「金持ち優遇」という言葉が如何に的外れであるかがよくわかります
格差社会を本当に是正するのは、政治や政策ではなく、人間の心のあり方だ
ありがたいことに私はご献本を、毎月数10冊いただくのですが、
その中でも「この本には、今の時代にベストセラーになってほしい」と
熱望させられました。
私がそう熱望するのは、この本が、昨年まで流行り出しきられた感のある
「お金持ちになるための本」ではなく、
「格差社会を本当に是正するのは、政治や政策ではなく、人間の心のあり方だ」
という著者のポリシーと、ニューリッチの人たちに
「本当のお金持ち」らしく「社会が豊かになるお金の使い方」をしてほしい。
という志を感じて、感銘したからです。
人生の師父、日本一の大投資家の竹田和平さんが
「今の日本は旦那が生まれにくい国になってしまっている」
とよく嘆かれているその根本的な問題とその解決策について、
私はもちろんのこと、誰でもがわかりやすいように伝えてくれている
本であることがわかりました。
また私が嬉しく感じたのは、今の日本の状況を和平さんと同じように
憂いている方に、ワタミの渡邊美樹社長や、ドトールの鳥羽博道・名誉
会長らが、いらっしゃるということをこの本ではじめて知ったことです。
この本は、表向きのタイトルやキャッチ、また前半部分はニューリッチ
が持つお金の力による自由の楽しさについて書かれていますが、読み進
めていけばいくほどに、著者が最も伝えたい「志」を感じることができ
るように工夫されています。
そのため私の読後感は、まるで明治維新を起こした志士の一人に自分
がなったかのようなものでした。お金持ちに対する悪い偏見がうずま
いている今の日本にとても必要な本だと私は思います。
読み応え十分です
新しい時代の富裕層について、多角的にまとめています。
著者は、富裕層関連の書籍で知られていますが、集大成になっているようです。
これで1000円はお買い得だと感じました。
数年後に続編を読んでみたいとも思います。
ただ、ニューリッチというのは、直訳すると「成金」になってしまうので、ちょっと抵抗があるかもしれません。
「こち亀」の中川みたいな人たちがぞろぞろ
成功本ではない。富裕層対象のマーケッティング論でもなければ消費行動論でもない。ただ単に、いろいろなタイプの富裕層がぞろぞろと出てくるだけ。富裕層は課税所得を抑えるため、高額な乗り物を会社名義で購入する傾向がある。株の売買で儲けた人は、翌年の期待所得が高いわけではないので、消費性向は低い。といったような分析などが全くない。単に富裕層といわれる人々の「羅列」に終わっているとしかいいようがない。著者も臼井宥文氏、光文社ペーパーバック編集長と新人記者とバラバラなため視点が著しく混乱している。読み通すには相当な努力が必要だと思う。
「自分はこれからどのように生きていくのか?」を考えました
新しくお金持ちになったニューリッチといわれる人が、どういう人で、何を考えて、どんなライフスタイルで過ごしているのかが良く分かりました。
自分の身近な人でおそらく金融資産1億円以上になったであろう人(直接聞いてないけど、たぶん状況からみて持っているであろう)にお金持ちになって、日々どんな生活しているのかということは聞いたことはありませんでした。
一緒に過ごしていても、昔と変わらず同じような感じでお金持ちかどうか普通に見ていたら分からない人が多いので、ニューリッチの方の考えやライフスタイルということについて意識が行きませんでした。
マスコミで見かけるキーワードは「格差社会」「下流」「ニート」「ワーキングプア」というものが多く、格差が広がっており、格差の底辺にいる人びとが増え続けていることに警鐘を鳴らすものが多いですね。今週の週間ダイヤモンドの特集も、『「下流」の子は下流?格差世襲』でした。特集の中で、富裕層向けのプライベートクラブを運営する高岡壮一郎さんは「国内にニートが85万人いるというが、富裕層は147万人。ニートを動かすより、富裕層の行動を活性化することを考えたほうが、よほど意味がある」と主張されていました。
たしかに、日本に147万人いる金融資産1億円以上の人々、人口比で言うと「83人に1人」の人々がどのようにお金を使って何をするのかは大きいですね。
臼井宥文氏の新刊『ニュー・リッチの王国ー本当の豊かさとは何か?ー』では、ニューリッチがどのようにしてお金持ちになったのか、何を考えて、どんな行動をしているのかを2年間かけた取材で明らかにしている。格差社会をどのように捉えて、今度どうすればよいのかを考える上で貴重なインプットになりました。
373ページの最後のメッセージに感銘しました。
「本書では、ニュー・リッチを取り巻くさまざまな問題を取り扱ったが、私が言いたいのは、ニュー・リッチであろうと、オールド・リッチだろうと、そして読者であるあなた自身も、みな同じ地球上に生きているということだ。そこに富の差があったとしても、直面している問題はみな同じだということである。つまり、私たちは次の世代に、できるかぎり、豊かで住みやすい社会と環境を残さねばならない」
「自分はこれからどのように生きていくのか?」を考えるヒントを得ました。 ありがとうございました。
Chance!
これまで、おカネモチの消費行動は単なる顕示欲にしか見えなかった。この本を読むと、おカネモチの合理精神、結局自分と家族への投資なんだねと納得!子供に最高の教育を受けさせる、安全な環境を買う、なるほどね−。トレンドを創り、時代を動かしていくのは『ニュー・リッチ』。羨むだけは、もうおしまい。そろそろレバレッジを利かせなくては。自分と家族と世界を幸せにする為におカネを稼いで使わなくっちゃ、ね。
