- [著]橘 玲
- カテゴリ:
- 単行本 (274頁)
- ISBN:
- 4344004264
- 発売元:
- 幻冬舎 (2003/12/01)
- 定価:
¥ 1,575 (税込)- 在庫状況:
- 在庫なし
ユーズド商品:¥ 1 より
得をするというよりかは損をしない考え方。
黄金の羽以来2冊目です、
で読後にレビューを拝見しましたら結構レビュー数が多くて意外でした、皆様に関心のあるテーマだからかな、うん。
DMはゴミ箱へとかコンピューターは忘れてくれないとかあいかわらず著者独特の毒舌ぶりが冴え渡ってますねw
ちなみに庶民にとっては、さいきん流行の会計本よりかはいくぶんか役に立つ話が多いです。
私的に信用に一定のラインを設けそれ以上を信頼し疑いの目を向けることに労力をさかないほうが合理的という見方が(いいわるいは別にして)ちょっと衝撃的でした。
あと、
「貨幣に意思はない。それはたんなる空虚な鏡であり、そこに人間の意志と欲望が映し出されている。」P31より抜粋
が印象的でした。
ややこしい話が多いので酒を飲みながらは読めない
「神様と貨幣はよく似ている。貨幣が価値を持つのは誰もがそれを貨幣と信じて疑わないからだ」この書き出しが面白くて買ってしまいました。金券ショップやマイレージなど、いろいろな裏ワザを使ってトクすることができますよ、という本なのですが、裏ワザであるがゆえに、やり方が複雑なところがいろいろあり、真剣に読んでいると疲れます。後半の借金をめぐる話は、あまり自分に関係のない話だったので途中でgive upしてしまいました。酒飲んでいる時に読むのはオススメしません。
経済的合理性に目を向けよ
本書は、クレジットカード・マイレージ・消費者金融・リゾートマンションなど、
我々に身近な経済活動のカラクリと裏技を紹介しつつ、
一貫して、経済的合理性を行動の指針とすることの効用を説いています。
ちなみに、2003年までの情報をベースとしているので、
もはや本書の裏技を駆使して儲けるわけにもいかないでしょう。
それに、そもそも、著者の視線は、単なる儲け話を飛び越しています。
要は、お金持ちになる人の考え方=経済的合理性、ということです。
経済的合理性を考慮に入れて生活していれば、
「お金持ち」になるチャンスが生まれるということですが、
著者は、それが幸福に結びつくとは決して主張していません。
たとえば、要りもしないものを買ってポイント貯めて商品券をもらったり、
マイルで特典航空券を入手するために旅行するなんて、本末転倒も甚だしい。
それよりも、様々なシステムのカラクリを知ることを通じて、
得はしないまでも、損をしないで賢く合理的に生き抜くすべを身につけること。
序章の「頭の体操」から一貫してシニカルではあるものの、
著者の主張はなかなか的を得ているように思います。
特に、親元でお金の苦労もなく暮らしている若い方にお勧めしたい一冊です。
読んで面白いとは思うけれど話半分で。。。
「サラ金がもうかるのはお金を返さない人がいるからだ」とか「高利貸しの最大の武器は道徳だ」いった逆説的な物言いにはハッとさせられたりして面白く読めた。ただ筆者があげる計算法には看過できない間違いがあって本書の数値には信用がおけない。どんな間違いかを極端な数値例で紹介すると、100万円投資すると1年後に200万円になるけど手数料としてその半分よこせという話(つまり100万円が1年後にそのまま帰ってくるだけの話)があった時、著者は金利が100%で手数料が50%なので差し引き実質金利は50%だというのだ!!
もちろん実際の数値はもっとリアルな例でなっているが、ホントにそんなことが書いてあるのである。だまされてはいかんよ諸兄。
この本を理解できる人が金持ちになれる?
副題に「お金持ちになれる人の考え方」と、書いてあったので読みましたが・・・・
細かい。
細かい。
夜中の2時に睡眠時間を削って読むには辛い内容でした。
眠くなります。
ハッキリ言って、内容が余りにも細かいので、つまらないです。
しかし、大きなお金を動かして、その数パーセントの差を集める事や、投売りの不動産を上手く使ったり・・・
「本当にこれが金持ちになる人の考え方なのか?」
とも考えられますが、結構そういう重箱の隅を突く事が大切だと語っているようでした。
具体的には一般人には知られていない、カード会社の損益や、貸し金、リゾート不動産について書かれています。
ハッキリ言って評価の判れる本です。
電気機器を説明書を読んでから使用する人にはお勧めです。
説明書を読まない体育会系や面倒臭がりの人にはお勧めできない一冊です。
面白かった!
一気に読みきれる内容ではないけど、身近な生活の裏の、「小さな影」や「ちょっとした闇」に位置する事柄について斜めから「お金」を尺度に語られています。
小ネタ集
橘怜さんは、現代の制度をふまえていかに合理的に「人生設計」をするか、という本を何冊か出されております。これらはを生活マクロな視点とすれば、本書は生活ミクロな視点の本です。
つまり、「すぐに役立つ小知識」のオンパレードになっています。とはいえ、これらの小知識の先に見えるのは、やはり現代の制度のゆがみであり、ゆがみがあるからこそこれらの小知識が役に立つことがわかります。
まっとうに経済を勉強していると、見えにくい庶民的な知恵(でも深いところにつながっている)を身につけることができます。
誰にでも実践できる日常生活でのファイナンス
橘氏は数多くのファイナンスに関する本を執筆されています。その知識の多くは非常に勉強になるものが多いのですが、全く興味のない人にはあまり役に立たないものが殆どです。
しかしながらこの本は、日常生活で活用できる、ファイナンスの豆知識が多く書かれています。従って、家庭の主婦や学生でも非常に為になると思います。
身近なところから人生のマネープランに取り組むきっかけとなる本です。
中途半端な本
本のコンセプトが明確でないし、
著者の主張がまとまってなくて読んでてイライラするところがあった。
「得する生活」のノウハウを教える本ではないので、
それを期待して読むとちょっとがっかりするかも。
社会の歪みにチャンスがあるとする解説は面白く、
そこに「得する生活」のヒントなりノウハウなりを期待するのだが、
なぜかそこで著者のニヒリスティックな主張が長々と展開する。
「覚せい剤は合法化するべき」など大胆な提案(ひとり言?)
を好き放題書いてる本人は気持ちいいのかもしれないが、
読者にとっては具体的に何の役にも立たない。
このような提案はしっかりとした考察や裏づけが足りないし
そもそも”誰にとってどうのように良いことなのか”があいまいで
少々全体主義的な空論が多い。(この辺りが小林よしのり氏と気が合う所以か)
まあそれでも興味深い情報がまったく無いわけではないので、
読むときにはフォトリーディングなどして
必要な情報を自分で探しながら読むと良いかもしれない。
読者に優しい本ではない。
世の中の一面を知るために・・・。
本書は、損をしないための、ちょっと得するための「世の中の真っ当な『裏ワザ集』」です。「なるほどねー」と感心しながら読みました。厭世的なトーンにちょっとブルーになりますが、知っていて損はない内容だと思います。ゆえに、☆4つとしました。
