- [著]益田 ミリ
- カテゴリ:
- 単行本 (127頁)
- ISBN:
- 4344014510
- 発売元:
- 幻冬舎 (2008/01)
- 価格:
- ¥ 1,260 (税込)
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ユーズド商品:¥ 416 より
感じ方はそれぞれだけどそれでいいと思う
「号泣するくらい気持ちをシェアできる」「分かる分かると共感できる部分が多い」
「分かるけどちょっと痛々しすぎる」「悩んでる割に何もしない姿勢に反発」。。
などなど、その人の今の心理状況や持っている考え方によって、感じ方はずいぶん
変わってくるであろう本です。
個人的には、境遇が似ていることもありシェアできるシーンはかなり多かったです。
登場人物が淡々と日常をこなす中で不安を吐露するので、時に痛々しすぎる。。と
若干冷淡に思うこともありましたが、ベッドで泣きながら、というような昇華行動
で誤魔化すのではなく、日々淡々とだからこそ不安と正面から向き合っているよう
にも思え、私自身も自分の中の不安とちゃんと対峙してみようと感じました。
後は、解決に向けた積極的な行動が描かれていないのは、逆に良さなのではないか
とも思いました。
前向きに行動する登場人物を見せ付けられたら、共鳴度合いが薄れてしまって、
どこかであくまで架空の物語、としか読めないということもあると思います。
不安に悩む姿に自分を投影するからこそ、読み終わった後、自分は不安と
どう向き合いどうしていくべきなのか考えることを促されるように思いました。
これを読んで、「分かってくれる本があった、みんなもそう思っているんだ」と
少しほっとします。
でも、それで安心して終わる人ってまずいないと思います。
むしろ、行動を促してくれる本ではないかと。
共感であれ反発であれ、読み手の心に何かを残すという意味では良本では
ないでしょうか。
女性のダブルバインド
「優秀であれ、ただし男を脅かさないように」
女性はこのダブルバインドの中で、
もがいています。
主人公の他、
専業主婦、
パラサイトシングルといろんなライフスタイルの女性が出てきます。
しかし、
全員そこはかとなく、
現在の自分を後悔し、
つましい未来を夢見ています。
んでもって、
何となく不幸にも
何となく幸せにも見えてしまいます。
自分の選択、
それは恥ずべき事ではないはず。
堂々と生きて行きたい。
そう思わせる本です。
うつ気味な方は
読むのをおすすめしません。
考え過ぎてしまいますから。
気持ちがしんとする漫画
女の気持ちを、こわいくらい冷徹に、客観的に、しいんとするくらいにシビアに、書いている漫画です。
絵柄はとってもシンプル。必要以上にかわいらしくもないし、背景も少ないし、登場人物には表情が少なく、単純な描写です。けれど、線のあんまり書き込まれていないその顔に、気持ちがすくむくらいの、女それぞれの強さがある。
女の人生はそれぞれです。
羨んだり、そねんだり、羨まれたり。みんな自分にないものを欲している。どこにもいない新しい自分を探して、今の自分に少しずつ不満や不安を感じながら、それでも自分を慰めながら人生を生きている。美人も、結婚して幸せそうな人も、独身で仕事をがんばる人も皆、それぞれの幸せ、それぞれの不幸を抱えてる。一生懸命その日を生きている。
そんな当たり前の事実を、こんなふうに、すとん、と書かれると、なんだか生き方を正されるような気がします。そんな認識をもつだけで、世界が少し変って見えるような気がします。自分と境遇が違う人にも、少し優しさが持てるような・・・・そんな、のんびりとした絵柄に似合わず、伝えることはとっても深い、すばらしい漫画でした。
いい本を久々に読んだ
いい本でした。
私の中の何かが癒されました。
どこがいいかはうまく言えませんが、そう感じました。
そして誰かに話したくてここへ投稿しました。
益田ミリさんは、「お母さんという女」を読んでファンになりました。
「すーちゃん」も読んでみようと思います。
人生への姿勢が受身過ぎると思う
この本を読んで思ったこと・・・
登場人物達がそれぞれ自分の未来を考える時、
「どうなるのかな〜」「こうなっていくのかな〜」っていうだけで、
こうしよう、こうなろう!こうするぞっていう自分の意志が全然感じられなかったこと。
人生に対して受身すぎると思いました。
でもこういう生き方をする人は、世の中多いのかもしれないと感じます。
私の職場にも結構います。
考えるばかり、口で言うばかりでいつも行動がないのに、既にあきらめちゃってる感のある人。
なんですーちゃんは美顔のDVDを買って封もあけずにそのままにしてるの?
