- [著]万城目 学
- カテゴリ:
- 単行本 (394頁)
- ISBN:
- 434401314X
- 発売元:
- 幻冬舎 (2007/04)
- 価格:
- ¥ 1,575 (税込)
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TVとは違った面白さがあった
TVでやっていましたが、それにはまってこの本を購入。
ドラマにはない面白さのある内容でした。
地味に日本を助けるオトコ。
ちょっとだけ、「一息」が必要になった一人の男が奈良にある女子校の教師をやる事に。信心深い母を持ち、「神様」の近くで育ったその男がある日喋る鹿と遭遇したことからはじまる不思議な体験ー。
本当だったらそれはすごく壮大で神々を巻き込む救出活劇ーのはずなんでしょうが悠久の時を刻んできた奈良という土地ではこの作品のようにまったりと動いているほうがむしろどっしりとした感じに仕上がっていると思います。主人公が次第に「神経質」を無くし目的を果たすために奮闘する時や鹿のしんみりさせられる古代のお話、そしてラストで主人公が決意したところなど、考えてた以上の作品でした。スイスイ読めるようで奈良時代の知識や現代のお話(鹿談)などなるほどと思える箇所もあり私はドラマより原作を読んだほうがいいかもと思いました。
ぜひ主人公のように迷われている人やそうでない方にもオススメです。
文学のエンターテインメント性を十分に感じさせる
ファンタジーなのかミステリーなのか学園モノなのかよくわからない作品。
摩訶不思議。でも、面白い
表紙に然り、ストーリも漫画チックなのが一般ウケしそう。
万城目学さんの発想力はバツグンだ。
これでもっと味のある文章を書ければ最高なんだけどなぁ・・・。
「鴨川ホルモー」に比べると笑いは少ないんだけど、
鹿がしゃべったり、国の行く末を左右する宝物の名前が「サンカク」だったりゆる〜いかんじでツボを刺激してきます。
いい意味で振り回され、最後まで落ち着いては読めない。
歴史を絡めてあるのに小難しくないのが私にとっては助かりました(笑)
ラストの別れのシーンと手紙がよかったなぁ。
はちゃめちゃなストーリーを展開させておきながら、こんなスッキリしたラストを用意してくれるとは・・・。
あー、楽しかった♪♪
ドラマよりも5割増しで面白い
連ドラがとても面白くて、「これは逆に原作を読んではいけないな」と思っていました。原作の方が面白いに決まっているし、ドラマのいいイメージを壊したくなかったからです。しかし、表紙のイラストの堀田イトがあまりにも多部未華子にそっくりだったので買ってしまいました。
予想通り原作はドラマよりも面白かったです。しかし、「ドラマのいいイメージが壊れるのではないか」ということはなかったです。
私の場合は「ドラマ→原作」の順番で見ましたが、もし原作を先に読んでいてドラマを見ても、「ドラマがつまらない」ということはなかったと思います。まだ読んでいない人のために細かくは書きませんが、ドラマのイメージが壊れることはないことだけはお約束します。
期待がたかかったので
期待がたかかったので主観的には星3つ。期待をのぞけば星4つですね。
だけどみなさん、いろいろな感想がありますね。
個人的にはラストは最高です。ただ中盤にやや中だるみを感じてしまいました。
なぜかな?と思い返すと不必要なエピソードがいくつかおもいあたりました。それが原因でしょうか?
それから、はじめの7歳くらいの思い出はいらないと思います。
これがあると主人公にもしかしたら超能力があるのではとおもってしまうため、普通の人が異常なことにまきこまれるというストーリーの基本コンセプトにのりずらいんです。(すくなくとも自分はそうでした)
あと読みずらくならない程度に方言をはさんでほしかったな。作者はあのあたりの人みたいなんだし。
ロマンティストは計画家。
前処女作『鴨川ホルモー』と同じで主人公の顔が浮かびにくい。今回は名前すらない。そして心情もあまり描かれていない。
この点がスバラシイ。心情は読者自身があれこれと想いをめぐらせればいいのだから記述する必要がないのかもしれない。
野生的魚顔やマドンナに重点を置くと、ドラマ『高校教師』に近い雰囲気ですが、
藤原君のチャーミングさや下宿先のばあさんや母に重点を置けば、『坊っちゃん』よりの雰囲気になる。
人間よりも人間らしい鹿との友情に重点を置けば、映画『E.T』や『アンドリュー』、『ターミネーター』にもなるかもしれない。
同じような読後感を胸にしても、感動の内実に少しバライティがある。
このひろがりが、またしてもスバラシイ。
ポッキー必要。
放映時から買っておいたものの、ドラマの余韻が冷めやらず今頃になって読み始めました。藤原くんの設定がドラマと違うので少しびっくりしましたが、奈良の風景やラストの爽快感がより深く味わえました。読み終わる頃にはポッキーと、たぶん奈良のガイドブックも合わせてお買い求めになっておいた方が良いかもしれません。
悠久の時の流れ
なんといってもタイトルのセンスが素晴らしいと思う。
「あをによし」がいい。
心暖まるファンタジーで、ほのぼのする感じ。
奈良の方言を使っていれば、さらに情緒あふれるものに
なったのではと思うと少し残念。
ドラマで興味を持ちました
原作を読むと、ドラマは結構忠実に作って他のがわかり、面白かったです。
先にドラマで話が分かっていても、充分に楽しめました。
名前あった?
なんだか爽やかで、みんな普通の人(?)で、強烈な悪意など無くて、
優しい気持ちになれる本。
奈良公園の鹿だけが、お辞儀をするってはじめて知った。
ところで・・・・
鹿男の名前って書いてありました?
