不良少年の夢 ―全国から集まってきた高校中退者や不登校生徒と共に戦う“元不良”だった教師の熱き挑戦!

  • [著]義家 弘介

カテゴリ:
単行本 (263頁)
ISBN:
4334973922
発売元:
光文社 (2003/05/07)
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北海道にある私立北星余市高校は開校以来、いじめ、校内暴力などでつまずき、居場所を失った生徒たちを受け入れてきた。現在は、全日制普通高校で唯一、中退者を中退した学年から受け入れる試みで知られている。かつてこの高校の生徒であり、今は教師として働く義家弘介が、これまでの半生を赤裸々に描いたのが本書である。

義家は、複雑な家庭環境の中で傷つき希望を失った不良少年だった。北星余市高校でのひとつの出会いまでは。先に生まれただけで威張り散らす「先生」ではなく、教え導いてくれる「教師」との出会いが、不信感や絶望で固められた著者の心を溶かしていった。現在、義家は母校の「教師」となり、かつての自分がしてもらったように、心傷ついた子どもたちに自分自身をさらけだしてぶつかっていく道を選択した。本書は義家の自伝であると同時に、一つひとつのエピソードが読むものを引きつける物語でもある。

本書のテーマは「夢」である。著者は、不良少年だった頃には抱けなかった自分自身に対する夢を、恩師との出会いによってはじめて抱けるようになった。夢を抱けるように、自分自身を信じられるようにと、がむしゃらなまでに子どもたちに向き合う義家の真摯かつあたたかい姿勢が伝わってくる。

本書の舞台である北星余市高校については、生徒たちの写真と文章で構成された『いま君が輝く瞬間』、十年以上取材を続けたテレビディレクターによるルポ『よみがえる高校』などの本がある。本書と合わせておすすめしたい。(山下聖隆)

2006
04/18
Tue

史上最低な本

64.3% (18 / 28)
[No.22] posted by ダレル

アハハ(笑)絶対うそでしょこれ!ちょっとヤンキーやってる人ならわかるでしょ?しかもこの人、口では後悔してるような事いってるけど俺はだまされない。絶対ヤンキーやってた自分かっこいいと思ってるし、他とはちがうみたいに思って自己陶酔してるのもバレバレだよ。熱くなれっていつも言うようだがまさにヤンキーにありがちなおしづけがましさを感じる。だって自分の教え子を妊娠させて中退させてんだよ?いくら純愛って言ったって自分の娘をこんなやつにあずけたくない。いくらかっこつけても生徒を性欲の対象として卒業するまでも我慢できなかった男です。俺は絶対夜回り先生の方が誠実でこどもの事を考えてると思います。いくら今までの教育じゃ子供はついてこないと言ってもこんな先生がちやほやされる日本に本当に嫌気がさします。

2005
10/02
Sun

いい本に出会えた

38.5% (5 / 13)
[No.21]

私は中学3年生のごく普通な受験生です。受験間近となった今、毎日勉強に終われています。初めは頑張っていた自分も段段勉強が嫌になり、宿題をやらなくなり、変なプライドのせいで宿題をやらないまま塾に行きたくなくてサボったりしていました。そんな時に隣の席に座っている友達がこの本を読んでいました。私は周りにはよく「真面目な生徒」として見られていて、正直それがすごく息苦しく、プレッシャーになっていました。だからなのか、「不良」という言葉にすごく憧れを感じていました。そりゃあすごく怖いけど。その頃大して読む本がなく(元々読書が好き)、読んでみてつまらなかったら読まなければいいという軽い気持ちで読み始めました。止まりませんでした。1日で読み切ってしまったんです。いじめにも遭っていた私には共感できる部分もあり、とても感動したし、生きるという事を考えさせられる本だと思いました。一人でも多くの人に読んで欲しいです。

2005
09/06
Tue

嘘ばっかりw

50.0% (16 / 32)
[No.20] posted by 縺ソ繧翫♀繧

不良時代の武勇伝があまりにも嘘くさくて大笑い。
先輩にボコボコにされる→耐え抜いた俺を見て先輩が一目置くように
なった。
ヤクザにボコボコにされる→耐え抜いた俺を見て先輩が一目置くように
なった。
北星余市の先輩にボコボコにされる→ナイフで足の爪をはがした俺を見て先輩が一目置くようになった。
同じパターンを繰り返されたら、気がつくよ。
また、長野県の進学校(どこだよw)時代、担任の頭に火を点けて燃やした事件では、刑事事件にもならず、少年院や家裁送りにもならず、
なぜか児童相談所・・・その後の処分で強制退学にならず、「進路変更処分」になったとある。ね?おかしいでしょ。
つまり、この学校は担任への暴行傷害を見逃して甘い処分で終わらせた
ゆるーい学校ということになるし、長野県は教育県として有名なのに、そんなひどい事をした人を県の講演会に呼んでしまったことになるし、
横浜市はそんな人を教育委員に任命してしまったロクでもない自治体ということになりますね。
本当の話だったら、ですけども。

2005
02/20
Sun

なるほど!よくわかった

33.3% (3 / 9)
[No.19] posted by クリエイティブFMKTG田作健一

作者が最近母校を退職せざるを得なくなったとのニュースで本書に触れてみた次第。TVでは「元ヤンキーが教師に・・・」という部分で目を引いたのだが、当の本人がなぜ教師になったのか?単なる熱血なのか?など様々な疑問があったのだが読んでみてわかったような気がする。わかったような気がする、というのはまだよく分かっていないのだ。