お友達は自分のかかとの角質に愕然とし、しばらく呆然とした後どうしたのかな・・・。
かかとなんて日々手入れを重ねればきれいになる!(笑)
登場人物の気持ちに共感はしますが、その後「じゃ、どうするか!」という、自分から人生に
踏み出す姿勢が足らなくて・・人生に対し結局怠慢なんじゃないかと感じます。
人は幸せになろうと決めて行動するから幸せになるんだ。
何もしないで向こうからやってくるのを待ってたって、時はただ過ぎていくだけ。
年齢なんてあってないようなもので、無意識に自分が選んだ年齢を生きているようなところが人はあると思う。
たとえ自分にとっての幸せというものがどんなものか今はわからなくても、
人生に対して毎日、何でもいいから自分からアクションをしていく気持ちが大事だと思う。
あまり思い悩まない方がいいと思う・・
この本は、35才と、40才も目前にした独身女性の交流を描いていますが、年齢にあまりにもとらわれ過ぎていて、読んでいて息苦しさを感じました。この年になったらこうなる、その次には、この年でこうなる、と決めてかかっており、体の変化や、境遇も千差万別のはずなのに、まるで、この年齢の全ての女性に制服でもあてがうように、ひとつのコンセプトの元で、描いています。
介護を必要とするご老人も登場します。痴呆は、命の経過の一つですが、それを「成長」と言ってみたり(痴呆になるのは、老化による機能の不具合で、成長とは違います。)、少々作者の子供っぽい理屈が目につきます。
私は、ここに出てくる女性より年上で、人生が本当に意外性に満ちている事を、体験して知っています。 年齢で自分の人生を、ネガティブに決めてかかり、自分を自分で、小さい箱にいれてしまう必要はないと思いますけど・・
ふとしたときに読みたくなります
前作同様いろいろと考えてしまうことありです。普段何気なく思っていることをあらためて考えることができました。結婚、出産、老後・・・。なんだか暗くなりそうですが、ほんわかした絵に癒されました。
1回読んで転売してしまいますた。
共感する部分もあったけど
1回読んで2回読む事無く転売してしまいました…笑
中古を買えばよかった…
淡くて深い物語
物語、と銘打って良いのかどうか、悩むほどの淡い日常の漫画ですね。
絵も簡潔で、背景も少なく、すっきり。
号泣するかは別ですが、この年代の女性は身につまされる人が多いの
じゃないでしょうか?
このまま年を取ったら…
それは結婚していても感じることです。
すーちゃんとは違う悩みだけれど、やっぱり不安はありますよね。
30代〜40代の女性というのは(男性もそうかもしれない)
先が決まる不安、というものにおびえているのかもしれません。
もうそうそうドラマティックな変化は訪れないだろうと。
この日常の延長が、自分の老後であると…そう思うと、来し方を思
い、行く末を憂う。そういう年代なのでしょうか。
頷かされるコマの一言や、ストーリーがあまりに多くて、あぁ、
みな同じなんだ、とちょっとだけホッとしました。
面白いと言うか…あまりに切実なマンガだったので考えてしまい
ました。
☆ひとつマイナスは、値段の割に中味が少なく思えること。
貧乏性なので(^^;
中味は濃いし、深いです。
そして物語と絵柄が淡くて、あっさり。
こんなギャップをいかがですか?
こころが優しくなります
表紙の気の抜けた感が、だらーんとした生活の内容かと思いきや、物凄い日々思いを巡らせて生活している女性達に非常に共感して、涙しました。
ちょうど自分も30代半ばの独身。
この先の人生の分岐点にいる登場人物と同じような事を考えてました。かなりリアルなできごとが多かったです。
皆それぞれ愛情を持って人に接している姿に、今まで薄れかけてた気持ちに気付き、こころ暖まりました。
最後はすーちゃんに「結婚しなくても大丈夫だよ」とこころの中で呟いてしまいました。
