学力がケタ違いにのびる算数脳の育て方 (幻冬舎実用書 芽がでるシリーズ)

  • [著]高濱 正伸

カテゴリ:
単行本 (135頁)
ISBN:
434490091X
発売元:
幻冬舎 (2006/10)
価格:
¥ 1,260 (税込)
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74,728 位
評価: 4.5
2007
11/25
Sun

算数の成績を伸ばす2つの力には諸手を挙げて賛成しますが・・・・

76.5% (13 / 17)
[No.2] posted by monchat

 書名が刺激的なので、中身は軽薄かと疑うかもしれませんが、実際には大人でもすぐには解きにくい知能パズル満載+数々の有益な助言という内容です。子育てのテクニックの漫画は大変リアルというか現実そのもののようなところがあり、妻とともに大笑いしました。
 感心したのは、算数を伸ばす力として「見える力」・「詰める力」の2つを重視していることで、色々と具体例を出して説得力があります。現代数学の根源をなす考え方には直観主義、論理主義、形式主義の3つがあり、それぞれ仏のポワンカレ、英のラッセル、独のヒルベルトが代表的な例とされますが、「見える力」は直観主義、「詰める力」は論理主義に相当し、高濱氏の説は極めて妥当性があります。数学もセンスの良し悪しが大きく左右し、そうした直観力は日頃から些細な気構え、あるいは天賦の才覚が必要なように感じます。詰める力は単に論理的な運びの習熟だけでは不十分で、問題解決への執拗さが根源をなしますし、学校時代に子供が好きなことを徹底的に遊ぶ必要があるという主張には大賛成です。
 問題は、遊びまくっても、知能パズルを沢山やっても算数が伸びない子供達がおり、やはり塾や計算の方面を重視しなければならないことです。塾・計算についての書籍が頻繁に目につくのはその事実を示しています。「技術的操作がスムーズにできることと、数学的な理解との間には、それほど明確な区別はない」(“1冊でわかる数学”)からこそ、計算や学習塾での種々多様なテクニック吸収が子供達の間で日夜行われており、これらは(特に計算は)本来学校でやるべきものなのです。受験勉強の水準が極度に高くなったために塾で行われ、一般家庭の多くがそれに引きずられ、まず計算からとりかかり、高濱氏の本が逆に熱冷ましとして役立つべきなのですが、御自身も現在の受験制度に肯定的であるために意識せざる悪循環となっています。

2006
12/23
Sat

子育てのhow to本

76.9% (10 / 13)
[No.1] posted by 一児の

算数脳だけで無く、子育てにも参考になるお話が盛り込まれてます。発想を豊かにすることは、生活も豊かにできることだと思います。実生活にどう活かしていくかも詳しく書いてあるので、子育て本としても実に役立つ本です。


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