第1感 「最初の2秒」の「なんとなく」が正しい (翻訳)

  • [著]M・グラッドウェル
  • [翻訳]沢田 博
  • [翻訳]阿部 尚美

カテゴリ:
単行本 (263頁)
ISBN:
4334961886
発売元:
光文社 (2006/02/23)
価格:
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844 位
評価: 4.0
2008
12/01
Mon

いい加減の本のような題名のしっかりした本

[No.28] posted by 親カッパ

Tipping Pointの著者が書く、ちょっとの情報で本質を掴むことがある
ことの研究

この著者は、記者なのですが、前作同様、しっかりした構成になっています。
プロローグとして、科学判定では贋作かどうかわからなかったものが
専門家の一瞥により、贋作ではないかという、この本の主題である
無意識での力の例をひいています。
良くできているなぁと思うのは、それぞれの章構成、つまり
ちょっとの情報で本質をつかむ、「輪切り」の力の説明
無意識だけで「わかっている」こと、
逆に無意識で間違いを起こしていること
プロローグにもつながる、論理的思考よりも「無意識」が勝つ事例
かといって無意識は説明できないこと
最後に、瞬時の判断とは何かをまとめています。

カーリーヘアだからと言って、逃亡犯と間違えるのは何かというのが
この本を作るきっかけだと謝辞で書いてあるが、まったく説明どおりで
とてもわかりやすい内容になっています。
どうしても、バイアスがかかってしまうこと、そして、
論理的な説明がつく前に、無意識では論理を組み立てようとしている
力がわかりとても良い本だと思います。

2008
11/08
Sat

直感の正しさについて十分に納得できる

[No.27] posted by コーキ

直感で判断したことについて理由は説明できないが、時間をかけて判断したことよりも正しいことが多いというのは誰しも経験があることだと思う。それは何も考えずに判断したのではなく、日常の様々な体験や反復練習から身につけた経験に裏打ちされた訓練の成果であるという理屈が色々な例をあげて説明されていて、十分に納得できる理屈だと思った。
個人的には、合意ルールに基づいた即興芝居の話や、コンピュータに頼らず臨機応変な対応をする軍隊の司令官の話、コーラのペプシへの挑戦などがおもしろく参考になった。

2008
09/18
Thu

瞬間の判断力を磨く。

100.0% (1 / 1)
[No.26] posted by ビタミン・トム

マルコム・グラッドウェルの著書は、かなり独創的な視点と豊富な話題で魅力的だ。

「第4章 瞬間の判断力 論理的思考が洞察力を損なう」は、一読の価値があります。

p124 彼は部下に「支持は出すが諸君の行動を支配はしない」(中略)
「つまり、全体的な指示や作戦の目的は私を含む指揮官が伝えるが、戦場に出た部隊は上からの細かい指示を当てにするな、ということだ。……」

第6章 心を読む力 無意識を訓練する
感情は顔の表情から始まる
p211 顔に現れる情報は心の中で起きていることを示すただの合図ではなく、ある意味で、心の中で起きていることそのものである。

彼女の怒った顔を見た時、「本気で、怒っている」と思った瞬間、手遅れになることもある。
それ以前に、この本を読み返して「第1感」を鍛える必要性を感じる。

p238 最近ではパトカーには二人乗せずに、一人だけ乗せるように、警察署の多くが方針を変えてきている。

なぜ、パトカーに警官が一人のほうが良いのか、興味深い内容です。

人の行動心理を考える上で、とても貴重な1冊である。

2008
09/14
Sun

「ぱっと見」の正誤、結局?

100.0% (1 / 1)
[No.25] posted by なずなっくす

資格試験の勉強をしているとき、
謝った肢を選ぶのに「ぱっと見」で判断出来る事に気付きました。
ぱっと見た瞬間、「あ、これ違う」と言うのが分かるんです。
理由は後からついてくる、みたいな?
なんでだろう、と思いこの本を読みました。

結果、心から満足できる答えは得られていません。
でも、経験が第一感をより強固なものにする、と言うのは納得できます。
実際私の経験も、資格試験が間近に迫った頃の話だったので・・・
(勉強初期には全く感じられなかった感覚でした。)

第一感が正しい事もあるし、間違う事もある。
って結局どっち?が本当の感想です。
ただ、冷静さを保てなければ、第一感が間違った自信になりえる
ということは、きちんと知っておかないと。
文中に出てくる「輪切り」を、まだいまいち理解しきれていないので
もうちょっと深く読もうと思っています。

2008
08/07
Thu

最初の2秒が大切みたい

100.0% (1 / 1)
[No.24] posted by スギさん

物事を決断する時、一番の問題は何であろうか?
作者曰く、「情報過多が判断の邪魔をする」
その理由の例:
・情報集めに熱中しすぎるとデータにおぼれてしまう
・選択肢が多すぎると無意識の処理能力が麻痺する
つまり、瞬間に判断するには情報を減らすことだ。
あなたの決定することで思い当たることはありませんか?

