- [著]藤巻 健史
- カテゴリ:
- ハードカバー (245頁)
- ISBN:
- 4334975364
- 発売元:
- 光文社 (2008/02/21)
- 価格:
- ¥ 1,575 (税込)
- Amazonポイント:
- 15 pt
- 在庫状況:
- 通常24時間以内に発送
ユーズド商品:¥ 315 より
投資入門として
投資入門としてはいいのではないでしょうか?
そこらのハウツーものより投資に対する考え方が身に着くと思います。
興味深い
2008.6.20加筆
藤巻氏は円高反対派で、日本経済が活況を呈するには、
1ドル200円ぐらいになっても良いとする。
日本企業が円高になっても耐えうる仕組みを作り上げている傍ら、
それらの仕組みによって日本人から職が奪われていく様子などは
説得力があって面白いと思った。
つまり日本企業の看板が残っても、日本人の職は残らないのだ。
派遣社員の問題が深刻化する中、興味深い内容だと思った。
以下に本書の内容を列挙する。本書で著者が最も力説したいのは
日経225先物取引だ。株式投資、FX取引と来て、次に流行するのは
この先物取引かもしれない。ただし、金融先物は現在はプロ用のみで、
個人投資家が出来るようになるのはまだ先の話だろうということだ。
1章 ちょっと嫌味な話―私の実績について
2章 デリバティブの重要性
3章 もし私がデリバティブの存在をしらなかったら
4章 先物とは?
5章 代表的取引1 為替の先物
6章 代表的取引2 外為証拠金取引
7章 代表的取引3 債権先物取引
8章 現物市場と先物の関係
9章 金融先物市場
10章 代表的取引4 日経225先物
11章 代表的取引5 日経225オプション取引
12章 今は危機か、チャンスか
モルガン銀行において、利益を上げた投資についての考え方、
その手法が紹介されており大変興味深く読めた。
また、著者はいわゆるBRICsなどの新興国に対する投資には
消極的である。理由は、市場規模が薄いために、
売りたいときに売れない流動性リスクが存在するからである。
投資信託などのファンドに組み込むなら、新興国に進出している
日本企業に投資する形での投資が良いと薦めておられる。
お金というものが如何様に動くのかが理解できて勉強になる。
一読をお薦めしたい。
成功したトレーダーが言うことだからといって個人トレーダーが再現できるとは限らない
私は、デリバティブを駆使する個人トレーダーですが、本書の手法をそのまま応用するのは難しいです。
為替先物の原理は知識の再確認の意味で参考になりましたが、もとより個人には再現できないトレードです(本書にも記述がありますが、信用力がないためです)。
本件は、日経の夕刊に連載中のコラムにそのまま転載されていましたが、金融・為替関係者以外にすんなり理解できる人は少ないと思います。
日経225先物トレードのレバレッジコントロールに関する記述も中途半端な印象でした。
本書のノウハウを誰に向けて発信したかったのか、よく理解できませんでした。
資産運用としてのデリバティブ
かつてJPモルガンに所属していたときに、デリバティブを使って成績を収め、”伝説のトレーダー”という称号を持っていたと言うことだ。
そんな著者の実績をもって、そのデリバティブを解説してくれる。先物取引の事について、かなり基本的な事から解説してくれている。しかし、基本的な内容から、抜け出ていない気がする。
すなわち
1.レバレッジが効き、儲けも大きいが、損失の可能性も大きいリスク商品
2.価格の上昇時期、下落時期の両方において、理論的には、利益を出すことが多い
3.オプションを組み合わせることも可能
なが説明されているのだが、実際、本当に利益を出すことが出来るのか。どんな指標や情報に基づいて動くのか、といったことが、いまいち判然としない。
これが分かってこないと、どうもやっぱりギャンブルのにおいを感じてしまう。
また実際、本の中で扱われる金額の単位が、大きすぎて、これって個人投資家向けの本なの?という感じだ。
この辺りの課題をクリアした内容を今後期待したい。
「実践的に入門書」というにはちょっと期待外れでした
「個人で使えるデリバティブ」
「危機の今こそチャンス
上昇時でも下落時でも儲かる
一番簡単なデリバティブの使い方」
「金融が基本からわかる実践的入門書」
こんなサブタイトルや帯に惹かれて購入しました。
「実践的に入門書」というには内容があまりにも薄い気がしました。
デリバティブを上手に使った儲け方のヒント的な内容はありますが、では具体的にどう実践
するのか?という点についてはほとんどありませんでした。
ポジションを取るタイミング、ポジションサイズ、手じまいのタイミングなど。伝説のディ
ーラーと言われた藤巻氏の手法の一端が垣間見られるかと期待していたので少し残念でした。
デリバティブ・先物・オプションについて、少し理解していて、これらを使った投資に興味
