阪急電車

  • [著]有川 浩

カテゴリ:
単行本 (221頁)
ISBN:
4344014502
発売元:
幻冬舎 (2008/01)
価格:
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2,783 位
評価: 4.0
2008
11/04
Tue

嗚呼

100.0% (1 / 1)
[No.44] posted by mukaaaaaai

微笑ましい小説。
読むと癒されます。阪急電車には毎日乗ってるから余計にそう感じるのかも。
色んな駅で色んな人生の人が交錯する。その感じが最高にいい。
しかもその人間模様がいやらしくなく描写されています。
寒くなってくるこれからの季節にお勧めです。

2008
11/02
Sun

アイディアはいい

[No.43] posted by pharedebaleine

たくさんの登場人物のエピソードを電車に乗り合わせたことを接点としてお話をつないでいくアイディアは映画なんかでは珍しくない手法ですが関西の私鉄、しかも実在の路線でやったとこは斬新。キャラクタのかき分けもなかなかです。

ただ、となりに座った見知らぬ人が初めて交わす会話としては結構違和感があり、そこまで話すかなぁ、と感情移入しにくい場面が多々。

それとエピソードのほとんどがカップル(図書館常連の男女、サラリーマンとつきあう女子高生、彼氏のDVになやむ女性、大学生カップル)の恋愛話であるのがちょっと物足りない。

2008
10/25
Sat

ほのぼのとしたラブコメだったのでびっくり

[No.42] posted by アカンサス

母にもらって読み始めましたが、ミステリーめいた事柄がどこまで読んでも出てこない。
もしやと思い表紙を見ると有栖川有栖ではなく有川浩?とんだ人違いでした。
この本に出てくる男性像から推理するに作者の好みの男性は「控えめな善人でちょっと
だけユーモアのある人」のようです。それはまさに阪急沿線住人とぴったり重なります。
往路での登場人物たちが復路(といっても数ヵ月後)ではそれなりに幸せを見つけており
ふんふんと安心して楽しめましたが、作者好みの男性と同じで少し食い足りなさも感じ
ました。

2008
10/06
Mon

頭の中で鮮明に蘇る楽しさと、ちょっと残念な部分と

0.0% (0 / 2)
[No.41] posted by もんもも

小、中、高と宝塚で過ごし、実家も宝塚なので、ロケーションがリンクして楽しかった。
多分、これはあの店だろうなとか、思い出したりして懐かしかった。

小林駅の小学生の話は多分、あの名高い私立のお嬢様学校の事を公立に差し替えたんだろうなと思った。
私立は多い中でも、地域で一番伝統のある学校なので、
あの書き方は実際にあったとしても少し地域民を残念に思わす内容だったのかもしれない。

そして実際はあんまり下品な人は乗っていない電車なので、
時々、それは阪急電車ではなく阪神電車では?と思ってしまう事もしばしばありましたが
品のいい、おばあさんで相殺されている気もしました。

あと、神戸のデザイン事務所に勤務という設定はかなり厳しいと思いました。
デザイン事務所は大阪に集中し、神戸はデザイン事務所が皆無に近いのでちょと残念でした。

と厳しいところも書きましたが、全ての話が繋がっていて面白かったのは確かだし、
懐かしさでワクワクもしました。

2008
09/27
Sat

鉄とは無関係

0.0% (0 / 1)
[No.40] posted by yasukosa

宝塚/西宮北口を往復する間に描かれる恋愛短編集。出会、破局、報復などをテーマに一駅ごとに展開されるが、基本的には女性の凛とした生き方への応援歌がほのぼのと描かれが読後感は爽快。上り下りには6ヶ月の時差を設けて、後日談を披露する構成。軽くさわやかなタッチで読んでいてニヤニヤさせられる。登場人物の描きわけもしっかりしている。土地勘のある私には理解しやすいが、知らない読者に舞台である今津線の雰囲気がどこまで伝わるかはやや疑問。鉄の息子はタイトルから完全に別系統の本と誤解していたようなのでご注意を。