興味を持ったら購入をオススメします。

2008
06/25
Wed

「ひらめき」のネタ探し

100.0% (1 / 1)
[No.23] posted by tishbite

「ひらめき」(blink)「直感」についてのお話。
取材はよくされていると思うけれど
研究というほどでもないのかな。。。
話のネタとしてはとてもおもしろいし
目からウロコな記述もある。
相場の格言にも使えそうな内容も多い
でもそれほど深みのある内容には至っていないと思う。

2008
06/16
Mon

第1感の鍛え方等をもっと知りたい

[No.22] posted by tamkiunraom


本書は切り口が斬新で非常に示唆に富んでいて、とても面白く一気に読めました。

第1感の不思議な点やメカニズム等について明瞭に解説してくれているのですが、
どうやったら第1感を鍛えることができるのかといった所を詳しく書いてくれるのかなと
期待していたので、ちょっと残念でした。


2008
04/28
Mon

■15分の会話から夫婦の15年後が90%見えるとは驚きました!”無意識”を様々な素材を使ってうまく調理しています!!!

75.0% (3 / 4)
[No.21] posted by Pt

・私はカスタマー調査を生業にしているのですが、本書の内容は「素晴らしい」の一言。著者のあげてくれた様々な素材から、日頃の調査で気をつけるべき事、新しい調査手法のアイデアの創出など非常に勉強になりました。
・内容もさることながらこの題名も「素晴らしい」ですね。すっと、無意識に入り込んで、買いたくなってしまいます。
・さて、本書の内容を要約したいのですが、内容が濃すぎてこのamazonレビューの制限文字数では到底伝えられません。
・最もショッキングだったトピックだけ書きますと
 −15分の夫婦の会話から15年後の夫婦の結婚生活の継続性(離婚するか否か)を90%の確率で判断できる、の部分です。
 →判定の概略は、会話中の夫婦の感情の変化の内、4つの感情だけに着目して分類する。(4つとは 防衛、はぐらかし、批判、軽蔑) そのうち、軽蔑の含まれる割合でほとんど結論が出せるという。
その他、色々、無意識に支配されている恐ろしい現実を目の当たりにさせられるのですがとにかく素晴らしく内容の詰まった本です。
p.s.
個人的に勝間和代さんの著書全般の内容の薄さ・胡散臭さゆえ、大嫌いなのですが、帯に推薦文が載っていて、一瞬「この本もやばいかな」と思いましたが、この本は問題なかったです。

2008
04/13
Sun

著者の論理展開に無理がありますが・・・

66.7% (10 / 15)
[No.20] posted by Sato

申し訳ないですが、このタイトルは嘘です。
これは第1感についての本ではありません。

著者は、色々な人の研究内容や結果を引用して、
自身の立てた仮説(タイトル)を立証しようとしているのですが、
その論理展開には、無理があります。
著者が自身の仮説を立証しようと、無理やりこじつけてます。
「いや、この研究結果から、そういう結論にはならないだろう・・・」
と、どうしても突っ込まずにいられない。
全編その調子なので、読んでいてそれが、かなりストレスでした。

ただ、紹介されている様々な研究は、どれも興味深いものです。
著者の無理やりな論理展開は読み流して、
研究に関する引用だけを読んで、
それらについて自分なりに整理してみれば面白いと思います。

というわけで、
研究の引用部分は、読む価値ありですが、
著者の解説部分が、やっぱりどうにも耐え難かったので、
星は2つです・・・。

2008
03/24
Mon

楽しく読めて勉強にもなる

100.0% (2 / 2)
[No.19] posted by nissy1121

表紙にひかれて買ってしまった。

人間の無意識の持つ力というものについての本。
人は、知らないうちに物事を「輪切り」にして考えているらしい。
だから、必要最小限の情報をとらえてそれなりに
正しい判断をすることができる。
そして、その能力は誰にでもあり、訓練することが
できるらしい。
その実例や検証実験についてたくさん述べられている。

たくさんの例について触れているので、
すんなりと読むことができた。
個人的には、瞬時の判断が必要な場合には、
過剰な情報や論理的思考が悪影響を及ぼすというのが
印象的だった。

なかなかおもしろかったです。


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