- [著]細川 貂々
- カテゴリ:
- 単行本 (127頁)
- ISBN:
- 4344014189
- 発売元:
- 幻冬舎 (2007/11)
- 価格:
- ¥ 1,155 (税込)
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回復してゆくツレさんの姿がわがことのように嬉しく感じられました。
前作を読むと、その後のツレさんの様子がとても気になります。うつ病というのは再発するものだと言いますが、ツレさんの場合、様々な症状がその後も起きているのですね。そういう意味では、治ったと思った後でも気をつけなくてはいけないことがよくわかります。また、うつを発症する前と後では、いろんな面で変わってくることなども理解できました。何より、奥様のゆとりといいますか深い愛情によってツレさんにとって最適な場所が見つけられたことがわがことのように嬉しく思いました。また、うつ病に対しての対応方法(やってはいけないこと、やったほうがいいことなど)が紹介されているのも、助けになります。
お二人のつながりも微笑ましかった。
「ツレがうつになりまして」の前回の本よりは、すき間が多く、ボリュームがありません。
あれほどの読みごたえを期待すると、NGかも。それで星をひとつマイナスです。
しかし、前回の本では「うつ」についての認識が打ちくだかれました。
私の思っていた症状よりはるかにつらい病気だとわかりました。
今度は良くなっていく過程も勉強になり、少しずつ前に進んでいくお二人の姿がとても印象的でした。
本当はもっともと大変なこともあるし、もっと毎日いろいろな努力もされているんだろうなと思います。
ほんの少しかもしれませんが、これを読ませていただいて、前よりもっといろんなことを知れました。
てんてんさんの健気で献身的な姿に心打たれた
うつについてその患者と家族の両方の視点から綴った闘病記マンガです。
本書の中にも何例か紹介されていますが、本書を手にして「あぁ私と同じ人がいるんだ」という心の安寧を得られたといううつ病の読者がかなりいるのではないでしょうか。
ですが私自身は身近にうつ病と闘っている人がいませんので、この病気はまだまだ遠い存在です。そんな私ですから、おつれあいと同行二人の著者てんてんさんのほうに心寄せながら読みました。そして献身的な姿に心打たれました。
もちろんてんてんさんもおつれあいのウツにいらだたされることが一度ならずあったようですが、家族の闘病を通じて「そして私も成長することができたような気がします」と最後に笑顔で綴るのは、なかなかできないことでしょう。
自分だっていつなんどきうつになるかもしれない、という半ば恐怖にも似た思いから<勉強のために>手にした一冊でしたが、むしろ今は、自分だっていつなんどきうつの家族を持たないとも限らない、という思いを持つようになりました。そのとき、てんてんさんのような心持ちで冷静にいられるものかどうか、まったく自信はないのですが。
感動のツレうつ第二弾!!
「ツレがうつになりまして。」
ね第二弾は、ツレである夫が
「うつ病」
になってから、1年半経った後のお話を描いています。
ツレの変化、二人の変化を見ていると勇気づけられます。
病気をすることは、もちろん大変なことなんだけど、
病気になることにより気づくことがあるんですよね。
二人の変化、成長を見ることができる
「ツレうつ」
第二弾は、感動しますよ。
3年で治って羨ましいです。
私はもうすぐ2度目のオリンピックになろうとしているのにまだです。やっぱりこのツレ夫婦の環境が良かったんじゃないかと思います。発症も症状も治療過程も治る時間もみんな十人十色です。ツレ夫婦の環境と配慮が良かったのかもしれません。私は最も身近な人にも理解もされず、一番理解してもらいた最も身近な人のご機嫌が一番私の精神状態を左右するものになってしまい、つらくて悲しいです。暗くて長いトンネル。
私も早くこのツレ夫婦のダンナさんみたいに回復したいです。イラストも文字も大きいので「うつ状態」の人でも読めるかもしれません。でも無理して読もうとしないで体調と相談しながらにしてください。
私は家族から「文句があるなら出てけ」と言われてます。
1155円は高いんじゃないかな
前作である「ツレがうつになりまして」や
イグアナとの生活をエッセイにした「イグアナの嫁」は
作者の気持ちが身近に感じられて、とても感情移入して読めて大好きな作品でした。
ただ、この「続ツレうつ」は、内容が少ないので残念でした。
絵を大きく引き伸ばしただけのページや
フォントの大きい文章のページで水増ししている印象が強かったです。
前作「ツレうつ」が1155円だったら、内容は実質半分くらいなので580円くらいだと
ちょうどよかったんだけど・・・・
鬱初心者はこちらからの方がいいかも
自分も鬱病歴11年ですが、その立場からすると、
「ええ!?今更!?」と思うようなコトに、作者の方々が
気づいたのに、改めて「鬱という名の一人歩き」を感じました。
聞いた事はあるのに、現状を知らない人が殆ど…という。
>余談・アダルトチルドレンとかもそうですね…
障害者自立支援法(旧精神保健法第32条)なども、長く通院してる
方なら、知ってる方が多いかも。
逆に言うと、鬱の治療を始めて日が浅い方は、前作ともども、こちらを
読むと良いかもしれない、と思いました。
今作は作者の方が意識して「鬱」という事を描き、またそれにかかった時、
どんな風に生きていこうかという思いを強くして作っています。
それ故に、「こういう風にウツをつきあう一つの方法」として、とても
参考になる作品だと思います。
鬱は再発するかもしれない。でも、上手くつきあっていく事は出来る。
きっと出来る。
糖尿病とか、生活習慣病とかと同じように。
社会的貢献度が高い本!
決して楽観出来ない夫の鬱病をコミカルに描いた「ツレウツ」の続編。ストレス現代社会においては鬱予備軍を含めれば国民の1/5はウツだという。ウツは特別な人がなる病気ではなく、誰がいつなってもおかしくない。筆者もさぞ大変だったろうと思うがそれを決して暗くなく描いていることが素晴らしい。ウツについての専門書や医学書を読むだけで暗い気持ちになるが、本書では明るくウツについて知ることが出来る。本書は「ツレウツ」のその後を描いていてるが、前作での反省点(会社を辞めることを勧めたことなど)が書かれているので前作を読んだ方も必ずセットで読んだ方が参考になる。家族がウツの人、友がウツの人、自分がウツの人やウツ気味な人でも誰にでも薦められる良本。こうした本は絶版などにならずいつまでも出版され続けるべきだと思う。
うつ病の現実
飾ることなく気取ることなく描かれるこの夫婦の姿は、うつ病を抱えた患者と家族のありのままの姿を物語っている。ひょうひょうとした印象の画風に加えて、淡々とした描写は夫婦の謙虚さの表れであろうか。この一貫した姿勢は非常に正確にうつ病症状を描くことに繋がっている。ご主人の症状はうつ病に見られる典型的なものと考えて問題ない。
症状への対応の仕方、生活の立案についてはケースバイケースなところがあり、筆者らの場合をそのまま誰にでも勧められるわけではないが、基本的な考え方についてはかなり参考にできる。
結論として前書も含めて一般書の中ではうつ病の教科書としておすすめさせていただく。
何よりご主人が寛解状態となったことは喜ばしい限りである。
身近に・・・
鬱の人が多くなってきたので、この続は
接する側の参考にとてもなりました。
