- [著]荻野目 慶子
- カテゴリ:
- 単行本 (332頁)
- ISBN:
- 4344002350
- 発売元:
- 幻冬舎 (2002/10)
- 定価:
¥ 1,470 (税込)- 在庫状況:
- 在庫なし
ユーズド商品:¥ 1 より
重いけど。。すごいなこの本
荻野目慶子の自伝「女優の夜」を読んだ。
かつて付き合った相手二人が共に映画監督でかつ不倫であり、一人目の相手は自殺、二人目の相手も癌でなくしてしまった話。
別に荻野目ファンじゃないけど癌でなくなった深作欣二監督が結構好きなので読んでみたけど相当重かったなこの本。「舞台の最中だから顔だけは殴らないで!!」という映画Wの悲劇の薬師丸ひろ子のセリフのようなやり取りもいっぱい出てきます。
読み終えてなんかグッタリした。
内容は重過ぎるから置いとくけどかりてた部屋で自殺とかの事件を起こした時その遺族とか関係者が大家に賠償金を払うってことをはじめて知りました
両極端な感想を持った
まず、この本に書かれた出来事がフィクションでないという点で、著者の立場に出来る限り近づけて読むと、自分の想像力を鍛えることができると思いました。今までに感じたことの無い恐怖や絶望、緊張・・・。素人の日常生活では得ることのできない感覚が得られます。
ところが、本人のことを分析しはじめてしまうと、「何でそうなるかな」と感じることが多くあり、やはりその人が出している”気”みたいなものが人を呼び寄せるんだなと改めて考えさせられたりします。また、読み終わった後に「彼女から動いて得たものは何もない。常に受動的。」という風に感じざるをえません。それでいてドラマ以上の内容に、やはり女優というのは彼女の宿命なのかと思ってしまいました。
ノンフィクションの重さ
貴方に試金石としてこの本を捧げよう
それは、純粋さについての試金石。
是非、自分が善人だと思う人にほど、心して読んでいただきたいものだ
私は表紙をめくる前に、合掌して心を静めた。
これは彼女の血で書かれたものであるのは事実だから
そして一晩で一気に読んだのだけども。
私は読み終わったとき
今まで自分に想像力が欠けていたことに罪悪感を覚え
そして同時に、より人間が好きになれた。
読みすすめていく途中でも感じたが、彼女とは性格的にも正反対な部分も多い。
彼女は本当に、自虐的なまでに女優。
そして逆に私は、彼女の自伝を読み加虐的に彼女を分析してしまう。
しかしおかげで私は、人の弱さに対する優しさを教わることができた。
ノンフィクションの重さ
貴方に試金石としてこの本を捧げよう
それは、純粋さについての試金石。
是非、自分が善人だと思う人にほど、心して読んでいただきたい
私は表紙をめくる前に心を静めた。
これは彼女の血で書かれたものであるのは事実だから
そして一晩で一気に読んだのだけども。
私は読み終わったとき
今まで自分に想像力が欠けていたことに罪悪感を覚え
そして同時に、より人間が好きになれた。
彼女は本当に、自虐的なまでに女優。
しかしおかげで私は、人の弱さに対する優しさを教わることができた。
荻野目さんには 頑張ってほしい。
「その日まで」と「その日から」で、その女優の人生は大きく変わってしまった。
恋人との別れ話をつけるために戻ったその部屋で起こったこと。映画監督の恋人との日々、二重生活をしている夫
のそのすべてを受け入れていたその妻、そしてあの事があって、女優として再出発したあとに出会ってしまったひと
との恋、そして別れ。
赤裸々という言葉をあてるのはあまりに簡単で、安易にすぎる。彼女が真摯に過去と向き合い、誇張せず、同情を受
けつける甘えを持たず、彼女自身の言葉で起こったことを書いたものである。
どれほど、ペンを投げたくなっただろうか?身を削るようにしてこんなことを書いて何の意味があるんだろう、と
思ったこともあっただろう。
しかし、彼女は多分、二人の映画監督が遺してくれたものの為に、また、女優として生きていかなければ
ならないこれからの自分の為に、書いたのではないだろうか。(そして、おそらくは、たとえそれが、そこから
始まってしまった運命であっても、そこには確かに愛しあっていたささやかな幸福の時があったことを書き記すために。)
この本を読むと『魔性の女』と使い古され汎用された言葉で、女優荻野目洋子を括ってしまってきたことを、
世間は少なからず反省するのではないだろうか。
今の時代に読んで見る価値がある
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ジャンルはトンデモ本?
申し訳ないけれどとても気持ちの悪い本です。頭の足りない女の子が、男に寄生されて人生をコントロールされ、しかし頭が足りないがゆえにその男の行為に感謝する。
彼女の部屋で死んだ監督は、彼女の自由を奪い、経済的に依存し、彼女に対して暴力さえふるっています。普通に社会生活を営んでいれば、そうした男性の振る舞いの精神的背景を見抜くことができるでしょう。しかし彼女はそれを「表現者だから」と許容します。感受性が高いのではありません。親和性が高く、自分が無いのでしょう。しかし彼女自身にその洞察はなく都合の良い解釈が繰り返されます。それも稚拙な弁護でしかありません。こうした関係にあったら、本来は「何を表現するのか」と問い掛けるべきではないでしょうか。
「言葉に対するあこがれ」があるそうですが肝心の思考力はゼロです。冒頭に引用されたニーチェの言葉、文中に引用される有名人のエッセイ、詩などもふわふわしたお飾り以上の役割を果たしておらず、読んでいてしらけます。思いついた順に書いたとしか思えない文章も素人レベルです。公開私信に近い文章です。
興味本位で
女性週刊誌で批判的に取り上げられていた本書を、興味本位で読んだ。
しかし読後、その内容には決して賛同できかねる部分があるものの、女性でしか理解できかねよう感覚、彼女の純粋さ、わがままさ、そして感受性のひたむきさに妙な感心を覚えた。
社会的に見ればこのような本を出版すること自体からして、批判を浴びるべきことであろうと思う。その位の事は40歳を目前にしてこれほどの体験をし、これ程の感受性を持って生きてきた彼女には判っている筈である。
彼女は今何を考えてこの本を出版したのだろうか。女優という職業がそうさせたのであろうか。それこそ女性週刊誌の書くような興味本位の、内面をたださらけ出すことが、表現であると思っている事で無い事を願いたい。
なかなかこれほど赤裸々につづれる人はいないのでは?
真実を書くこと。人間にとってこれほどつらいことはないと思う。
歪曲せずに自分自身の愛人との関係や、家族との関係を率直につづられていて驚かずにはいられなかった。
たぶんこれは二人の監督に当てた手紙みたいなものだと思う。著者が、深作監督からのエネルギーと愛情を受けたことで人生を見つめ直し立ち直れたこと。そして監督自身も自らの命と引き替えに彼女との関係を選んでいたこと。いつまでも「男」であり続けたいというその執着はこの本から読みとることができた。
不倫は確かにいけない行為だけれども、結果としてこれだけの犠牲を払うことになってしまったその生き方を肯定してあげたくなってしまった。
誰でもが感じることだから・・
テレビの宣伝とは恐ろしいものですが内容自体は普通誰でもが経験するようなことだと思います。なんか何故こういうことを本に出すのかそれがわかりません。女優なら最後までミステリアスに私生活を隠してほしいものです。こういうのを出すと女優って近所のお姉さんくらいにしか思われないのでは??表現もわざとらしくて彼女のファンの方には申し訳ないのですが、思わずそのわざとらしさに笑ってしましました。