2008
08/19
Tue

地元民からひとこと。

35.7% (5 / 14)
[No.39] posted by reina

阪急電車というタイトル、しかも我が街今津線を舞台にした物語とあって思わず手にしたこの本。
期待しました。すみません、期待しすぎました。
電車という限られた空間と時間の中で、乗り合わせた人と人の出会いを各駅ごとに描く短編で、しかも登場人物が微妙に他の物語にもリンクしている構造、
車中での何気ない一言で勇気をもらったり決断したりと、全ては一期一会だなと爽やかに感じさせる設定。
そこはとてもいい。軽い読み物としてよくできています。
しかし所々の登場人物の会話や行動の感覚のズレが気になって仕方がない。
これは微妙であるけど多くなると共感できなくなり、冷めた気持ちで読んでしまう。
女子高生の会話がボケとツッコミ風に続く部分があるが、これは全く面白くない。クスリともしなかった。

阪急今津線を物語に選んでくれた感謝の反面、それゆえ利用している人間として感情移入ができず辛口レビューになってしまいました。

2008
08/11
Mon

電車はみんなの人生を乗せて

33.3% (1 / 3)
[No.38] posted by 夢追い虫

ほんの15分ほど同じ車両に乗り合わせただけなのに、心が動かされるような出来事に遭遇することがありますよね。
すごーくかっこいい人がいてドキドキしたり、自分と同じ服を着てる人がいて気まずかったり・・・。
この作品はこんな風に電車の中で起こったある人のささいな日常を切り取っただけ。
なのに、どうしてこんなに心がほんわかするんだろう・・・。優しくてあったかい気持ちになれました。

今まで意識したことなかったけど電車ってたくさんの人の人生を乗せて走っているんですねぇ。
一人で電車に乗っている時ってつい無表情でなるべく周りの人と目を合わせず、かかわらないようにしてしまうもの。
嫌な場面に遭遇することもあるけど、でも実はこの本のように素敵な出会いのチャンスの場でもあるのかもしれない♪♪

有川浩さんというと「図書館シリーズ」みたいな激甘をイメージするけど、
今作は恋だけじゃなく、より人間的な感情も含めて楽しめる作品。
有川作品の幅の広がりを実感し、ますますファンになりました(^o^)

2008
07/29
Tue

懐かしさでいっぱい

[No.37] posted by 栞ちゃん

 よくぞ書いてくださいました。浩(ひろ)さんに感謝です。
 登場人物や、会話、風景など、今津線らしさが溢れています。駅名ごとの短編小説が、別の章にリンクする手法も新鮮。
 懐かしさだけを求めて読みましたが、小説としてもなかなかです。

2008
07/21
Mon

淡い恋の心地よさ

[No.36] posted by 西野友昭

阪急今津線という短い距離を走る関西の私鉄が舞台の佳作です。行きと帰りに分かれた構成もユニークですし、日常の見える淡い恋の物語がバランスよく配されおり、肩の力を抜いて読むことができました。人間関係が希薄になっているといわれる今日だからこそ、このような作品に支持が集まるのかもしれません。通勤の合間にホッと一息つきながら読むのに最適の一冊だと思います。

2008
07/05
Sat

行きずりの人たち。

0.0% (0 / 1)
[No.35] posted by 月夜

私は電車のある生活というものをちょっとしか経験したことないですが、
同じ車両に乗っていたとしても、何らかの関係ができることは皆無。
そんな中で誰かとの強い関係ができるのなら、
それはそれで運命なんか感じちゃいそうです。
まるでドラマとか映画のような展開ですが。笑

時々思うんです。
人と知り合いになった時(名前を教えあう時かなぁ)に、
もしかしたら、この人とどこかですれ違ってたりしてって。
住所が近かったりすると、余計そういうこと思っちゃいます。
でもそれは決してあり得ないとは言い切れないことで、
勝手に想像しては、人の縁って不思議だなぁなんて思っています。

この作品は、そういう運命めいたものとか、
電車の中で起こるちょっとしたいざこざとか、
行きずりだから心に響く言葉とか、
そんな要素が沢山詰め込まれています。
胸きゅんが苦手な方にはしんどいかもしれませんが、
恋愛部分以外のところも、楽しめると思うので、是非!


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