コミュニケーションが不足している現代にあって、こうした活動があってもいいんではないか??逆にこうした先生をクローズアップしなければならないほど学校の現場は駄目になてちるのだろうか。

2005
02/18
Fri

不良少年の夢

21.4% (3 / 14)
[No.18] posted by respect-k

不良少年の夢。
義家弘介先生がこの世に誕生してからの人生がよく書かれています、
なぜ非行を繰り返したのか?
なぜ母校の先生になったのか?
 この本を読めばわかります。

「尊敬」ってこういうことなんだと心から思えました。

2004
06/08
Tue

いまどきの熱血教師

53.3% (8 / 15)
[No.17] posted by アジア海外駐在員便利帳

NHK国際放送の土曜インタビューを見て、北海道は北星学園余市高校の義家弘介教諭の存在を知りました。熱血漢先生です。もう、高校生活なんて15年以上も前の話ですから、私の頭には学校も先生もありません。でも、ブラウン管を通して伝わってくる情熱に打たれこの『不良少年の夢』を購入しました。

彼は元この高校の”不良生徒”でした。

長野県に生まれ、家庭崩壊・高校追放・児童相談所・里親と渡り歩いた少年が最後にたどり着いたのがこの北星学園余市高校でした。「センセイ」は先に生まれただけの存在と馬鹿にし、「ケジメをつける」時は、自身の両足の爪を一枚一枚自分の手ではがす。

擦れた奴だけど根性は一人前。

そんな彼を支えたのが、彼にとって初めての『教師』であった安達先生でした。安達先生は高校生の義家を自分の『夢』であるといい真正面からぶつかってきます。

大学を卒業し、義家は安達先生を追いかけ母校の北星学園余市高校に戻ってきます。全国から高校中退者や不登校生が集まるこの学校で、“元本物の不良”だった教師の挑戦の物語です。

この本の表紙にある彼のメッセージが印象的です。

『夢は逃げていかない
自分が夢から逃げているのだ』

2004
06/05
Sat

同世代として

66.7% (4 / 6)
[No.16] posted by キリン

時代背景など、共感出来る点が多く、一気に読んでしまいました。
子どもたちがいかに傷付き、自分を責めながら生きているか、など、克明に、率直に書かれていました。世代や職業を越えて読んで欲しいです。
特に、教育現場に携わっている方や、子育てに悩む方にも、一読の価値があると思います。

2004
05/13
Thu

不良少年の夢は果たして・・

50.0% (1 / 2)
[No.15] posted by oribe77

一気に読んでしまいました。
内容は義家先生の不良少年になるまで、そしてたちなおるきっかけを
与えてくれた教師・学校との出会いから、大學時代に教員をめざすこ
とになったわけ、そして教員になり母校で教えることの大変さという
構成になっています。
自叙伝というよりは自分の姿を借りて「教育ってなーに」と読者に問
うているような本です。

一番この本のなかででてくるのは「大人の都合」ということば。
読んでいて自分も身が引き締まる思いでした。
最後に北星余市高校の教師集団や生徒を受け入れる寮をきりもりして
いるまちのひとたちのすばらしさ(ある意味すさまじさ)に感動すら
覚えます。
私はまちのこと、学校のこと、そして自分の子どものこと、こんなに

考えて行動できているのだろうか。

2004
04/24
Sat

子どもを愛し、信じて、

40.0% (2 / 5)
[No.14] posted by ayunohaha

 とても、深く物事を考えてきた人だと思いました。自分の起こしてきたことに責任を取るために、深く考えたんだと思う。

 子どもは、愛し許されることを望んでると思うし、彼は小さい頃からそれを望んでたようです。教育において、多面的であることと、多方向であることはイコールではない。教育というもののスタートは、必ず被教育者(教育を受けるもの)からはじまるものであり、ゴールは被教育者のバランスのよい人格形成であるはずである。

 人は人とのかかわりの中でのみ変わっていける。誰も一人では生きていけない弱い存在だ。仲間たちを信じ、共に関わりを深め、そして力を合わせれば、今まで停滞していたものが、一気に進みだす。そして自分自身大きく変わっていける。
 

 休みになった土曜日に学力向上のために塾に行かせる。大いに結構である。しかし、その前に、子どもたちとしっかりと対話し、理解を深めて欲しい。子どもたちにしっかりと動機づけを行って欲しい。
 

彼が、各言葉の一つ一つが心にしみます。子どもにとって、どんなに親の愛情が大切であるかがよく分かります。彼が、余市高校で、先生に教えてもらった茨城のり子さんの「自分の感受性くらい」という詩は、とってもいいです。

2004
03/08
Mon

判断が難しい

50.0% (2 / 4)
[No.13]

私も自分が不良少年というものになったのは大人のせいだ、大人に翻弄され続けた、という考え方には???と思いました。自分のことには自分で責任をもつべきだし、どの人にもその人にしかわからない人生の重荷を背負っているんだから。まずその点は「不良少年」にわかってほしい。でも、そのことに気付くのは本当に難しいこと。大人にとってさえも。冷静に自分や世の中が見られたら、誰もぐれないし、少年犯罪もこんなにないだろうし、世の中は明るいはず。そういうことを教え、導いてくれる存在が誰にとっても必要なのだということでしょう。それはとても根気と愛情がいること。私はそういう教育活動を展開している先生が世の中に確かに存在するということ自体に感動しました。「不良少年」の不当性はだれでもわかっていることです。それをつつくと不満もありますが、この本から読み取るべきはそんなことではないと思います。


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