がある方が、そのヒントを得るにはちょうど良い内容だと思いました。
デリバティブ?先物?オプション?って何だろう?という方には少しレベルが高いのではない
かと思います。
「金融の基本」の部分については、同著者の新書「藤巻健史の実践・金融マーケット集中講
義」とあまり変わらない印象でした。価格を考えると新書で充分だと思います。
デリバティブ(金融派生商品)や先物取引を解説している
まずはじめにに著者自身、サブプライム問題発生後、損失を伴っている事を
素直に認めています。
それからデリバティブ(金融派生商品)や先物取引を日経新聞を事例として解説しています。
これが本題でして、その流れの内に講演した(本書は講演を土台にしています)後、
聴講した者からの質問に著者が答えるといったQ&A方式を取っています。
初心者にはまず先物取引は日経新聞のどの頁をみて、重要なキーワードの定義を
説明しているので、とりあえず先物取引はどういう意味か知りたい方々には
本書は有効です。
次にファンドに投資している方々にはよく注意して欲しい事項があります。
日経平均先物です。
自分のファンドを確認されるとこれがあるファンドもあります。
第十章から読まれると良いでしょう。
これの長所が3つ列挙されています。
著者は主に日経先物225と国債先物の2つで相場を勝負してきたそうです。
そして長期投資が基本であると言う事。
FXは3倍までのリスク範囲内で行なう事。
何よりも先物取引は実際やってみないと感触が解かりにくいと言う事。
以上4点を反復且つ強調しています。
直感に過ぎる
新聞やテレビでおなじみの方なので、この一冊を買い求めました。
文体は平易で大変に読みやすいですが、あまりにも直感で書かれているように感じました。「伝説のトレーダー」と言われているのですから、実際にはものすごく様々なことを考えて判断しているのでしょうが、肝心なその点が抜けています。ほかの著書に書かれているのかもしれませんが、ここにも示して欲しかったです。
結局の所、おすすめの投資方法は細かい情報分析が不要となる日経225であり、値下がり局面でも利益が得られる先物が良いとのこと。これは積極的に勝ちに行くための行動ですが、そこまでしなければならい理由について、もう少し説明があると良かったです。
デリバティブに対する偏見を取り除く好著
この本を読むまで私がデリバティブ(主として日経225)に抱いていた偏見は以下のようなものである。
1.レバレッジが効くということは、大きく儲かるということ=大きく損をすることであり、おおよそ、まともなサラリーマンがやるものではない。追証こわい。
これは、他の本や雑誌がレバレッジを効かせることばかりを強調しすぎことによるものであり、本書では、せいぜい3倍程度に抑えることとその方法について、説明されています。特にレバレッジ1倍の場合にはそれは分散投資の1つの有力な形となりうることは目から鱗の指摘です。
2.日経平均なんて、物どころ、形すらない、単なる指数=数字であり。そんな数字で儲けるなんて、博打とかわらない。
指数であっても、実体の株価にしっかりリンクしているし、こうした市場の存在意義(市場を厚くすることの意義)は十分あることが理解できます。逆にデリバティブが十分発達してない、日本の市場は健全どころか、非常に脆弱なものであることが心配になってきました。
また、この本でも指摘されている個人投資家向けの債権先物市場がないことは、プロに対して、個人が不利な点の1つと考えますので、そのような環境に日本がなることを願ってなりません。
星を1つ減らしたのは、講義形式を本にしたこともあるのでしょうが、日経225オプション取引の説明にさくページ数が十分でなく、さわりだけに終わっていること。もう1つは単行本で255ページで1500円という価格のコストパフォーマンスがどう考えるか微妙というところです。(おそらく、将来、前著とあわせて1冊の新書にまとめられるのでないかと想像しますが・・・)
相場界のカリスマ
モルガン時代からの熱心なファンであり、プロパガンダの愛読者である私にとっては当然推薦する本です。藤巻さんの相場観には何度助けてもらったことか・・・数え切れません。複雑で予期できない世界で、確固たる信念を持ち、明確な方向性を示唆してもらった相場の巨人です。確かに当たる当たらないといった短期の結果をいろいろ言う方が多くなりましたが、20年以上の相場の世界でどっぷり浸っていると、藤巻さんの凄さが身にしみて分かってきました。藤巻さんの大きな特徴は率直に相場環境の見通しの過ちを認め、ポリシーは全く動かないというところです。モノラインやクレジットクランチに振り回されてる今こそ、彼の声を聞こうと思います。
とても参考になりましたが・・・
前作、本作と読了。
これから本格的な投資を考えている身としては、とても参考になりました。
しかし、読みやすい文体から考えると2冊とも新書でよかったのではないかと
思うので星減点。
